ベルグアースは、接ぎ木したトマト、キュウリなどの野菜苗を生産販売。病害虫、連作障害に強い苗開発が強み。
株主優待はメロンまたはクオカードです。
ベルグアースの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
接ぎ木苗の生産・販売を行う優待メロン銘柄
野菜苗生産販売事業
ベルグアースの主力事業は、果菜類の接ぎ木苗の生産・販売です。
果菜類とは、キュウリ・トマト・ナスのように果実を食べる野菜のことで、接ぎ木苗の生産には高い技術が必要とされています。
農業は儲からない?
ベルグアースの社長は、儲からない農業を儲かるようにしたいとの思いで事業をスタートしたと語っています。
しかしながら、ベルグアースの1人あたり売上・給与は300万円程度に推移しており、やっぱり農業は儲からなくて厳しいと指摘されています。
やっぱり農業は儲からなくて厳しい産業って思います。当社の代表者挨拶の「事実農業は「辛い」「儲からない」と思われています。これを少しでも儲かるように、楽にしてあげたいと考えたところから全ては始まりました」ってのはちょっと難しい訳ですね。社長はちゃんと創業者利潤の実現が出来たなって思います。
引用元:元スーパー投資顧問出身アナリスト 企業分析まとめ 日本株投資で勝つ
グローバル化
業績的には厳しい展開が続いていますが、期待されるのはグローバル化です。
タイ財閥のCPグループと業務提携を行い、中国市場へトマトを売り込む動きが出ており、”目玉”として注目されています。
タイ財閥のCPグループと中国市場で業務提携を締結したことであり、足許での日本式高級トマトの試験販売から、再来年の合弁会社設立→拡販に繋げていく計画です。
引用元:なちゅの市川綜合研究所
優待メロン銘柄
ベルグアースがもっとも注目された理由が優待でメロンが貰えることです。
メロンとクオカードの選択になりますが、ほとんどの個人投資家はメロンを選択しているようです。
東証1部を視野に入れた優待かもしれませんが、業績・時価総額的に相当時間がかかると指摘されています。
「東証一部上場云々」のメッセージもあるため、その辺を視野に入れてとりあえず株主数を増やす・・・ということかと思われます。ただ、業績や時価総額など他要件に相当程度の時間がかかると思われるため、現時点でそれをアテにして、というのはかなり無理があるかもしれません。
引用元:なちゅの市川綜合研究所
株主優待はメロンまたはクオカード
株主優待は100株以上で、以下から選択できます。
- 3,000円相当の茨城県産メロン
- 1,000円相当のクオカード
個人投資家はメロンを選択している方が多いようです。
QUOカードは平凡で優待利回りにすると0.73%しかないのであまり魅力がないがメロンであれば貰いたいものだ。
引用元:株主優待侍
メロンに貼ってあるQRコードで色々と情報が分かるそうです。これは便利。
メロンに貼ってある、QRコードを読んだら、いつ収穫されたのか、だれが作ったメロンなのかが見れたので、そろそろ食べごろと思い冷蔵庫で冷やして切ったら、果汁がちょっと多かったのでちょっと追熟しすぎたかな~
引用元:ハルクの株主優待&株主総会日記
総合評価
2017年10月時点で時価総額18億円の超小型株です。
農業ということで利益率・成長性ともに厳しい印象ですが、株主優待のメロンは個人投資家に好評です。
超小型かつ超閑散な銘柄であるため、思わぬ急落があれば優待目的に1枚拾うのも面白いかもしれません。
利益率・成長性に難ありとのことで、投資判断は「却下」とされています。
私の投資判断は「却下」となりました。
やや厳しめの判定ですが、IPO後の会社として、私の希望している程の成長は望めません。売上の拡大は可能ですが利益率の改善が難しそうです。でさらには国策ビジネスなのでネットゲーム会社のように、超儲ける事も難しそうですし。