アマナ(2402)

アマナは、CG制作、Web販促を強みとする広告会社。ストック写真販売と広告が両輪です。アニメ会社は譲渡してしまっており娯楽部門は縮小しています。

業績は安定していませんが、ここ最近は復調の兆しが見えていることと、CCCが大株主(10%)となったことがトピックスです。株主優待は長期優遇ありでお米が貰えることから根強い人気があります。

アマナの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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モデル変革期から収益力向上期へ

広告事業とストック写真販売事業が両輪

アマナはCG制作、Web販促に強い広告会社とされています。また、ストック写真販売も行っており、この2つの事業が両輪となっています。

2013~2015年は「モデル変革期」として、業務効率化や人件費削減に取り組み、生産性・採算性を向上させました。

当社は2013-2015年の3年中計期間を「モデル変革期」と位置付け、労働
集約型ビジネスモデルからの脱却を目指し、上述の社内構造改革を実施し、
この3年間で売上高1.4倍増を達成しました。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

2017年12月期からは「収益力向上期」として、利益を倍増させる計画です。

今期(2017年12月期)から始まる新3年中計期間は「収益力向上期」の位置付けであり、本格的な収益の刈り取りが始まる見込みです。クラウドのacpの活用やAIとの融合で更なる効率化を進め、営業利益を3年で5億→10億円に倍増させる計画です。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の存在

アマナの第2位株主として10%を保有するのがCCCです。CCCといえばツタヤですが、そのCCC代表の増田氏はアマナの社外役員を長年務めています。

アマナとCCCの協業・シナジー効果について注目する意見があがっています。

CCCが昨年秋に同業のフォトクリエイトをTOBで完全子会社に収めた
ことです。フォト社は全国で提携カメラマンを抱えているほか、結婚式場や
学校・幼稚園などの写真得意先を有しているため、協業することで相当程度
のシナジー効果が見込まれますので、今後はその辺の動きが注目されます。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

株主優待はお米

株主優待はお米で、長期優遇で貰える量が以下のように変わります。

  • 1年未満 2kg
  • 1年以上 4kg
  • 3年以上 6kg

6kgの場合は3種類のお米が貰えるそうです。

ななつぼし・おぼろづき・ほしのゆめ・・各々2キロずつ

合計6キロ分でした。

引用元:システムエンジニアの晴耕雨読

量だけでなく、味もおいしいので、人気の優待となっています。

それぞれのお米が大変美味しいお米なので、ぜひ継続保有をおすすめしたい銘柄です。

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

総合評価

業績が不安定で無配転落していることから不安感があります。それでも中期計画およびCCCとのシナジー効果には期待感があります。

また、お米が貰える優待は長期保有がお得となっており、一定の人気があります。

株価(720円)★★☆☆☆:元気ありません
配当金(なし)☆☆☆☆☆:いつの間にか無配に
優待内容 ★★★★★:長期継続保有がお得
参考指標:PER 78.2倍、PBR 2.47倍
総合得点(15点満点):7点
※ データは平成28年11月16日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

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