百十四銀行は、香川県を地盤に岡山県や大阪府など瀬戸内地域に展開。資金量は四国で2位。大企業取引多い。
株主優待は香川県特産品(カタログギフト)です。
百十四銀行の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
香川県地盤で四国2位の地銀
香川県では圧倒的
百十四銀行は香川県を地盤としており、預金シェアで50%程度、貸出金では40%程度のシェアを保持し、圧倒的な存在となっています。
香川県内では、メインバンクの企業数が2位以下に倍以上の差をつけるなど、圧倒的な存在です。
四国アライアンス
百十四銀行は、阿波銀行、伊予銀行、四国銀行とともに四国アライアンスを結成し、包括提携を結んでいます。
厳しい経営環境の中で、地銀の再編・提携が進んでいる中の1例となっています。
銀行業にとって逆風吹き荒れる経営環境の元 謎の秘密結社 四国アライアンスを結成するなど、生き残りに必死です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
中期経営計画
百十四銀行は2020年3月期を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画を発表しています。
2020年3月期において純利益95億円以上、ROE3%以上を目標値としています。
純利益95億円以上は2017年3月期に達成済みの数値であり、3年後の目標として掲げるには意味がないとも思えますが、それが今の地銀ということかと思います。
株主優待は香川県特産品(カタログギフト)
株主優待は保有株式数に応じてカタログギフトから選べる香川県特産品がもらえます。
- 1,000株以上 2,500円相当
- 5,000株以上 5,000円相当
さすが香川県だけあってうどんの種類が多いカタログギフトの内容を画像で紹介されています。
うどんの種類が豊富ですね〜
こういうカタログ楽しいです
引用元:株主優待でゆる節約生活中!
銘菓がつまったご当地セットも選べるそうです。
優待カタログは、香川名物の讃岐うどんから、骨付鶏、レアシュガー、工芸品に至るまで、51の商品から選べますが、その中でいろんな銘菓が詰まった「讃岐ご当地セット」にしました
引用元:ハルクの株主優待&株主総会日記
総合評価
2018年4月時点でPER10.3倍/PBR0.36倍と指標的な割安感はありますが、地銀はどこもこれくらいの評価となっており、セクター丸ごと見放された存在になっています。
資金に余裕があり、優待銘柄の分散投資をしている方であれば優待目的に保有してもよいかと思いますが、そうでない個人投資家にとって、地銀セクターは現状は触る必要は無いと思われます。
低PBR、低PERであり、魅力的な優待品があることを評価されています。
地方銀行には低PBR、低PER、それぞれの地域に密着した地銀ならではの魅力的な優待品の「3種の神器」が揃ったところが多いですが、ここ百十四銀行はその王道を行く、小粋で愉快で素敵な銘柄です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
全体的に普通の評価です。
【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:C
・財務安定度:C
・配当利回り:D
・割安感:C