ビジネスブレイン太田昭和(9658)

ビジネスブレイン太田昭和は、コンサルやシステム開発受託。会計システムに強み。情報セキュリティや医療向け事務代行も。

好財務で2017年3月期で6期連続増配。株主優待は1年以上継続保有でクオカードです。

ビジネスブレイン太田昭和の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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コンサルSIer+BPO+M&A

特徴があまりないコンサルSIer?

ビジネスブレイン太田昭和は、主に会計業務に関するコンサルと会計ソフトのソリューションを提供するコンサルSIerです。

それに加えてBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)も行っています。

この形式は競合他社も多く存在しており、特段特徴があるわけではないとされています。

Siだけではなく、BPOも行っています。いわゆる業務のアウトソーシングです。
これもSIerとしては行っている企業が多いので特段特徴があるわけではないです。

引用元:ミドル投資ブログ

競合他社として、JFEシステムズやミロク情報サービスと比較されているブログです。

ビジネスブレイン太田昭和は悪くないと評価しつつも、JFEシステムズやミロク情報サービスの方が利益率や利益成長で勝っている印象です。

ビジネスブレイン太田昭和。企業コンサル系システム屋さん。クオカードで5.2%。比較は四季報で仲間と言われたシステム屋さん。

引用元:似非FPが投資のことをまったりのんびり考えるブログ

アグレッシブなM&Aが特徴

上記のようにあまり特徴的でないという指摘もある一方で、アグレッシブなM&Aが特徴だと評価する声もあります。

意外にアグレッシブなMA等を行って業容を拡大させており、既述のセゾン情報から買収したBPO事業や、2年前にシグマクシスと合弁に会社にしたばかりのセキュリティ会社(年商約15億円)も株券を引き上げて完全子会社に戻すなど、スピーディーな事業展開が特徴です。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

また、新事業として先進的な取り組みも行っていることを指摘されています。

新事業としてAI・アナリティクス研究所の設立を済ませているほか、デジタルレイバーによるロボティクスソリューションも開発しており、『SIer事業の頭打ち→BPO小遣い稼ぎに移行』のよくあるパターンかと思いきや、意外と先進的な取り組みにも注力しています。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

好財務

M&Aでの成長を支えるのが好財務です。

無借金経営で40億円以上のキャッシュを抱え、自己資本比率は50%超となっています。

M&Aで良い案件があれば即キャッシュを投入できることが強みとなっています。

また、ここ数年、株主還元の強化が進んでおり、2017年3月期で6期連続増配を達成しています。今後も増配傾向が予想されています。

2017年3月期は一時的な減益か

順調に増収増益を達成していましたが、2017年3月期は減益となりました。

BPO事業で一時的に費用が発生したことが理由と考えられています。

BPO事業に関してはペイロールソフトの改修費用の発生や、セゾン情報から買収した子会社の移転費用や、派遣業その他の人件費の増加により、セグメント赤字に転落したことで、全社業績を大きく押し下げました。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

増配は達成されたため、将来的な利益成長には自信を持っていると思われます。

実際に、2018年3月期は増収増益を予想しており、2017年3月期は一時的な落ち込みに留まる見通しです。

コンサルSI事業に関しては、金融向けの反転増や、引き合いの強いセキュリティ関連が伸びる見込みです。BPO事業に関しても前の期の一過性費用が剥落することによる数字の良化と、熊本の追加拠点やベトナムの現法による売上獲得が期待されます。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

株主優待はクオカード

株主優待は100株以上かつ1年以上継続保有で2,000円相当のクオカードが貰えます。

優待改悪の過去

以前は1年未満でも優待が貰えたり、2年以上で更に優遇されていたのですが、優待改悪により、1年以上の長期優遇のみとなりました。

以前は1年未満の保有でも優待がもらえたのですが、2010年からの優待制度変更にて1年未満の株主には優待がもらえなくなりました。

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

総合評価

好業績・好財務・高利回りということで、最低単元(100株)の長期保有は全く問題ありません。

2017年8月の上方修正で株価急騰しましたが、まだまだ割安感はあるように思います。

利益成長+増配を想定する分析ブログも散見され、個人投資家の注目が今後も高まりそうです。

自社社員持株会が実質的に筆頭株主となっており、今後も株主還元策が強化されやすいと評価されています。

自社社員持株会の持株比率が自己株式控除後で8%に達しており、事実上の筆頭株主になっています。そのため、今後も半永続的に株主還元政策強化が期待されやすい土壌となっており、業績悪化時も減配リスクが低めなのもポイントと言えます。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

1年以上の継続保有をクリアすれば配当優待利回りはかなり良いと高評価です。

株価(1,057円)★★★☆☆:大きな変動はありません
配当金(3.3%)★★★★★:連続増配中
優待内容 ★★★★☆:1年以上の保有が必要ですが利回りは良い
参考指標:PER 9.8倍、PBR 0.8倍
総合得点(15点満点):12点
※ データは2017年7月28日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

株価には割安感があり、利回りやPBR的には魅力的に見えるため、長期投資で負けにくいと評価されています。

退屈な投資かもしれないが、腰を据えて放置すれば増配傾向も考えると長期投資で負けにくいと思いました。

引用元:ミドル投資ブログ

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