DDホールディングスは、居酒屋『わらやき屋』など複数業態の飲食店を運営。ビリヤードバーも展開。開発力に強み。旧ダイヤモンドダイニングです。
株主優待はDDポイントまたは株主優待券またはお米です。
DDホールディングスの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
目次
M&Aを駆使して急成長続く外食株
事業内容
DDホールディングスは旧ダイヤモンドダイニングで、現在は、ダイヤモンドダイニングやゼットン、商業藝術等の飲食業企業を傘下に持つ持株会社となっています。
2017年2月期で273店舗を展開していましたが、新規出店およびゼットン子会社化によって、2018年2月期には425店舗まで急拡大しました。
保有する飲食ブランドが特徴的であるためブランド間競合が少ない点が、コスト削減メリットを享受できる理由であると指摘されています。
多様な保有ブランドをドミナント展開することが特徴。当社のブランドは特徴的なのでブランド間競合が少なく、広告効果・物流コスト削減などのメリットを教授できる。
引用元:バネ男の株のアレ。
M&Aで成長
2016年7月にはゼットンと資本業務提携を締結し、2017年2月には持分法適用会社としていましたが、2017年6月には連結子会社化しました。
2017年4月には、カフェ「chano-ma」などを運営する商業藝術を18億円で買収すると発表。
2017年11月には、「kawara CAFE &DINING」を展開するエスエルディー(3223)に対して公開買付を発表し、44%超の株式を取得することで持ち分法適用会社としました。
このように、同業態をM&Aすることで成長を図っています。
特にゼットンの連結子会社化は規模が大きく、売上規模を300億円→400億円へと100億円程度積み増す結果となっています。
経営不振のゼットンをDDホールディングスがうまく買収できたのではとの評価も見受けられます。
実態は経営不振のゼットン(ここ2年は急激悪化しています)をダイヤモンドダイニングがうまく買収できた、そんな感じではないかと思います、
財務的に増資懸念も
積極的にM&Aや店舗出店を行っているため、投資CF>営業CFの状態が続いており、財務的には負担がかかっています。
2018年2月期においては、50億弱のキャッシュと比較して有利子負債は140億円超に膨らんでおり、自己資本比率は20%ほどです。
財務はイマイチ。流動比率は60%ほどで、有利子負債も多いです。
引用元:バネ男の株のアレ。
成長投資のために今後も資金需要が旺盛であること、株式分割や優待によって株価が高まりPBRは9倍超という状況であること、を踏まえれば公募増資があってもおかしくないと思います。
株主優待はDDポイントまたは株主優待券またはお米
株主優待は保有株式数に応じて、DDポイントまたは株主優待券またはお米がもらえます。
- 100株以上
- 6,000ポイント
- または株主優待券6枚(1,000円相当)
- 300株以上
- 12,000ポイント
- または株主優待券12枚(12,000円相当)
- またはお米5kg
- 600株以上
- 24,000ポイント
- または株主優待券24枚(24,000円相当)
- またはお米10kg
- 3,000株以上
- 36,000ポイント
- または株主優待券36枚(36,000円相当)
- またはお米15kg
- 6,000株以上
- 48,000ポイント
- または株主優待券48枚(48,000円相当)
- またはお米20kg
個人投資家にはDDポイントの人気が高いようです。
株主優待券と比べるとポイントの方が使い勝手が良いと具体的なメリットがあげられています。
このDDポイントというのが結構使い勝手がよいのです。
例えば・・・■ポイントを支払全額に充てられる
■食べログなどのクーポンと併用可能
■ランチでも使える
■ポイントで支払ってもまた利用代金の10%のポイントが付く(ランチは対象外)
■利用すればポイントの有効期限も延長になる
引用元:30代OLの失敗だらけ投資ブログ
総合評価
2018年5月時点の総合評価
M&Aで高成長を続ける外食銘柄で2014年頃から株価上昇し、2017年の高騰でテンバガーを達成しました。
その後の株価は半値戻しとなっており、2018年5月時点でPER15.4倍/PBR9倍という評価となっています。
連結子会社化したゼットンの立て直し、新たなM&Aや出店等、今後も成長期待はもてる銘柄だと思われます。
一方で、2018年2月期には50%超の増益ながら配当は据え置いており、資金調達が必要と思える状況となっており、公募増資が懸念されます。
ゼットンの子会社化による成長や、株式分割・優待拡充によって市場からは高い評価を受けているとコメントされています。
私にとってDDホールディングス(旧ダイヤモンドダイニング)はかつて2012年には 超主力の一角 として戦った懐かしい銘柄です。今はその時の恩株が僅かに残るのみなのですが、同業のゼットンの子会社化による成長や、株式分割&優待拡充のマジックなどにより、現在市場からは極めて高い評価を受けるに至っています。嬉しい限りですね。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
配当・優待の評価は高くはなく、総合でもイマイチな評価です。
株価(2,384円)★★★★☆:少し停滞気味
配当金(0.63%)★☆☆☆☆:優待重視
優待内容 ★★★☆☆:拡充です
参考指標:PER 25.9倍、PBR 4.2倍
総合得点(15点満点):8点
※ データは2017年9月11日終値時のものです
引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活
ファンダメンタルズとしてはまずまず良さそうという評価ですが、2018年4月時点でチャートが良くないと指摘されています。
グロース銘柄としてピックアップ。業績良し、財務イマイチ、CFまずまずと言う感じです。チャートがとっても良くないですね
引用元:バネ男の株のアレ。