アダストリア(2685)

アダストリアは、カジュアル衣料店をSC内軸に展開。『グローバルワーク』などブランド多数。アジア出店拡大。

株主優待は商品引換券です。

アダストリアの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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業績・株価の振れ幅が大きいアパレル

事業内容

アダストリアは、多彩なブランド展開のカジュアル衣料店を展開しています。

企画・生産から販売までを一貫して手がける垂直統合モデルで成功を果たしました。

マルチブランド

10代からミドルエイジまで、マスマーケットからコアマーケットまで、様々な層をターゲットとした多彩なブランドを展開しています。

アダストリア ブランド展開

アダストリアWEBサイトより抜粋
http://www.adastria.co.jp/aboutus/business/

ヤングカジュアルのLOWRYS FARMや、マスマーケットのGLOBAL WORK、niko and…あたりが有名です。

大規模ショッピングセンターにはこれらのうち複数のブランドで出店しているケースも多くあります。

マルチカテゴリー

アパレルに加えて、バッグ、シューズ、キッチン雑貨や家具など、様々なカテゴリーを品揃えしています。

飲食業にも乗り出す

中期経営計画に掲げた新規事業として、飲食業にも乗り出しています。

メインブランドであるグローバルワークのブランドを冠してカフェをオープンさせています。

昨今はアパレル店舗の中にカフェを併設するパターンが増えており、流行りに乗ったビジネスでもあります。

新規事業の一つは、飲食業!なんだそうです。
昨年11月にカフェカンパニーという会社と共同会社を設立し、その後、同社のメインブランドである、グルーバルワークのカフェをこの6月8日に、浜松のイオンモール内の同社の店舗内にオープンしたそうです。

引用元:株好きバーバリー好き洋楽好きの投資生活

業績:売上順調も利益はバラツキあり

売上については順調に拡大しており、多彩なブランド展開や新事業・M&Aによる成長が見えます。

一方で利益についてはバラツキがあり、2011~2014年は減益となった過去があり、2014年にいたっては最終赤字に沈んでいます。

2016~2017年は利益回復も、2018年2月期は再度減益となりました。

売上は早い成長を見せていますが、利益については2014~2015年に大きく減らしていると指摘されています。

服屋さんですが、売上はなかなか早い成長を見せています。も、2014~2015年に利益を大きく減らしその後利益を立て直して来ているという感じ。も、過去の利益率には届いていなく、過去の収益性を取り戻せるか?売上増は続くのか?とかなかなかポイントになりそうところが多く

引用元:大河の一滴

ある個人投資家の惨劇

アダストリアに集中投資して、炎上・消えていった個人投資家がいらっしゃいます。

結果的に考えは正しかったものの、投資するのが早すぎたために、暴落時に悲劇を生みました。

彼は正しかった。ただ勝負に出るのが少しだけ早すぎたのでしょう。株式投資ではその考えが秀逸でも、手掛ける時期が適切でなければ結果が出ない、それどころか驚くほどの惨劇を招くこともあります。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

アダストリアが自社で一貫生産・販売する垂直統合モデルへの転換期に「まつうらじゅん」という個人投資家・ブロガーが集中投資していました。

垂直統合型というビジネスモデルへの変革。

これが「まつうらじゅん」の投資魂に火をつけたようです。「グロース株はアダストリアをおいて他にはない」と言わんばかりの盲信ともいえるほどの溺愛ぶりでした。

引用元:伴 OFFICIAL BLOG

一度は株価上昇で資産が増大したものの、その後の悪決算によって株価は暴落します。

ブログに書かれたアダストリアの展望を信じた他の個人投資家たちが大損し、ブログは一気に炎上しました。(言うまでもありませんが投資は自己責任です。)

最初はコメント欄への書き込みへも対応していたようですが、ついにブログは閉鎖され、まつうらじゅんという個人投資家は姿を消しました。

「まつうじゅん」はブログを閉鎖しました。

連日連夜の批判の嵐にメンタルがやられたのか、嫌気がさしたのかはわかりません。ヤバすぎる炎上に恐怖を覚えたのかもしれない。

引用元:伴 OFFICIAL BLOG

財務は健全

有利子負債は極小であり、キャッシュも多く抱えているため実質無借金が続いています。

2018年2月期においては、自己資本比率56%となっており、前年度より悪化はしたものの、健全な情愛です。

財務はまずまずと評価されています。

財務はまずまず。流動比率は130%ほどで売掛金や在庫が少し多いですが、業態的に問題ないレベルだと思います。有利子負債も少なめ。

引用元:バネ男の株のアレ。

2014~2015年は追い詰められたものの、その後は積み上げて意外に財務は良好と評価されています。

意外に財務は良好で有利子負債は少なめ。わりと現金も豊富です。ただ2014~2015は追いつめられた形跡がありますね。でもその後はまた財産を積み上げてきてます。

引用元:大河の一滴

中期経営計画

アダストリアはローリング形式の3ヵ年の中期経営計画を発表しています。

2020年2月期目標:バラ色

2020年2月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表しています。

2020年2月期において、売上高2,600億円(年率+8%成長)、営業利益260億円(年率+21%成長)を目標値としています。

売上成長に加えて、営業利益率を7.3%→10%に引き上げる計画であり、営業利益の伸びが大きいものとなっています。

少しバラ色すぎるとも指摘されています。

中期経営計画が掲載されています。
いわゆるローリング中計ですね。

数値目標は私の感覚としては少しバラ色過ぎですね。

引用元:RYUの投資日記

2021年2月期目標:下方

2020年2月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表しています。

前回まで定められていた売上高目標については撤廃されており、営業利益率8%とROE15%の目標のみとなっています。

営業利益率についても、前回中計の10%から8%へ下方修正されており、ネガティブな印象です。

株主優待は商品引換券

株主優待は保有株式数に応じて商品引換券がもらえます。

  • 100株以上   3,000円相当
  • 200株以上   5,000円相当
  • 2,000株以上  10,000円相当
  • 10,000株以上  20,000円相当

有効期間は1年間で、商品引換券のみでも利用可能(=金券)です。

まだ今年来た優待、使えていませんが←
アダストリアのグローバルワークス気に入っています。
優待券はここで消費予定!

引用元:ぐうたらOLの気ままな投資&貯金日記

換金率はイマイチ

5,000円分の商品券はメルカリで4,000円くらいになってしまったそうです。

換金率80%は金券の中ではイマイチかもしれません。

飲食業のお店でも使えるとなると、店で使う方がいいかもしれないとコメントされています。

昨年取得した5000円の商品券は、結局メルカリで売ったんですが、実際の収入額は4000円位になってしまったので、店で使うのならその方がいいですよね。
さらに、ここの優待が食事券的に利用できるとなると、株購入というのもいいかもしれません。

引用元:株好きバーバリー好き洋楽好きの投資生活

総合評価

売上は順調に成長していますが、利益は振れ幅が大きい会社です。

2018年6月時点でPER15.7倍/PBR1.35倍となっています。前回高値の4,210円→1,433円(-66%)まで調整しており、底値探りの展開となっています。指標的にはそろそろフェアバリューかとも思われます。

業績と株価の振れ幅が大きく、優待狙いなら悪くありませんが、集中投資に向くとは思えません。

ファンダメンタルズ的にはそこそこ良く、利回りも高めなので、優待狙いなら悪くないと評価されています。

高利回り銘柄としてピックアップ。業績は回復、財務まずまず、CFはよし、利回り高めという銘柄です。優待を使う人なら悪くないでしょう。

引用元:バネ男の株のアレ。

業績は上下ありそうで株価も上下ありそうであるため、投資家の腕が試される会社だとコメントされています。

PBRではほどほど。PERで低めという感じでしょうか。業績は上も下もありそうで下に行くならたぶん株価も落ちるのでその際に拾ってみるというのは悪くない作戦かも。

引用元:大河の一滴

女性には人気のある株主優待であると評価されています。

  • 株価(1,537円)★☆☆☆☆:かなり悪い状況
  • 配当金(3.25%)★★★★★:株価が下がり、利回りは維持
  • 優待内容 ★★★★☆:利回りは良いです
  • 参考指標:PER 16.4倍、PBR 1.4倍
  • 総合得点(15点満点):10点

※ データは2018年6月1日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

魅力的な商品が多く、株主優待を使っても欲しいものが尽きないと評価されています。

魅力的な企業だと感じる。
配当金も高く、実店舗の商品のラインナップも興味深い。
キッチン雑貨にしかり、アパレルにしかり、手に取って見てみたくなる商品が非常に多い。

引用元:独法職員の株主優待日記

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