SOU(9270)

SOUは、ブランド品・貴金属・骨董品・美術品などの買い取りや販売を手掛ける。

株主優待はありません。2018年3月IPOでマザーズ上場しました。

SOUの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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コメ兵のライバル

事業内容

SOUは、ブランド品や貴金属等の買取事業・オークション事業・販売事業を行っています。

「なんぼや」等のWEBサイトおよび実店舗にて買取を行い、その品物をBtoBで販売するのがオークション事業であり、BtoCで販売するのが販売事業となります。

扱っている品物やビジネスモデルは、コメ兵と似ていると指摘されています。

「独自のビジネスモデル!」と書いてあるわりにはコメ兵との相違点が発見できませんでした…。

引用元:エセバリュー投資日記Ⅱ

同様にコメ兵がライバルであるとしながらも、SOUの強みはBtoBのオークション事業にあると指摘されています。

SOUの強みはお客様に売るではなく、お客様に売る業者に売るだと思ってます。

引用元:Kabu Berry

2018年 IPO

SOUは、2018年3月にIPOでマザーズへ上場しました。

公募価格3,300円に対して初値4,100円(公募価格比+24%)と上々のスタートとなりました。

上場後は一旦下げたもののすぐに高値更新し、2倍近いところまで上昇しました。その後は緩やかな右肩下がりとなっています。

業種、公開規模から需給は厳しく、人気化するような案件ではないと指摘されています。また、業績・利益の安定感についても不透明感が強いとコメントされています。

まず人気化する案件ではないことに加え、規模が大きく供給がだぶついており、需給的にかなりきびしいと言えるでしょう。また、業績も利益が安定しておらず、先行きの不透明感が強いです。

引用元:株初心者入門ブログ たまごの投資日記

ひふみ投信

2018年4月、上場間もなくして、レオス・キャピタルワークスのひふみ投信がSOUを組み入れ、大量保有(7.48%)したことが明らかになると、SOUの株価は高騰しました。

それと前後して株価の動きが激しくなっており、売り買い交錯した状況となりました。

引け爆弾発生のSOU(なんぼや)、ひふみ投信運用のレオス・キャピタルワークスが大人買い報告

引用元:市況かぶ全力2階建

大幅増益なるか

SOUは上場後1期目である2018年8月期において、売上高+31%、営業利益+64%を計画しています。

上場に得た資金を店舗拡大に使用し、大幅な増収増益を目指しています。

上場時の41店舗から2年間で1.5倍以上に増やす予定とされていますが、急激な店舗拡大に運営が追いつくのか注目されます。

その増収が続くのかということですが今回の上場資金は新店舗に当てられています。今から二年ほどで27店舗予定されています。

現在のなんぼやは41店舗ですので

1.5倍以上の店舗増です。

引用元:Kabu Berry

2018年8月期2Q決算においては、通期計画に対して売上高52%進捗、営業利益70%進捗と高い進捗率を達成しており、通期計画の達成が見えてきました。

総合評価

上場1年目は過大な成長計画に見えましたが、2Q決算では上振れ期待もできる内容となっており、期待が持てます。

2018年5月時点でPER28.1倍/PBR7.83倍となっています。高い成長率を織り込んだ評価になっていると思われます。

類似企業・ライバル企業としてコメ兵がよく上がっており、コメ兵と比べたときの成長力や株価評価が1つの基準と見なされそうです。

(2018年5月時点で、コメ兵はPER18.3倍/PBR1.16倍であることからすると、SOUには割高感があります。)

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