ブラスは、直営の完全貸し切り型ゲストハウスでのウェディング事業を東海地方で展開。地域拡大に意欲。
株主優待はクオカードです。
ブラスの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
東海地方地盤の地域密着型ウェディング事業を展開
事業内容
ブラスは、東海地方でウェディング事業を展開しています。
完全貸切型ゲストハウス、ウェディングプランナー一貫性、オープンキッチンスタイルの3つスタイルを特徴としています。
ドミナント戦略および口コミ戦略を掲げており、東海地方を地盤として地域密着型の営業展開をしています。
店舗展開
愛知・三重・静岡、そして大阪に店舗展開しています。

2017年7月期決算説明会資料より抜粋
毎期2店舗程度の新規出店により、受注件数・施工組数を増加させています。
実はブラスに関しては去年のIR EXPOにブースが出ていて少し話を聞いてみたのですが
「これからもずっと2店舗ずつ。」という事を話されていました。
引用元:Kabu Berry
財務はイマイチ
店舗数を増加させており、成長のための投資が続いています。
したがって、固定資産が積み上がる一方で、借入金も増加しています。
2017年7月期においては自己資本比率は37%となっており、ネットで借入金は28億円ほどとなっています。
財務はイマイチであると指摘されています。
財務はイマイチ。流動比率は30%ほど。まあ有利子負債はそれほど多くないですし、CFが回っていれば大丈夫かな?
引用元:バネ男の株のアレ。
株主優待はクオカード
株主優待は100株以上でクオカードがもらえます。また、披露宴割引券ももらえます。
- 100株以上
- 1,000円相当のクオカード
- 10万円相当の披露宴割引券
金色に輝くクオカードがもらえます。
光りすぎてなんだかわかりませんが、1,000円のクオカードです。
それと披露宴割引券 10万円分。
こちらは使える範囲が二親等までと限られていて使いづらいです。
クオカード優待は昇格用であり、いつ廃止されてもおかしくないと指摘されています。
優待はクオカードと自社の結婚式場の割引券。割引券はここで結婚しないと使えないのでアレですし、クオカードは昇格用に作ったのであればいつ廃止されてもおかしくないかな…。
引用元:バネ男の株のアレ。
クオカードはともかく、披露宴割引券は使う機会がなさそうです。
披露宴・・・使わないです
引用元:ハルクの株主優待&株主総会日記
総合評価
結婚式が比較的派手と言われる東海地方を地盤として、店舗出店(=エリア拡大)によって成長しています。
2018年6月時点でPER9.13倍/PBR1.43倍となっています。2018年7月期は進捗が悪く、3Q時点でも減益であるためか評価が落ちています。
ウェディング業界は過当競争であり評価されにくい状況が続いています。まだまだ小型のため成長力はありそうですが、すでに東証1部に行ってしまっていることもあり、株価上昇のカタリストは少ないと思われます。
割安好業績と評価されています。
割安好業績銘柄としてピックアップ。進捗率で売られているようですが、直近に開示された3Qは大幅改善。長期での成長はまだ継続しそうです。
引用元:バネ男の株のアレ。
結婚式業界ということで、かなり過当競争にあり、不況体制もあまりないため、割安放置される傾向があると指摘されています。
⑪割安放置の理由
・結婚式業界だからですかね~(遠い目)
引用元:みやびの館@株式投資