ダイオーズ(4653)

ダイオーズは、オフィスコーヒーで国内首位級、米国3位。飲料水、清掃等サービスも。配当は業績連動型。

株主優待はコーヒーです。

ダイオーズの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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オフィスコーヒーのストックビジネスを日本・米国で展開

事業内容

ダイオーズは、オフィスコーヒーサービスを主な事業としています。国内および米国、アジアに拠点を展開しています。

もともとはダスキンの代理店から出発した会社であるそうで、現在はオフィスコーヒーサービスをメインにしており、米国進出が成長ドライバーです。

ダイオーズは、ダスキンの代理店から出発した会社で、オフィスのコーヒーサーバーサービスを主にやっています。現在は、アメリカへの進出に成功して、向こうでかなり、稼いでいるようです。

引用元:旦那に内緒で株式投資

四季報には「オフィスコーヒーで国内首位級」と書いてあるので誤解を招くと思われますが、ダイオーズは業界3位でシェア的には圧倒的にユニマットライフがトップであるそうです。

おそらくユニマットライフが首位だと思われます。ユニマットのHPを見るとグラフが載っていて、
1位 ユニマットライフ 51.8%
2位 A社(おそらく三井物産系のエームサービス株式会社) 12.4%
3位 D社 9.5%(ダイオーズだと思われます、ネットに落ちている上場していた頃のユニマットライフの会社説明会資料も上位3社はこの3社の実名だったので。)以下、N社6.5%、T社4.5%、その他15.3%となっています。

引用元:たぐまるの株日記

米国拡大も利益は伸びず?

オフィスコーヒー業界は国内は頭打ちであり、米国で成長しています。

2014年度には米国売上が国内売上を抜いています。

ダイオーズは2011年度より米国でM&Aを加速させて事業拡大を図っており、売上比率も2014年度には米国が国内を抜いています。

引用元:たぐまるの株日記

米国でも業界3位につけており、まだまだ成長余地はあると評価されています。

国内のマーケットは過当競争で頭打ち。
米国では業界3位。西海岸、シカゴ、デトロイトではシェアNo.1。
東海岸と中部に攻勢。成長余地は大いにあるとみる。
尚、2016~2020年の米国オフィスコーヒー市場の成長率は4.48%(CAGR)

引用元:化学男のバリュー投資

一方で、米国売上は利益には直結しておらず、その理由はM&Aにより減価償却費が膨らんでいることと指摘されています。

米国拠点の営業利益の伸びが緩慢なのは
直近5年で行ったM&A(6社)ののれん、顧客関連資産の
減価償却額が膨らんでいることと新規採用の人員増負担のため。

引用元:化学男のバリュー投資

下方修正があったものの、設備投資やM&Aによるものであり、長期的に成長するために必要な投資であると評価されています。

つまり、この減益は長期的に拡大するために布石だと言えます。

引用元:イエティの雪だるま投資記

財務は健全

利益成長はイマイチながら、キャッシュフローベースでは確実に稼いでおり、ここ数年は営業CFが成長し、その分を投資CFに回すことで、良いサイクルが生まれています。

税務状況も健全であり、2018年3月期においては自己資本比率67%となっています。

CFが高水準であることを評価されています。

営業CFは常に純利益の2~3倍と高水準をキープ。
これはのれん等の多額な減価償却が理由であり、
ダイオーズに大いに魅力を感じるところ。

引用元:化学男のバリュー投資

株主優待はコーヒー

株主優待は保有株式数に応じてコーヒーがもらえます。

  • 300株以上  100杯分
  • 1,000株以上 200杯分

100株ではなく、300株以上という点に注意が必要です。

株主優待でもらえるドリップコーヒーは非常に美味しいと評価されています。

ダイオーズの美味しいコーヒーがあるので、ほとんどこの数年、コーヒーを買っていません。

引用元:3000万貯蓄!アラフォー独身女性の資産運用

株主総会に出席すると200杯分ももらえるそうです。300株保有の優待でもらうよりも、100株保有で株主総会に出席したほうが良いことになります・・・。

年1回の優待ですが、6月の株主総会で頂いた(総会後に郵送)200杯分もまだ残ってます。

引用元:rosen-morikoの株ブログ

総合評価

地味なニッチ市場におけるストックビジネスで成長しており、財務・CFに問題もないということで、既に東証1部であることを除けば、非常に個人投資家好みの銘柄だと思います。

2018年5月期でPER16.0倍/PBR3.66倍となっています。評価されているというよりは、2019年3月期が減益想定であったために、株価は変わらずともPERは上がったという状態です。

ここ数年、売上成長はあるものの利益成長がない状態ですが、その原因となっている減価償却費が低減されてくれば利益成長するものと思われ、その時期を見極めることが重要となりそうです。

成長力・財務・優待すべてを評価されています。

ダイオーズは財務状態も優待内容も極めて良いですし、更には業績好調で成長力もあるという素晴らしい銘柄です。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

いかにも投資家が好きそうとコメントされています。

なんというかいかにも投資家さんが好きそうな事業しているという感想です。ストック色強めとかどちらかと言えば地味とか。なんかリンチが褒めそう。テキトウに言ってます。とはいえ長期業績見ると安定のタイプです。ストック色強いはそうだと思います。

引用元:大河の一滴

ニッチ分野の大手ではあるがトップではないことや、時価総額の大きさを気にされていますが、ファンダメンタルズ的にはすべて悪くないと評価されています。

成長バリュー株としてピックアップ。業績・財務・CFすべて悪くない水準。配当優待もありでチャートも上昇トレンドです。この成長性でこのPERは安いでしょう。

引用元:バネ男の株のアレ。

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