コスモス薬品は、 九州地盤のドラッグストア。食い合い恐れず小商圏に大型店多店舗展開。ディスカウント徹底。
株主優待は年2回(5月11月)で買物券またはおこめ券です。1年以上の継続保有で長期優遇もあります。
2018年5月期で10期連続増配です。
コスモス薬品の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
目次
九州地盤の郊外型低価格ドラッグストアで安定成長
事業内容
コスモス薬品は、九州地盤のドラッグストアで、商圏人口1万人に1店の集中出店を行っています。小商圏をターゲットにしたメガドラッグストアを多店舗展開するビジネスモデルを強みに、エリア拡大によって安定成長しています。
また、「Everyday Low Price」戦略を徹底しており、日替わりや時間帯別の特売やポイントカードを廃止し、毎日安い価格を継続させています。
店舗展開

https://www.cosmospc.co.jp/shop_distribution.php
コスモス薬品は、2018年6月末時点で916店舗を展開しています。
地盤の九州が最も店舗数が多く、そこから東へとエリア拡大しています。
とにかく出店数が多いとコメントされており、大型店が道向いに出店していたりするそうです。
九州に住んでいる人はわかると思いますがとにかく出店数が多いです。
大型店が同じ品揃えで道向いに出店してたりする姿は圧巻
引用元:初株~誰でも個人投資家になれる!
財務は安定的
業績と同様に財務も拡大を続けており、自己資本比率は低めながらも実質無借金経営が続いており、財務は安定的です。
2018年5月期においては自己資本比率は43%となっています。
財務面は安定していると評価されています。
自己資本比率は4割台で「現金等>有利子負債」と、財務面は安定しています。
自己資本比率は低めで有利子負債も増えている一方で、CF的には問題なく、成長企業としては望ましい推移と指摘されています。
自己資本比率は低めだし有利子負債も増やしてるけど、CF的には問題ないというか投資もふやしながら現金も増えるくらいで問題ないというか、成長企業としてはすごく望ましい推移しているように思えます。
引用元:大河の一滴
株主優待は買物券またはおこめ券
株主優待は年2回(5月11月)で、一律100株以上で買物券またはおこめ券がもらえます。
- 1年未満
- 5,000円相当の買物優待券(500円×10枚)
- または、おこめ券(10kg分)
- 1年以上
- 7,500円相当の買物優待券(500円×15枚)
- または、おこめ券(15kg分)
優待拡充=長期優遇
2018年7月に優待拡充が発表され、1年以上の継続保有に対して長期優遇制度が作られました。
同時に好決算・増配も発表されており、株価は窓を開けて高騰しました。
値がさ株のためクロスでの取得が多い
コスモス薬品は100株で250万円と値がさ株となっており、優待についてはクロスでの取得を行う個人投資家が多いようです。
コスト1,500円ほどでクロス取引で優待を取得したとコメントされています。
権利日前日になっても余っていたので貸株料が安くつきましたが、それでもコストが1537円もかかっています。
5月権利なので初取得しましたが、優待が多い月なら資金的に無理だと思います。
引用元:株主優待一直線
買物優待券の利用レポート
薬だけでなく何でもあるので非常に便利とコメントされています。
ヘアカラー、清酒、食料品、石鹸などバライティーに買い物したら、3,612円でした。
引用元:ぼちぼちの株主優待
総合評価
ファンダメンタルズ的には文句のつけようがありません。完成されたビジネスモデルで東へエリア拡大し、安定成長しています。
2018年7月時点でPER28.6倍/PBR4.63倍となっており、市場からも高く評価されています。
2010年から停滞期はありつつも株価は右肩上がりとなっており、テンバガー(10倍株)を達成しています。直近も好決算を発表しており、押し目買いが継続しそうです。
難点は、値がさ株であることと時価総額5,000億円という巨大さで、ここまで来てしまうと個人投資家は手を出しにくいと思われます。
ファンダメンタルズ的には文句がつけられない会社と評価されています。あとは安ければとコメントされています。
文句がつけられない会社。確認できる範囲で売上常に前年超えの営業利益も2008年のみかな。ROEも落としておらずと、わりとバケモノ。
引用元:大河の一滴
業績安定度が最高評価です。市場からも高く評価されているため、割安感と配当利回りが低めの評価となっています。
【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:A
・財務安定度:C
・配当利回り:E
・割安感:D