ありがとうサービスは、ブックオフ、ハードオフFC。フードはモスバーガーFC等と自社展開。四国・九州・沖縄に展開。
株主優待はありません。
ありがとうサービスの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
四国・九州地盤のフランチャイジー
事業内容
ありがとうサービスは、リユース業および飲食業のフランチャイジーとして、四国九州に店舗を展開しています。
リユース業としては、ハードオフやブックオフ、オフハウス、ホビーオフを運営しており、2018年4月時点で合計87店舗を展開しています。売上比率は68%となっています。
飲食業としては、モスバーガーや大戸屋等を運営しており、2018年4月時点で合計33店舗を展開しています。売上比率は32%となっています。
出店余地はありそうだと見られており、会社側もそう言ってはいますが、なかなか店舗が増えていません。
四国、九州メインということでまだまだ出店の余地はありそうですが、採算が取れる地域がどれほどあるかは不明です。
引用元:みやびの館@株式投資
ここ最近のトピックスとしては、カンボジアへの進出、松山初の「俺のフレンチ」出店などがあります。
フランチャイジーとして
ありがとうサービスはフランチャイジーとして事業展開している点で、強みと弱みを持っています。
強みとしては、初出店からブランド力・集客力を持っているということと、大手のノウハウ獲得等があげられています。
・フランチャイジーであるため初出店からブランド力がある。
・大手のノウハウを得ることができる。
引用元:みやびの館@株式投資
弱みとしては薄利であること、独自店舗の弱さがあげられています。
・フランチャイジーであるため薄利。
・独自の店舗のブランド力はまだまだ。
引用元:みやびの館@株式投資
社長の魅力
ありがとうサービスの社長は地元スーパーのオーナーだったが、フランチャイジーに業態転換した人です。
事業自体には独自性がないものの、社長自身に独自性があったとうことで投資に踏み切ったそうです。
事業内容に独自性がない(FCだから当たり前ですが)というのが引っかかるが、フランチャイジー会社の社長自身に独自性があった、という感じ。
引用元:「配当金を雪だるま式に増やす投資日記」Dividend Snowball Investing
総合評価
順調に成長しているように見えましたが、ここ2年は増収減益です。それでも利益を上げてキャッシュを稼ぎ、株主還元もしっかりと行っています。
2018年5月時点でPER10.5倍/PBR1.24倍となっています。減益に陥っているので株価が下落した分、指標的な割安感も出てきています。PBR1倍+今後稼ぎ出すキャッシュという評価でしょうか。
悪くはないけれど、目立って良いところもない。割安感はあるものの・・・という感じです。
派手な成長は期待できなさそうとしながらも、利益を上げて株主還元してくれれば長期的にホールドしたいと評価されています。
派手な業績の伸長は期待できなさそうな業態ではありますが、それなりに利益を上げてくれて、株主還元が厚ければ私自身はそれで満足だと思いますね。今後も、長期的にホールドしたい銘柄であります。
引用元:DividendLife!
割安なだけで、ここが良い!というものは見当たらないと指摘されています。成長性が感じられないのが欠点といえそうです。
割安なだけで、突きぬけるファクターが見当たらなかった。人材への投資をしているのは、良いことだと思う。売上が上がるとともに、出来高と割安修正で株価収益率もあがるのかな?会社は、まだまだ伸びるにもかかわらず配当をだしてしまうので伸び代が浅い印象。もっと成長性とシナリオが欲しい。
引用元:ひばり@中長期投資