ブロードリーフ(3673)

ブロードリーフは、 整備、部品商など自動車アフター市場向け業務アプリで高シェア。部品流通ネットワーク運営。

株主優待はクオカードと株主優待券です。

ブロードリーフの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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高利回り優待で人気化したニッチ株

事業内容

自動車アフター市場というニッチな領域でシステム(ソフトウェア)を販売しています。

また、非自動車系として、携帯電話販売/機械工具商向けシステムや作業分析・業務改善ツールも販売しています。

2017年12月期は自動車系・非自動車系ともに好調で増収増益を確保しました。

主力のシステム販売事業において、自動車系顧客の更新需要が堅調に推移したほか、非自動車系顧客の新規開拓も想定を超えて推移しました。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

また、トッピクスとして、MR関連銘柄でもあると指摘されています。

また、MR(複合現実)関連銘柄でもあります。ブロードリーフは、昨年12月19日に、ARやMRなどのコンテンツ開発を手掛ける米DoubleMe社と業務提携契約を結んだでいて、今後にも期待されています。

引用元:しゃぼんだまんま

かつては”プロ”向け銘柄

ニッチ市場で高シェアを持つブロードリーフは、かつては”プロ”向け銘柄とされており、外国人と投信の保有比率が非常に高い状態でした。

2016年11月に発表した優待新設によって、個人投資家が次々と参戦し、”プロ”から個人投資家に株式が移転したようです。

「外国人」という表記、もともとこのブロードリーフの外国人投資家の保有率は50%を超えていました。

それが12月には45%にまで減っていますが、おそらく株主優待新設発表後にストップ高になった際に外国人投資家が手放した株を優待目当ての個人が購入したからでしょう。

引用元:みんなたのしくすごせたら

優待新設で人気化

2016年11月に株主優待が新設されました。これが非常に高利回りであったことから、個人投資家からの人気が爆発し、株価は急上昇しました。

ブロードリーフの本業が良く分からないという個人投資家でも、高利回りの優待にひかれて1単元だけでも買っておくかという状態になりました。

というのもこの「ブロードリーフ」という会社、自動車アフターサービスに特化したIT会社ということもありあまりなじみがなかったため、今後がどうなるかの予想が全くできませんでした。

じゃあなぜ購入する気になったのかということですが、配当と優待を合わせた利回りがすごいことになっていたからです。

引用元:みんなたのしくすごせたら

一方で、優待内容が良すぎるため、優待廃止や改悪を恐れる声も多いです。

高利回りのブロードリーフですが、優待内容が良すぎるので、廃止にならないことだけを祈るのみです。

引用元:ふみこの優待プラスα日記

巨額ののれんを抱えてIFRS移行

ブロードリーフはもともと133億円ものプレミアムを付けて事業会社を買い上げた経緯があり、毎年7億円を償却してきました。

しかし、残り100億円ののれんを抱えたままIFRSに移行することとなり、タジマの買収によってさらに17億円を加えています。

よって合計117億円ののれんを抱えていますが、IFRS移行により償却不要となります。一方で常に減損リスクを抱えることになりました。現状では減損する可能性は低いものの注意が必要であると指摘されています。

133億円ものプレミアムを付けたので、巨額なのれん代を年間7億円弱償却しておりましたが、未償却のれん代・約100億円を抱きかかえたままIFRSへ移行となりました。そして今般、債務超過企業であるタジマを17億円強で買収したため、さらにのれん代が乗っかることとなり、期末の時点で117億円にまで膨れ上がっています。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

株主優待はクオカードと株主優待券

株主優待は保有株式数に応じてクオカードと株主優待券がもらえます。

  • クオカード
    • 100株以上    3,000円相当
    • 500株以上    6,000円相当
    • 1,000株以上 10,000円相当
    • 5,000株以上 30,000円相当
  • 株主優待券
    • 100株以上    2,000円相当
    • 500株以上    3,000円相当
    • 1,000株以上 10,000円相当
    • 5,000株以上 20,000円相当

※2018年3月31日付で実施された株式2分割前の優待内容です。分割後の優待内容については未発表です。

株主優待券については、自社サイト「部品MAX」で利用することができます。

自動車部品を購入するサイトであるため、買うものがない場合もあるかと思いきや、ちゃんと色々と買えるように用意してくれています。

「部品MAX」というサイトは自動車部品を購入するサイトなのですが、今回株主向けに1000円、2000円、3000円で部品以外のアイテムを期間限定で準備してくれていたのです。

引用元:みんなたのしくすごせたら

色々使えそうな物が多いです。

私は1,000円分なので、消臭スプレーかサンバイザーでちょっと悩んでいます。

引用元:ふみこの優待プラスα日記

総合評価

ニッチ市場で高シェアであり、業績は堅調です。

巨額ののれんは気になるものの、財務も安定しており、優待はともかく配当については増配傾向が続くものと考えられます。

優待目的に1単元保有するのはアリだと思いますが、新規で購入するには、2018年3月31日に実施された株式分割の後の優待内容が確定しないことには手を出せません。

優待改悪までは保有し続けると評価されています。

今回さぴこにとっては因縁が多いクオカード銘柄ではありますが、とりあえず優待が改悪されるまでは保有し続けようと思っています。

引用元:みんなたのしくすごせたら

分割後の優待制度の継続は微妙としながらも、配当については簡単には減配できず逆に増配されるのではないかと推察されています。

本年3月に1対2の株式分割を実施しているため、現行水準の株主優待制度の継続は微妙な情勢ですが、配当に関しては外国人持株比率の高さから簡単に減配出来ないものと推察され、業績のいかんによらず、累進的な増配施策が取られる可能性も高いかと考えています。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

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