ダイショーは、 塩コショウ、たれ、鍋スープの大手。青汁やドレッシングを育成。総菜(業務用)を育成強化中。
株主優待は自社製品です。
ダイショーの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
利益成長なしも食品銘柄らしい安定感あり
事業内容
ダイショーは、液体調味料や粉体調味料を製造・販売しています。
液体調味料とは、焼肉のタレ、鍋スープ、ステーキソース等で、売上高の69%を占めています。粉体調味料とは塩コショウやスパイス等で同20%を占めています。
スーパーでもお馴染みとなっている商品も多いので、会社は知らなくても商品は知っているということは多いと思います。
ホームページを見て頂けると分かるのですが・・・あっ、あの商品を作っている会社ねー、というのが私の最初の感想。
スーパーでもお馴染みの商品を作っている会社さんのようです。
引用元:株式投資で積立投資は最高です☆ 割安株・低位株の積立投資で堅実・確実に稼ぐオトナの株式投資攻略法
2017年3月期においては、小売用製品が売上高の63%を占めているのに対して、業務用製品は同37%となっており、昨今は業務用製品の売上拡大に注力しています。
売上伸びるも利益は伸びず
ダイショーはここ10年、売上は右肩上がりの伸ばしています。
一方で、円安による原材料高騰などを理由に、利益については伸びておらず、2011年から減益傾向が続いています。
薄利であり、ROEも低いと指摘されていますが、一方で、キャッシュフローは安定しており景気影響も受けにくいと評価されています。
ダイショーも売上は伸びてるね。ただ利益が安定してない感じ。薄利だね。ROE低いね。ただCFはやっぱり安定的でリーマン時も難なく越えてるので底堅さは相当見ていいと思う。
引用元:大河の一滴
財務・CFは安定的
2017年3月期においては、実質無借金経営であり、自己資本比率57%と財務は安定しています。
また、CF(キャッシュフロー)についても、営業CFを稼ぎ続けており、投資CFも余裕でまかなえていることから、毎年のようにFCFを生み出す安定感があります。
株主優待は自社製品
株主優待は保有株式数に応じて自社製品がもらえます。
- 100株以上 1,000円相当
- 500株以上 2,000円相当
- 1,000株以上 3,000円相当
- 5,000株以上 6,000円相当
優待銘柄として個人投資家から人気があり、優待内容を紹介されているブログがいくつもあります。
過去数回分の優待内容を写真入りで紹介されています。
100株保有しているので、毎回1,000円相当の優待品をいただいています。優待の内容が毎回少しずつ違うので、届いたときに何が入っているのかなという楽しみがあります。
引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活
こちらのブログでも過去数回分の内容を紹介されています。
これまで頂いた優待の写真を下に載せますが、これまではなんちゃらの素とか鍋スープが多かったんですけど、今回はラーメンが二種類ってことでなんでやろうと思っていたら優待案内に書いてありました。
引用元:目指せ楽々優待生活のブログ
総合評価
円安による原材料高騰により利益は伸びていないものの、売上高は右肩上がりであり、財務・CFともに安定的であることから、非常に安定感のある銘柄であると言えます。
それを評価して株価もリーマンショック以来、右肩上がりを続けています。
その結果、2018年5月時点でPER34.9倍/PBR1.65倍となっており、高評価されている状態となっています。
この水準からは手が出しにくいですが、優待と配当を目的に少数株をホールドするのは悪くないと思われます。
鉄板優待バリュー株であると高く評価されています。
ダイショーは、優待内容が実用的で使いやすくかつクオリティも極めて高いこと、100株購入時の株価が比較的手頃であること、年2回優待であること、総合利回りもまずまずなこと、非常に地味ながら着実な成長力もあること、などを総合的に考えると、優待族的には大安心してホールドしていける銘柄です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
優待が年2回であるところを評価されています。
株価(1,294円)★★★☆☆:横ばい
配当金(1.39%)★★☆☆☆:ちょっと少なめ
優待内容 ★★★★☆:年2回というところが良いです
参考指標:PER 34.6倍、PBR 1.64倍
総合得点(15点満点):9点
※ データは2017年11月25日終値時のものです