コンテック(6639)

コンテックは、産業用パソコン大手。周辺機器や無線LAN機器等展開。親会社ダイフク向けEMSは縮小方針。

株主優待はクオカードです。

コンテックの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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産業用パソコンの総合メーカーが海外拡大

ダイフクの社内ベンチャーが分離独立

コンテックはもともとダイフクの社内ベンチャーとして生まれ、1975年に分離独立しました。

それ以来、産業用パソコンの総合メーカーとして、産業用コンピューター、計測機器、ネットワーク機器を開発・製造・販売しています。

産業用に特化した上で、周辺機器まで扱っている点が特徴だと指摘されています。

パソコン製造と言えば、価格競争が激しく、日本企業は競争力を失っていると思っていました。
そんななかでも、コンテックは収益性を確保しており見事です。
産業用に特化し、周辺機器と扱っている点が特徴でしょうか。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

産業用に特化しているため、知名度は低いものの、様々な大規模施設のネットワークを構築する無線LANを担うなど、知られざる実力企業であることを評価されています。

一般消費者向けではなく産業分野に特化しているため、知名度は低いですが、病院やオフィスなど大規模な施設でネットワークを構築する際に当社の無線LANが使用されています。

引用元:割安株投資研究所

海外売上比率の拡大

2013年に社長交代となり、ダイフクで海外事業に長く携わっていた藤木氏が社長就任となりました。

それ以降、海外売上比率の拡大と利益成長が進んでおり、期待感を持たれています。

技術力の高さは昔から定評があったようですが、昨年新社長に就任した藤木氏が販売面(特に海外)でテコ入れをしそうという期待感があります

引用元:割安株投資研究所

藤木氏の経歴から、海外事業(特に中国)を強化するにはぴったりの人物であると評価されています。

その力を最大限引き出すための強力な武器が昨年社長に就任した藤木勝敏氏(61)です。親会社であるダイフクで38年間を過ごしたが、そのうち28年間は海外事業に携わり、欧州に5年、中国に11年駐在したという海外事業(特に中国市場)を強化するのには打ってつけの人物です。

引用元:割安株投資研究所

1部昇格狙い

2015年に優待を新設し、株主数を増やしてきたため、東証1部への昇格を狙っているものと思われます。

2018年時点でも株主数が1部昇格基準を満たしていないため、株式分割・優待拡充等の対策が行われることも考えられます。

今回の株主優待の新設で、東証一部への昇格を狙っているものと思われますが、まだ、株主数が少しだけ基準に足りません。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

出来たらこのまま頑張って東証1部へ指定変更とかなれば良いなと思ってます

引用元:靴磨き少年は株主優待株で億万長者の夢を見る

中期経営計画

コンテックは、2021年3月期を最終年度とする4ヶ年の中期経営計画を発表しています。

2021年3月期において、売上300億円(年率+6%成長)、営業利益24億円(年率+23%成長)を目標値として掲げています。

海外売上比率も2017年3月期の27.6%から、2021年3月期には50%まで引き上げることを目標にしています。

売上の伸びは緩やかですが、営業利益の伸びは意欲的な数値となっています。

しかしながら前回の中期経営計画では意欲的な数値を掲げながらも未達に終わった経緯もあり、全面的に信頼するのは難しそうです。

株主優待はクオカード

株主優待は保有株式数に応じてクオカードがもらえます。

  • 100株以上   500円相当
  • 500株以上  1,500円相当
  • 1,000株以上 3,000円相当

総合評価

割安に放置されていましたが、海外売上比率向上と利益成長によって、見直されています。

2018年3月時点でPER13倍となっており、中期経営計画の成長からするとまだ割安とも言えますが、逆に考えれば中期経営計画の達成に懐疑的な側面があるためともとれます。

中期経営計画通りに進捗すれば株価上昇余地は大きいため、今後の業績動向を見ながら押し目買いが続くものと思われます。

もう1つのカタリストは、東証1部昇格およびそれに向けた対策(株式分割・優待拡充等)であり、これらも下値を支える要因となりそうです。

指標的に割安で総合利回りがまずまずのころに購入したところ、幸運にも人気化したと言及されています。

​​私はコンテックを2016年に優待MAXとなる1000株だけ買っていました。その理由は単純で、指標的に割安でかつ総合利回りもまずまず良かったからです。その後、幸運にもコンテックは人気化して株価が大きく上昇したため、今回PF上位で登場してくることとなりました。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

ほぼ普通の評価ですが、業績安定度のみBと少し高い評価です。

【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:B
・財務安定度:C
・配当利回り:C
・割安度:C

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

株価上昇に伴い、配当優待利回りが低下したため売却を進めていらっしゃいます。

株価(1,625円)★★★★☆:随分上がりました
配当金(1.54%)★★☆☆☆:株価が上がり利回り低下
優待内容 ★☆☆☆☆:優待目当てで購入するには物足りない
参考指標:PER 12.5倍、PBR 1.2倍
総合得点(15点満点):7点
※ データは2017年8月4日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

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