旭情報サービス(9799)

旭情報サービスは、独立系情報サービス会社。企業内ネットワークシステムの構築・運用などに技術者派遣サービス。

株主優待はカタログギフトです。

旭情報サービスの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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安定感のある情報サービス会社ながら、個人投資家からの人気はイマイチ

事業内容

旭情報サービスは、ネットワークサービス、システム開発・運用を行っています。

売上比率80%を占めるメイン事業がネットワークサービスです。ネットワークサービスとは、顧客企業内のITインフラの構築・運用・管理を行うとともに、システム運用管理からオペレーション業務までを一括して受託しています。

システム開発・運用においては、業種・業務分野にとらわれず、多様な知識と経験を持った技術者を派遣し、様々な開発案件をサポートしています。WEBアプリケーション、制御系、業務系などに対応していることや、システムの企画から運用までトータルでサポートできることが強みです。

IT投資続くも、値引き要請強い

IoTやAIを活用したITサービス、クラウドサービス、セキュリティ対策等、IT投資が続いており、旭情報サービスの収益に寄与しています。

一方で、既存システムの案件についてはコスト削減要求が強く、旭情報サービスにとっては値引き要請がきつい状況となっています。

財務は鉄壁

実質無借金経営が長年続いており、毎期生み出されるキャッシュを積み上げています。

2018年3月期において、ネットキャッシュ49億円(cf. 時価総額98億円)、自己資本比率79%となっています。

財務的には全く問題ないと思われます。

中期経営計画

旭情報サービスは、2019年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表しています。

2019年3月期において、売上高108億円(年率+3%成長)、営業利益9.0億円(年率+8%成長)を目標値としていました。

業績好調により、2年目の2018年3月期において、営業利益は1年前倒しで目標を達成しました。

そのため、売上高110億円(年率+4%成長)、営業利益9.7億円(年率+11%成長)へと目標値を上方修正しています。

残り1年での上方修正ということで、目標達成はほぼ確実と思われます。次の観点はどれだけ超過達成できるかと新中計となります。

株主優待はカタログギフト

株主優待は1,000株以上で一律5,000円相当のカタログギフトです。

5,000円相当ということで高額のカタログギフトです。2017年に選ばれたケーキドーム、2016年に選ばれた鎌倉彫のお箸を紹介されています。

この「旭情報サービス」の高額ギフトは「カタログギフト界の雄」に相応しいものです。具体的に内容を見て行きましょう。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

高級感があります。梅干しを選択されたそうです。

ゆうパックで届き、

三越の包装でした。

引用元:はてさての優待拾い

石鹸を選択されたそうです。

5,000 円相当のカタログから妻のリクエストで選んだのは
サボンド マルセイユ石鹸です。

引用元:早期退職への株式投資

総合評価

安定業績、好財務、小型株(東証2部)と個人投資家好みの銘柄に見えますが、優待が1,000株単位と高額であったり、昇格意欲がないためか、人気はイマイチです。

2018年6月時点でPER13.6倍/PBR1.23倍と概ねフェアバリューと思われます。高成長でもないので上値は追いにくく、指標的な割安感もないので、現状では手を出す必要性を感じません。

指標的な割安感はないものの、好財務と利回りの観点でホールドするには問題ないと評価されています。

旭情報サービスは指標的には妥当なところと思いますが、好財務、まずまずの総合利回りで、PF上位銘柄としてホールドしていくのに特に不足はないと考えています。これからも「自由度満点の珠玉のカタログギフト優待」を楽しみにしながらのんびりとホールドしていく予定です。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

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