ダイコク電機は、ホール向けコンピュータシステム最大手。パチンコ・パチスロ向けユニット製造と2本柱。
株主優待は株主優待ポイントです。1年以上で長期優遇制度もあります。
ダイコク電機の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
パチンコ・パチスロ業界に逆風続く
出玉規制
パチンコ業界は法規制の影響を受けやすく、2017年9月に公布された法規制変更によって最大出玉が規制される等、ダイコク電機にはマイナスの影響が大きいと思われます。
ダイコク電機は以前は高収益を謳歌していましたが、この数年の急激なパチンコ・パチスロ業界の縮小の影響が大きく、最近の業績は低迷しています。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
一方で、パチンコホール設置台数は2016年末を底に2017年は上昇に転じてきており、業績回復が期待されます。
財務は堅牢
33億円の借入金に対して、140億円のキャッシュを保持しており、実質的に無借金経営が続いています。自己資本比率は62%となっており、非常に安定的な財務となっています。
中期経営計画
ダイコク電機は、2020年3月期を最終年度とする4ヶ年の中期経営計画を発表しています。
2020年3月期において売上570億円(年率+5%成長)、営業利益40億円(黒転)を目標値として掲げています。
ダイコク電機は売上利益のブレが大きいですが、現状では上記目標の達成は見えていません。
株主優待は株主優待ポイント
株主優待は保有株式数に応じて株主優待ポイントがもらえます。
- 100株以上 3,000ポイント
- 300株以上 6,000ポイント
- 500株以上 12,000ポイント
- 700株以上 15,000ポイント
- 1,000株以上 20,000ポイント
※1年以上継続保有でポイントが1.1倍されます。
ポイントは3年間持ち越しができるので、ポイントを貯めてから使うこともできます。長期優遇もあるので、長期保有するモチベーションが高くなりますね。
ダイコク電機の優待は、3年間ポイントを持ち越せるので、次回も引き続き長期保有しようと思います
引用元:ハルクの株主優待&株主総会日記
カタログは一部しか掲載されていませんが、ネット上では多くの商品から選ぶことができます。
カタログではこのように一部しかありませんが、ネット上では何と741個の商品中から選ぶことができます
引用元:主婦りんごの株主優待生活
総合評価
パチンコ・パチスロ業界には逆風が続く見通しであり、業績的な期待は難しいです。
財務は良好なため耐え続ける展開となりそうですが、配当+優待利回りは高めであるので、100株を長期保有しつつ、優待をもらうのもアリだと思います。
財務は良好で、総合利回りも十分であるため、ポートフォリオ上位に足ると評価されています。
財務状態は良好ですし、十分な総合利回りも出ているため、現時点では依然としてポートフォリオ上位に足る銘柄であると考えています。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
繰越制度や長期優遇があり、ポイントで選ぶ楽しみがあるとのことで優待内容の評価が高めです。
株価(1,792円)★★★☆☆:レンジの範囲内
配当金(2.23%)★★★☆☆:いいですね
優待内容 ★★★★☆:選ぶ楽しみがあります総合得点(15点満点):10点
データは2018年1月24日終値時のものです