アクシーズ(1381)

アクシーズは、鶏肉国内大手。ケンタッキー(KFC)と食肉卸向け柱。飼料製造から加工まで一貫。外食FCも。

閑散銘柄でしたが2014年度からの急成長で人気銘柄へ。株主優待は鶏肉加工食品です。

アクシーズの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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閑散銘柄から人気銘柄へ

2014年から成長加速

アクシーズは2014年前半までは、商いが少ない閑散銘柄となっていました。

しかし、2014年度の好決算から急成長を遂げ、2015年度、2016年度と最高益を更新しています。

数字は2015年に覚醒した感が見えます。理由はわかりません。PBRは高いように見えますが赤字もなくPERという点では評価が低いと言えそうな水準です。この数字の伸びが続くなら面白そうです。続くかどうかはわかりません。

引用元:似非FPが投資のことをまったりのんびり考えるブログ

成長要因は生産性向上とコスト削減

2016年6月期の決算短信による説明では、『生産能力増強とコスト削減を同時に進めるべく設備投資を実施した結果、出 荷重量を増加させることができたことに加え、製品歩留りの改善も進み更なるコスト削減を達成することがで きました。』とあります。

効果的な設備投資が好業績に結実したものと思われます。

安価な食肉供給を行っており生産性向上によって利益率が大幅に改善し急成長。

引用元:薄給公務員の中長期投資

また、高単価なブランド鶏の好調さや、食の安全の効果を指摘する意見もあります。

ここ数年は順調に増収増益。ここ二年くらいは利益率が高まっています。高単価なブランド鶏などが好調なのかもしれません。外国産の鶏が問題になったのは記憶に新しいですし、食の安全が叫ばれる昨今、国産の鶏肉は成長が見込まれますね。

引用元:バネ男のディフェンシブ投資日記

個人投資家への人気向上

2014年度以降の好業績から、財務基盤も盤石なものとなりました。

無借金経営であり、2016年度には自己資本比率75%となっています。

負債全体よりも現金及び預金の方が多いというピカピカの財務体質になりました。

引用元:バネ男のディフェンシブ投資日記

好業績、好財務、割安株ということで、個人投資家からの人気が高まっています。

まだまだ市場人気が低く安いため、おススメ銘柄です。
難点は、優待が500株も必要なところ。100万円ほど必要です。
100株に変更すれば更なる急騰が望めるのですが。

引用元:薄給公務員の中長期投資

四季報からピックアップした個人投資家も多いようです。

今日発売の最新の四季報で見つけた銘柄です。前回の四季報でもチェックした銘柄ですが、前号よりPERは割安になっています。

引用元:バネ男のディフェンシブ投資日記

今後の業績は鶏肉相場次第か?

最高益の更新を続けるアクシーズですが、もともと、業績は鶏肉の相場に影響を受けやすいとの指摘もあります。

この会社は業態柄、鶏肉相場の動向に業績が左右される部分が大のようなのでまずは100株のみ打診買い。

引用元:社畜脱出して早期リタイアを目指す男のブログ

鶏肉供給過剰感で、相場下落が懸念されています。

引用元:薄給公務員の中長期投資

株主優待は鶏肉加工食品

株主優待は500株以上の保有で、鶏肉加工食品が貰えます。

500株以上ということで敷居が高く、狙って取得している個人投資家は居なさそうです。

内容は2kg相当の加工食品で冷凍されているそうです。

「薩摩ハーブ悠然どり」を使用した2kg相当の加工冷凍食品が届きました。すべて調理済みなので、電子レンジですぐに食べられます。

引用元:株主優待品 紹介

総合評価

成長割安株で時価総額200億円以下ということで、個人投資家好みの銘柄だと思います。

問題は成長力に持続性があると見るかどうかにありますが、飼料価格、為替、鶏肉相場と、外部影響に左右されやすい点が、投資に踏み切るには躊躇してしまうのではないでしょうか。

一方で、優待拡充や東証1部2部への昇格といったカタリストに期待も大きく、盤石な財務をもって株主還元強化も期待できそうです。

将来は昇格もあるかもしれませんし、財務から見ても優待・配当の株主還元拡充余地はある気がします。買ってみようかしら?

引用元:バネ男のディフェンシブ投資日記

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