【2018年7月】7月クオカード優待銘柄の比較分析

7月のクオカード優待の銘柄を比較分析したいと思います。

稲葉製作所の1銘柄だけは図書カードですが、クオカード優待の仲間に入れます。

6月優待銘柄の比較分析ではちょっと数が多すぎたので、7月優待銘柄はクオカード優待とそれ以外に分けて比較分析してみようと思います。

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7月クオカード優待銘柄の比較分析

分析対象

今回の比較分析の対象は6銘柄です。

不二電機工業稲葉製作所シーアールイーネオジャパンブラスCasa

利用データについてはページ最下部に表で掲載しています。

市場評価

まずは現在の市場からの評価としてPERとPBRを見てみます。

縦軸がPER(今期予想)です。

横軸がPBR(前期実績)です。

稲葉製作所が減益予想であり、PERが異常値まで跳ね上がっているため、対数軸にしています。

7月 優待 クオカード

稲葉製作所は今期の利益予想が極小となっており、PERが異常値と言える状態まで跳ね上がっています。PBR評価で見る方が妥当であると思われます。

高評価(割高)な銘柄

グラフの右上部分の銘柄は高評価(割高)といえます。

ネオジャパンが飛び抜けて高PBR高PERとなっています。業績絶好調で財務も優良であり、市場から高い評価を受けています。

配当・優待を目的に投資するというよりは、業績の伸びに期待する銘柄と思われます。

低評価(割安)な銘柄

グラフの左下の部分は低評価(割安)といえます。

不二電機工業はPERは高めであるもののPBRは1倍割れとなっています。

ブラスはPBRは1倍超ですが、PERは最も低い水準です。ウェディング事業銘柄のPERは低い傾向がありますので割引いて考える必要はあります。

自己資本利益率(ROE)

次にROEとPERで見ていきたいと思います。

縦軸がPER(今期予想)です。

横軸がROEです。

7月 優待 クオカード

高ROE銘柄

シーアールイーが飛び抜けています。その割にPERが低めにも見えますが、不動産業としては十分評価されている水準と思われます。

ブラスも高ROE・低PERです。ウェディング業界もPERは低い傾向ですので、フェアバリューといった水準でしょうか。

低ROE銘柄

稲葉製作所と不二電機工業が特に低ROEとなっています。

効率的な経営とは言えない状態となっています。

総合利回り

優待銘柄ということで、配当利回り+優待利回りである総合利回りを見てみます。

縦軸が総合利回りです。

横軸が自己資本比率です。経営の安定性を見る指標として総合利回りと合わせて見てみます。

7月 優待 クオカード

不二電機工業は3年以上の継続保有でクオカードが増額されますので、2種類のバブルを記載しています。

総合利回りが高い銘柄

不二電機工業の総合利回りが高く、かつ自己資本比率も高いです。自己資本比率90%以上という鉄壁さです。(その分ROEが非常に低くなっています。)

3年以上の継続保有で総合利回り3.5%を超える水準は、全銘柄の中ではそれほど高い訳ではありませんが、7月クオカード優待銘柄としては最も利回りが良い状態です。

稲葉製作所も同様に総合利回りも自己資本比率も高いですが、不二電機工業には劣ります。

総合利回りが低い銘柄

ネオジャパンが最も低いです。高PER高PBRの評価を受けている反面、総合利回りは低くなっています。配当や優待を目的に投資するのではなく、業績に期待して投資する銘柄です。

残りの銘柄も総合利回り2.5%前後となっており、特に魅力的な水準ではありません。

7月クオカード優待 個別銘柄ピックアップ

以上の比較分析から、期待の銘柄をピックアップしたいと思います。

王道優待銘柄

不二電機工業は、低ROEですが、鉄壁の財務とそれなりに良い総合利回りであり、王道優待銘柄として3年以上の継続保有を目指して投資しても良いと思います。

7月の優待銘柄は数少ないので、その中でもクオカード優待を狙うのであれば、不二電機工業の一択です。

優待より業績に期待する銘柄

ネオジャパンとシーアールイーについては、優待を目的とする銘柄ではなく、業績に期待する銘柄です。

ネオジャパンは好業績・好財務で、PERやPBRの指標的には割高感のある水準まで評価されています。

シーアールイーは高ROEであるものの、不動産業銘柄ということでPERは上がりにくいと思われます。それでも物流関係は今後も業績期待が大きいと思われます。

まとめ

7月優待銘柄のうち、クオカードと図書カードを貰える銘柄に絞って比較分析してみました。

7月クオカード優待として1つピックアップするなら不二電機工業ですね。しかしながら優待権利日に向けて株価上昇し、権利落ちで株価下落するというBOX相場を繰り返しており、底で拾った方が良いかもしれません。

稲葉製作所もなかなか総合利回りが出ていますが、業績も含めて考えると、長期保有には厳しいかなと思います。

クオカード優待以外の7月優待銘柄については以下で比較分析しています。

▼クオカード優待以外の7月優待銘柄についてはコチラ

【2018年7月】7月優待銘柄の比較分析
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7月優待銘柄について、クオカード優待とそれ以外に分けて比較分析をしてみます。 今回はそれ以外の方の比較分析となります。 ▼クオカ...

利用データ

2018年7月6日時点の数値を用いています。

PERは今期予想(yahooファイナンス)です。一部の銘柄で業績予想がなく、yahooファイナンスに記載されていないものは、四季報データを用いました。

PBR、ROE、自己資本比率は前期実績値です。

グレアム係数は、PER×PBRです。

総合利回りは、配当利回り+優待利回りです。優待では長期優遇制度は含めず、利用価値のあると判断される優待内容のみを採用しています。

銘柄名から本ブログの個別分析のページも確認いただけます。

銘柄 PBR PER グレアム係数 ROE 自己資本比率 総合利回り 単元価格 時価総額
不二電機工業 0.81 26.99 21.86 2% 92% 3.0% 1,414 94
稲葉製作所 0.68 460.38 313.06 2% 73% 3.2% 1,441 258
シーアールイー 1.54 13.74 21.16 26% 39% 2.4% 2,066 268
ネオジャパン 6.77 63.15 427.53 11% 76% 1.0% 1,450 215
ブラス 1.48 9.48 14.03 16% 38% 2.5% 883 50
Casa 1.99 15.59 31.02 13% 54% 2.4% 2,304 125
不二電機工業(3年以上) 0.81 26.99 21.86 2% 92% 3.7% 1,414 94
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