アメイズ(6076)

アメイズは、九州を地盤とするホテルチェーン。ロードサイド型のビジネスホテルを運営しています。福証銘柄です。

九州から全国へとチェーン展開を始め、成長が期待されている一方で、福証銘柄ということで十分な評価はなされず割安にあります。

アメイズの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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2013年に福証へ上場

アメイズは2013年に福証へ単独上場しました。公募価格の730円に対して初値797円(公募比+9.3%)という、まずまずの出来でした。

上場当初は高い配当利回りが注目される

上場時には配当性向50%、配当利回り5%近くと、その高い配当利回りが注目されました。

何と言っても高い株主還元が魅力です。
前期が分割修正後で33円配当でしたので、40円と大きく増配してきており、
会社として増配意向のメッセージが明確です。
おそらく配当性向50%がターゲットになっていると思われますので、
今後売上の嵩が伸びれば、配当面でも非常に期待出来ると思います。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

ロードサイド型の格安ビジネスホテル

アメイズのビジネスモデルについて検討してみたいと思います。

格安ホテル

アメイズの運営するホテルは、1泊朝食付きで4,800円という格安さが特徴です。この低価格でありながら、営業利益率25%を誇っていたときもあります。

アメイズの一番の特長は何と言っても1泊4800円朝食付という超低価格を設定しているという点です!!
この超激安価格を実現するため、アメイズはとことん無駄を排除し、効率化を図っています。

引用元:株式投資で自由億への道

朝食付き一泊で4800円と格安のサービスを提供しているにも関わらず、
営業利益率25%は相当に強いビジネスモデルを持っていると思います

引用元:化学男のバリュー投資

利益を生み出す力

格安ホテルでありながら利益を生み出しているのは、コスト削減が徹底されているからです。

駅から遠いロードサイド型

アメイズの最も評価されている点は、あえて駅から遠いロードサイドにホテルを作っていることです。安価な場所で格安ビジネスホテルを提供するというビジネスモデルは、競合他社はいない独自のものとなっています。

今回休止になった熊本菊池店の場所をみてみましたら周りになにもありません。ビジネスホテルですが駅の近くにもないし、高速道路の周りでもないし競合もいなさそうです。

引用元:Kabu Berry

その他のコスト削減

他にもコスト削減が徹底されています。これによってホテルの稼働率が低くても利益が出る体質にありそうです。

同社は年15店舗ほどホテルを出店していますが、設計図をすべて画一にしたり、客室に外線用の電話設備を設けないなど、徹底したコストダウンを図っており、施設稼働率の損益分岐点も大幅に低いそうです。

引用元:サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。

他のホテル運営会社との比較

ビジネスホテルを運営する会社はほとんど上場しておらず、ドーミーインを運営する共立メンテナンスと比較するブログがありました。(しかし、共立メンテナンスは観光向けのホテルも運営していますので、そのまま比較するのは正しくないかもしれません。)

アメイズが経営するAZホテルというのは泊まったことはないのですが、
営業利益率を見る限り、同様にコスト削減を徹底しているのだと思います。
共立メンテナンスと比較すると、規模は違うもののアメイズは直近の決算で15%を超えており、高いのがよくわかります。

引用元:サラリーマンの割安株投資日記

情報元が信頼性に欠けますが、このような情報もありました。ビジネスホテルは全般的に利益率が良いようです。アメイズが特に儲かっているというよりは、低売上かつ低コストで利益率は同じくらいという感じのようです。

yahoo掲示板で以下を見つけました。
各社比較:
東横イン 売上660億円 営業利益100億円(利益率15.1%)
ルートイン 711億円 122億円(利益率17.15%)
アメイズ 69億円 11億円(利益率15.94%、*第3四半期まで)

引用元:すぽさん投資ぶろぐ(旧サイト)

穴見社長の評価

アメイズは独自のビジネスモデルが評価されるとともに、それを企画・実践している穴見社長への信頼も大きいです。

穴見社長がジョイフルで培ったロードサイド型ビジネスを、別の業態で実現しているのがアメイズだからです。そして、九州で始まったアメイズは、全国へと展開することでさらなる成長が見込めそうです。

この戦略がうまくいっているのは
穴見前社長がジョイフル(ロードサイドのファミレス)での成功体験を活かしているところが大きいかと思います。

引用元:Kabu Berry

穴見社長はジョイフルをメガチェーンにした時の経験値があるので、立地の選定
も含め、100店舗展開程度のイメージは既に出来上がっていると思います。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

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