ダイトウボウ(3202)

ダイトウボウは、三井系毛紡織で発祥。静岡県内のSC賃貸が収益源。紳士服から撤退、ヘルスケア事業を拡充。

東証2部落ちを免れるために優待を開始した優待株です。株主優待はクオカードです。

ダイトウボウの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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祖業の繊維事業から商業施設事業とヘルスケア事業へ転換

繊維・アパレル事業

ダイトウボウの祖業は繊維事業ですが、減収減益を続けています。

2017年3月期において、紳士服撤退によって繊維・アパレル事業が10年ぶりの黒字転換となりました。

主力のSC事業である「サントムーン柿田川」において、生鮮館の改装効果やキーテナントである映画館がヒット作に恵まれたことによる集客効果により増収増益となったほか、アパレル事業も紳士服撤退による構造改革により、実に10期ぶりの黒字転換となりました。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

商業施設事業

繊維・アパレル事業の落ち込みに対して、比較的安定的な収入となっているのが商業施設事業です。

静岡県下有数の商業施設として「サントムーン柿田川」という郊外型ショッピングセンターを建設して賃貸しています。

ここ数年は商業施設事業へ傾注していますが、信託銀行出身の社長であるためドライに事業転換できていると指摘されています。

ここ数年はSC業への傾注を深めており、直近でもサントムーン地場の三島の広告・施工業者であり、実際に売場の改装やMDを手掛けているシード社と資本業務提携(1.6%)を実施するなど、祖業のアパレル業からの脱却志向が鮮明と言えます。(他の似た様な繊維企業と異なり、信託銀行出身の社長でドライです)

引用元:なちゅの市川綜合研究所

ヘルスケア事業

規模的にはまだまだ小さいものの、今後の高齢化社会を見据えた新規事業です。

健康素材・家庭用医療機器・健康食品の開発・販売を行っています。

財務悪化

約90億円の有利子負債を抱えており、自己資本比率は23%に落ち込んでいます。

中期経営計画では財務体質の強化を掲げており、有利子負債の削減および支払い利息の削減を目指しています。

そのためには経費を抑制し、営業キャッシュフローを上げていく必要があると思われ、2018年3月期以降の業績を見極める必要がありそうです。

株主優待はクオカード

株主優待はクオカードで、保有株式数と保有期間に応じて金額が変わります。

  • 1,000株以上 2,000円相当 ※6ヶ月以上継続保有
  • 2,000株以上 4,000円相当 ※6ヶ月以上継続保有
  • 1,000株以上 3,000円相当 ※1年以上継続保有
  • 2,000株以上 5,000円相当 ※1年以上継続保有

この株主優待に関しては、東証2部降格となる時価総額20億円割れを防ぐための策と見られており、だからこそ、継続保有という条件もついています。

3000円のクオカードではブロードリーフを抜き去りトップ浮上??嬉しい悲鳴です(またクオカードが大量になってしまう)。東証2部降格ラインを免れるため、さらなる先手を打ってきたと思われます。これは少なくとも来年の優待改悪がないことは確実になり、大きなプラス要因ではありますね。

引用元:21世紀投資

太っ腹な優待なので今後が心配という声もあがっています。

ちょっと太っ腹な優待なので、今後が心配といえば心配ではありますね。

業績が抜群に良いなら心配しませんが、そんなに良い訳でもないので。

引用元:なんてったって東京~青赤と株主優待はやめられない~

総合評価

業績があまり良くない低位株です。

東証2部落ち回避のために分不相応の優待を実施しており、優待を目的とする個人投資家のホールドは、餌に食いつく魚と言え、リスクは相応にありますが、美味しい利回りとなっています。

当面は優待制度が維持されると評価されています。

利益剰余金もマイナスで、有利子負債も巨額なので配当などは当面できませんが、一部上場維持のための「やむない」株主優待であればレンダーにも何とか説明できる範囲かとも思いますので、当面は現行の優待制度が維持されるものと考えています。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

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