エリアクエストは、 ビルテナント誘致で出発。借り主への店舗開発提案も。関東圏基盤に、ネット配信でも顧客開拓。
株主優待は優待券またはクオカードでしたが、わずか1回限りで廃止となりました。
エリアクエストの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
目次
優待新設で人気化
事業内容
エリアクエストは、ビルの所有者または経営者に対して、マーケティング、テナント誘致、ノウハウ提供を行うテナント誘致事業を展開しています。
ストック事業から、サブリース型のストック事業へと切り替えたことで収益が安定化してきています。
首都圏駅前店舗物件ではシェアNo.1とのことです。いちばん美味しいところでシェアを確保できているのは強みと言えそうです。
創業15年で首都圏駅前店舗物件シェアNo.1らしいです。首都圏でシェア持っているのは好印象ですね。
引用元:ユトリイチオ
不動産関連銘柄であるので、景気・不動産市況の影響を受けると思われます。
そのため、それを覚悟の上で投資すべきかもしれないと指摘されています。
ただ、不動産銘柄ということで、景気耐性は気になるところです。
テナント誘致なども、どん底の不景気時は苦戦するのではないかな~と思いますので、それは覚悟の上で投資すべきかもしれません。
1部昇格期待
2018年3月に優待新設されたことで、1部昇格の期待があります。
東証1部昇格には時価総額40億円という基準があります。エリアクエストは優待新設前には時価総額50億円ほどとギリギリの状態でしたが、優待新設によって60億円超まで上昇しました。
また、エリアクエストのWEBサイト(採用情報)に「2018年上場に向けて、会社を一緒に盛り上げて行きたい方」と記載されており、1部昇格を狙っているのではないかと指摘されています。
これは1部上場を狙ってますね笑。
1部上場に向けて株主優待を新設した可能性が高いです。
引用元:yukigu投資ブログ
財務は安定的
2017年6月期において、ほぼ実質無借金となっており、自己資本比率は44%となっています。
不動産銘柄としては非常に安定的な部類になるかと思います。
財務的には安定感があると評価されています。
財務面は、自己資本比率が約4割で、現金等≒有利子負債なので、安定感はありそうです。
不動産業にしてはめずらしい自己資本比率の高さであるとコメントされています。
不動産業にしてはめずらしく自己資本率が45%以上と高いので安定した経営をしていますね。
引用元:yukigu投資ブログ
廃止済み:株主優待は優待券またはクオカード
わずか1回限りで廃止
2018年3月に優待新設が発表され、個人投資家にも人気となりましたが、6月末の優待1回きりで優待は廃止となりました。
優待廃止のお知らせが昼間に発表されると、後場には失望売りが殺到し、-22.6%安で引けています。
エリアクエストが優待トラップ、3月に新設の株主優待をたった5ヶ月でさっさと廃止
引用元:市況かぶ全力2階建
過去の優待内容
株主優待は一律100株以上で優待券またはクオカードがもらえます。
- 優待券 2,000円分
- またはクオカード 1,000円分
優待券とは、指定飲食店舗で利用可能と案内されており、一都三県の駅前提携店舗約70店を予定(居酒屋・中華料理店・丼店・靴販売店など)しているとのことです。
詳細な店舗は優待配布時まで不明ですが、関東圏の一部店舗のみですので、多くの個人投資家はクオカードを選択するのではないかと思います。
2018年3月に優待新設→人気化
2018年3月に上記の優待新設が発表されました。
1単元が低額にもかかわらず、クオカード優待であることや利回りが高いことから、人気化しました。優待目的の個人投資家は飛びつき買いしたものと思われます。
優待新設が発表され、飛びつき買いしたとコメントされています。
昨日、優待の新設ニュースを出した同社ですが、とびつき買いをする形になりました。
引用元:元証券トレーダーの株ライフ
3万円以下でクオカード優待であれば人気がなくなることはないとして、利回りも4%あるため、買いだと判断されています。
3万円以下でクオカード優待だと人気が無くなることはないと思いますので買いだと思います。
総合利回りも約4%ですし。
1単元が3万円以下と低額ながら、1,000円分のクオカード優待ということで、6月末の権利確定日までには上がるのではないかとコメントされています。
経験上クオカード優待がある銘柄はそうそうなことでは株価は下がりません。1単元3万円以下で1000円分のクオカード、というのはなかなかの太っ腹優待だと思うので、6月末の権利確定日までには上がっているんじゃないかと見込んだわけです。
引用元:電光石火の逆を行け!!
総合評価
2018年8月時点の総合評価
わずか1回限り(5ヶ月)での優待廃止という前代未聞の出来事は、個人投資家を蔑ろにしたと言っても過言ではなく、クソ株に分類させていただきます。
2018年8月時点でPER14.8倍/PBR2.55倍となっており、株主優待が廃止され、株価も評価も暴落しています。
このような個人投資家を蔑ろにする銘柄には2度と近づかないことが懸命と思われます。
2018年6月時点の総合評価
業績よりも、株主優待新設と昇格期待により買われている銘柄です。
2018年6月時点でPER25.3倍/PBR4.35倍と高評価されています。
3万円ほどの低価格で1,000円のクオカード優待ということで、優待利回りは3.3%あり、配当もあわせると4%ほどとなります。優待券の方が利回りは高くなりますが、クオカードでの利回りでも十分な水準と思われます。1単元購入して放置している優待目的の個人投資家が多そうです。
1部昇格が魅力的であり、優待的には100株以上(複数単元)持っていても意味がないが、株価上昇を狙って多めに買っておくとコメントされています。
優待券の利回りは文句なしですが、クオカードの利回りは少し物足りないかな。しかし、エリアクエストは東証一部上場を狙っているようです。つまり、一部昇格による株価上昇も併せて狙える銘柄。優待的には100株以上持ってても仕方ありませんが少し多めに買っておきます。
引用元:ユトリイチオ
優待新設→1部昇格期待となっており、リターンが望めると評価されています。
東証2部の新設株主優待は何か意図があるはずと考えられるため、複数単元購入して、キャピタルゲインで1単元購入したものは戻ってきそうな気がする