アクトコール(6064)

アクトコールは、賃貸住宅入居者等に会員制で水回り問題等の駆け付けサービス提供。自社コールセンターも。

株主優待は飲食店優待券またはクオカードです。

アクトコールの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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本業よりも飲食店優待券が有名

事業内容は多岐にわたる

アクトコールの事業は多岐にわたっており、水回り問題等の駆け付けサービス、コンタクトセンターサービス(コールセンター受託)、決済ソリューションサービス、不動産開発事業、AI、音楽ライブサービス、飲食業をそれぞれ展開しています。

個人投資家の多くは優待に釣られた状態となっており、事業内容を分析するようなブログはほとんどありません。

アクトコールなんですが、この企業あまり知らなくて、優待のためだけに購入していまして、株主通信見て初めて事業を知りました。

引用元:株好きバーバリー好き洋楽好きの投資生活

今後は、駆け付け事業やコールセンター受託、家賃収入代行などを伸ばす想定です。

駆け付け事業は注力中である持家・エネルギー市場向けを中心に、会員の大幅な増加(48→66万人)を前提としたセグメント増収を見込むほか、付随するコールセンター業務についても、“アウトバウンド”領域の開始により業容拡大を図ります。また、家賃収納代行事業に関しても家賃保証会社等との連携強化により、2桁の伸びを狙います。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

その一方で、これまで収益の柱となっていた不動産事業は縮小しています。

利益の柱であった不動産事業については、案件の小型化により、利益貢献は前の期の半分程度に留まる見通しとなっているため、全社トータルでは減益に沈む見込みです。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

飲食業の業績は不明

飲食業は本業ではないこともあり、株主通信にも詳細が記載がないほどです。

それでも飲食業を展開していて、株主優待に使えるということには、株価維持・向上に役立つとも言えます。

優待の食事券を使用できる「パンとエスプレッソと」を展開しているのは「(株)ヒトビト」という子会社なんですが、ここの業績はよくわからないんです。株主通信にも詳細の記載がありません。

引用元:株好きバーバリー好き洋楽好きの投資生活

昇格意思ありか

2016年6月に3分割、同12月に2分割と、株式分割を繰り返しています。

また、個人投資家に人気の優待を行っていることで、株主人数も多く、東証2部または1部への昇格の意思があるものと思われます。

株式分割したところですね。一部上場狙いかな?

引用元:おばちゃんお得情報奮闘記

株主優待は飲食店優待券またはクオカード

株主優待は保有株式数に応じて、飲食店優待券またはクオカードがもらえます。

  • 100株以上 飲食店優待券2,000円相当 または クオカード1,000円相当
  • 200株以上 飲食店優待券8,000円相当 または クオカード4,000円相当

200株以上の場合の方が利回りが高くなります。

飲食店優待券については、有名店「パンとエスプレッソと」で利用でき、利回りも高いため、個人投資家から人気を集めています。

同社の優待は非常に魅力的でずっと狙っていました。

引用元:ベトナム株、インカムゲイン、株主優待で夢を見るっ!

「パンとエスプレッソと」で優待券を利用され、満足したので継続保有すると紹介されています。

この値段なら、原宿ですし、お得だと思いました。

パンは確かに美味しいですね。すごい柔らかいんですよ。
普通のパンとはちょっと異なる感じでして、これはこれでとてもいいなと思いました。
具の方はボリューム以外は書くような特徴がなく・・・。

引用元:株好きバーバリー好き洋楽好きの投資生活

総合評価

高利回りの飲食店優待券によって、個人投資家から注目を集め、株価維持・向上を図っている印象です。

一方で本業は分かりにくく、業績も読みにくいため、その点を深く分析している個人投資家はほとんどいない状況です。

優待狙いで100株または200株ホールドするには良いと思いますが、それ以上の手出しは無用と思われます。

これまでのように不動産事業で決算数字を作ってきた方針から転換しつつある可能性を指摘されています。その場合、決算数字は悪く見えやすいとも指摘されています。

これまで通り不動産売買で数字を作る方針から転換しつつある可能性があり、今後は実際の事業価値による“真水”部分でバリュエーションされやすいことに留意する必要がありそうです。(※不動産売買で水増しされていた部分の利益が消えると、見栄えが悪くなりやすい)

引用元:なちゅの市川綜合研究所

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