アジュバンコスメジャパン(4929)

アジュバンコスメジャパンは、美容室経由でスキンケア、ヘアケア、美容機器を販売。関西地盤。製造は外部委託、高価格品多い。

株主優待は自社製品(シャンプー・トリートメント等)です。

アジュバンコスメジャパンの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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サロン経由でヘアケア用品を販売

事業内容

アジュバンコスメジャパンは、サロン向け化粧品・ヘアケア用品等を企画・開発・販売しています。

商品販売においては、代理店経由または直接サロンへ商品を販売し、各サロンは最終消費者へカウンセリングによる販売を行っています。

そのため、アジュバンコスメジャパンはサロン向けに商品の知識・技術の提供を行うとともに、サロン経営サポートシステム(MAPシステム)も提供しています。

再生医療

共同研究契約先である、理化学研究所と再生医療ベンチャーのオーガンテクノロジーズは、2018年6月に、再生医療分野「毛包器官再生による脱毛症の治療」に向けた非臨床試験を開始すると発表しました。

これを受けて、アジュバンコスメジャパンの株価は2日連続ストップ高をつけます。

しかしながら、業績への寄与は当面先になることから株価は下落に転じ、結局は行って来いとなっています。

非臨床試験自体が2018年いっぱいかかる見通しであり、その後に臨床試験→製品化となるにはまだ相当な時間がかかるため、期待は時期尚早と指摘されています。

ただこの臨床前の安全検証に2018年いっぱいかかる見通しであり、臨床クリア→製品化にはまだ相当な時間がかかるため、共同研究期限である2018年10月31日の期限の延長は勿論としても、例えばAGA(男性型脱毛症)対策のヘアケア商品の上市で業績爆発・・・といったことがあったとしてもかなり先の話となるので、過度な期待をするのは時期尚早かと思います。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

好財務

2012年の上場で得た資金によって無借金経営となっており、その後の業績は冴えないものの好財務が継続しています。

2018年3月期においては、キャッシュ19億円(cf. 時価総額80億円)を保有し、自己資本比率は79%となっています。

中期経営計画

アジュバンコスメジャパンは、2023年3月期を最終年度とする5ヵ年の中期経営計画を発表しています。

2023年3月期において、売上高100億円(年率+13%成長)、営業利益20億円(年率+55%成長)を目標値としています。

利益成長が著しい計画に見えますが、売上高を5年間で倍化させつつ、10%まで落ち込み続けている営業利益率をV字回復させて20%に戻すことで、目標値を達成する計画です。

登録サロン数を増やす量的拡大策がベースとしつつ、MAPシステムの拡販とクラウド化を推進するとコメントされています。

成長の骨子は登録サロン数を6,879→10,000件まで増やす量的拡大策がベースであり、サロン数の拡大に合わせて、サロン経営・顧客管理システムである「MAPシステム」の拡販とクラウド型への切替導入を推進する方針です。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

株主優待は自社製品(シャンプー・トリートメント等)

高価格のシャンプーとトリートメントのセット

株主優待は5,000円相当のシャンプーとトリートメントのセットです。普通の小売ではなく、美容室向けに販売している同社らしく、高価格の商品です。Re:>>>(リ:)というブランドです。美しい髪を取り戻すということでしょうか?

同社のシャンプーとトリートメントが各1本ずつ入っていました。同封されていた[4929]アジュバンコスメジャパンの商品カタログを見てみると、このシャンプーとトリートメントは合わせて定価5,100円の価値のようです。

引用元:DividendLife!

家族サービスに良い!

高価格のシャンプーとトリートメントといっても男性にはあまり価値が分からないようです。奥さんや娘さんなど女性からの評判は上々のようで、男性の個人投資家にとっては、家族サービスができる優待と言えそうです。

私はオッサンなので、この商品の本当の価値は分からないのですが、うちの嫁に言わせてみると良い商品なんだそうです。そう思うと、家族のためにこの優待をゲットしたのは正解だったのかもしれませんね。

引用元:DividendLife!

ヘアケア用品といえば最大手はミルボンですが、そこと比較してもアジュバンコスメジャパンの方が良いという意見もあります。

早速、嫁さんに使ってもらったところなかなか良いとのこと。
以前ミルボンの株主優待(シャンプー&コンディショナー)も試してもらったがアジュバンのほうが使っている成分がいいらしい。

引用元:株式投資で億万長者を目指す貧乏サラリーマンの妄想夢日記ブログ

優待が株価を底支え

このような魅力的な優待であるからこそ、株価が底支えされると考えられます。また、もっと注目が集まれば株価はまだ上がるという意見もあります。

ここの会社の株主優待が世の女性投資家達に知れ渡れば、きっとかなりの買い需要が発生するのではと考えています。

引用元:マイナーな割安株発掘隊

総合評価

2018年7月時点の総合評価

再生医療ネタでストップ高するも、行って来いとなり、株価トレンドは横横が続いています。

2018年7月時点でPER69.1倍/PBR1.70倍となっています。広告宣伝費の増加による減益を予想しており、PER評価は異常値となっている印象です。PBR評価で見るほうが適正かと思われます。

売上は堅調ですが、中計の通りに利益率をV字回復させられるかが焦点となりそうです。それが確認できるまでは株価は横横を続けると思われます。

2017年3月時点の総合評価

無借金・高財務であり、配当もしっかり出しています。また高価格のシャンプーとトリートメントという優待です。配当優待株として1単元を保有するのは悪くないと思います。

アジュバンコスメジャパンは強固な財務体質、高い総合利回り、魅力的で力のある優待品 の3拍子揃った素敵な銘柄です。PF中位としては全く文句の付け所がないですね。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

優待が続く限りは継続保有する方も多いのではないでしょうか。

アジュバンコスメジャパンは、商品の不正流通により、一時期業績が悪化していましたが対策をしっかり立てて業績の改善が期待されます。有利子負債がゼロの会社なので、100株だけですが優待が続く限り継続保有したいと思います。

引用元:大好き 鹿児島

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