データ・アプリケーション(3848)

データ・アプリケーションは、企業間電子商取引などデータ交換向けソフトが主力。大手SIなど販売代理店経由の受注中心。

株主優待はありません。

データ・アプリケーションの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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EDI市場No.1でメンテナンス事業が着実に伸びる

事業内容

データ・アプリケーションは、データ交換向けソフト(EDI)市場で国内No.1シェアです。

EDIとは、昔は紙で行われていた注文や納品、請求、在庫管理などを、標準的な規格を用いてインターネット経由で行う仕組みのことです。

企業間電子商取引とはある規格に合わせた「受発注」や「在庫管理」などを含む商取引を、インターネットを通じてやり取りするシステムのことです。

引用元:ウサギの株式運用

企業間商取引に利用するシステムという性質柄、軽々に乗り換えるものではなく、ソフトを導入したらメンテナンスも頼む必要があるため、堀はありそうなイメージと評価されています。

事業的に企業間商取引ということでほいほい乗り換えるもんでもなく、ソフトの他にメンテナンスということで堀はありそうなイメージってことで利益水準は高くたぶん掘つき。HP見たら難しそうなソフトが並んでました。よくわからないけどどうやら事業基幹ソフトっぽくやっぱり乗り換えあまりなさそう。なんでやっぱ堀つき。

引用元:大河の一滴

メンテナンス事業が着実に伸びる

開発したEDIソフトウェア販売事業はフローですが、その後のメンテナンス事業がストックとして収益に貢献しています。

導入企業が増えるにつれてメンテナンス事業の収益が伸びており、10年間の成長のほとんどはメンテナンス事業に依存していると指摘されています。

「ソフトウェア販売事業」「メンテナンス事業」「サービス事業」の三本柱です。
約10年間でそれぞれ「30%」「240%」「20%」の伸びと、成長のほとんどが「メンテナンス事業」に依存しています。
ストック型のビジネスと言えます。

引用元:ウサギの株式運用

株価乱高下

データ・アプリケーションは、2016年3月期の1Q決算で特需による大幅な利益増となりました。これを受けて、1,000円未満であった株価は上昇を始め、2015年10月頃には2,700円の天井をつけます。

そこから2016年中盤にかけて、株価は行って来いとなり700円台にまで下落します。

ここまで株価が下落した要因として、2016年3月期1Qにおいて特需要因から大幅な利益を計上し、その後の決算は減益に見えてしまうため、業績頭打ちと見なされたのではないかと指摘されています。

実は2016年度1Qの数値が突出している原因は、突発的に発生した大型案件受注の特需によるものです。
ですので単純に2016年度1Qの数字を基準にしてしまうと業績頭打ちのように見えてしまいます。これが株価下落の要因でしょう。

引用元:Trade Room

しかしながら、この株価下落は行き過ぎた面があり、割安感がありました。

2016年中盤には株価が下がり、時価総額30億円程度になっていました。この時点でキャッシュ20億円を持っており、買収されても不思議じゃないほど割安であると指摘されています。

時価総額30億に対して現金20億ですのでまるで現金の塊のような会社で、株価に事業価値がほとんど加味されていない状態。一般的なPBR1倍とは意味が異なり、買収されても不思議じゃないほどの割安な水準だと感じます。

引用元:Trade Room

鉄壁の財務

データ・アプリケーションは無借金経営であり、毎期キャッシュを稼いで資産として積み上げている状況が続いています。

2018年3月期において、自己資本比率79%、キャッシュ27.5億円(cd. 時価総額79億円)となっています。

キャッシュを持ちすぎなくらいの財務と評価されています。

財務は全く問題なし。現預金だけで負債総額の約4倍…。ちょっとキャッシュ持ちすぎな感じも。

引用元:バネ男の株のアレ。

借金知らずの財務健全企業と評価されています。

伸びる資産群。借金なんてのカッチンコッチンの財務健全企業。BPSはとりあえず右肩。

引用元:大河の一滴

大量保有

データ・アプリケーションの割安さに注目したのか、大量保有する法人・ファンドが出てきています。

光通信創業者であり投資家としても注目される重田康光氏ですが、データ・アプリケーションにも投資しており、光通信として6.8%を保有しています。

トラッフル・ハウンド・キャピタル(5.38%)、フィデリティ投信(5.36%)も大量保有報告を提出しています。

総合評価

ファンダメンタルズ的に悪いところは見当たらず、超堅実な銘柄という印象です。キャッシュを溜め込みすぎていることもあり、株主還元や昇格に向かってほしいところです。

2018年5月時点でPER12.5倍/PBR2.14倍となっています。今後も1桁成長がジリジリ続くという評価と思われます。

成長が加速したり、株主還元が強化されれば、もう少し上値も狙えるのではないかと思います。

売上成長はあまりしていないものの、色んな意味で堅い(盤石な)会社と評価されていますが、PER15倍程度の評価はフェアバリュー~高い方かもしれないとコメントされています。

売上成長性はともかくとして堀があるっぽい事業で儲け続けてるし財務も盤石感ある色んな意味で堅い会社。評価PER15ほどはこんなもんか感、もうちょっとつけてもいいかも感はするけど、いかにも地味というか派手さのないわかりにくさと言うか評価はとても地味だったりしてこれでも自身としては高い方となりますね。

引用元:大河の一滴

割安好業績銘柄であり、財務・CFに問題なしと評価されています。悪い点は見当たらないとしながら難しい分野なので及び腰とコメントされています。

割安好業績銘柄としてピックアップ。業績はまずまず、財務・CFは問題なし。配当は少なめでチャートは上昇トレンド、と言う感じです。

引用元:バネ男の株のアレ。

成長はゆったりめであり、PER20倍を超えるような力は無いと指摘されています。PER10倍程度なら嬉しいが、当時はPER17.7倍となっており、ここからの投資は危険と判断されたようです。

EDI市場にてNo.1シェアをもつ高収益企業。成長はゆったりめ。EDIの外の市場に飛び出せると面白いが期待しすぎは危険。株価はPER10なら嬉しいが、今の株価だと2倍になるのは苦しそう。3.0に近い3.5。

引用元:すぽさん投資ぶろぐ(旧サイト)

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