アイドママーケティングコミュニケーション(9466)

アイドママーケティングコミュニケーション(アイドマMC)は、流通企業への販売支援。マーケティング分析からプロモーション提案、チラシ制作まで一貫受注。

株主優待はありません。2016年3月IPOでマザーズ上場、2017年3月東証1部昇格です。

アイドマMCの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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小売業の名参謀として引っ張りだこ

事業内容

小売事業者に対して、ビッグデータ解析やマーケティングから、プロモーションを立案し、ペーパーツールやスマホ用WEサイトまで作り上げるといった一貫した販売支援を行っています。

コンサルに分類される業種だと思われます。

経費がかかるビジネスモデルではないので、安定成長すれば着実に増配されるのではないかと期待されています。

経費が多大にかかるビジネスモデルではないので、業績が安定or成長を続ければ、着実な増配がなされるのではないかと期待しています。

引用元:個人事業主が配当・優待生活を目指すブログ

流通小売業の販促費の市場は3,000億円程であり、アイドマMCの売上は100億未満であることを考えると拡大余地は大きいとされています。

ターゲットとなる流通小売業の販促費の市場は3000億円としており、当社の現在の売上は86億円であり売上拡大余地は大きいとしている。

引用元:バネ男の株のアレ。

2016年 IPO→1部昇格

アイドマMCは、2016年3月にIPOでマザーズへ上場しました。

公募価格1,440円に対して初値1,230円(-14.6%)とマイナスのスタートとなりましたが、その後2年間で緩やかに右肩上がりの株価となっています。

1年後の2017年3月には、早々に東証1部へ昇格しました。

バロー依存

IPO時点からバローからの売上が過半を占めており、バローに依存しているのがリスクとも指摘されています。

一方で、スーパー業界の勝ち組であるバローを支えていることは、大きな実績になるとも考えられます。

半分以上がバローとの取引になります。
バロー堅調の黒子はアイドマなんですね。

引用元:Kabu Berry

リスクとしてはバローに対する売上が過半を占めていることに注意。

引用元:バネ男の株のアレ。

バローの他にはライフも主要顧客となっています。

両者からの売上は更に成長しており、まだまだやれることはあるとコメントされています。

バローHDとライフが同社の主要顧客ですが、
いずれの顧客向けも前期比で大きく伸長していますから、
まだまだやれることはあるのだなと思います。

引用元:中長期投資の練習記録

財務は鉄壁

典型的な金余りコンサルの様相です。

無借金経営と高自己資本比率が続いており、2018年3月期においては、キャッシュ30億円(cf.時価総額98億円)、自己資本比率66%となっています。

総合評価

特に悪いところは見当たりません。今後も安定成長を続けるものと思われますが、大型契約のありなしで急変の可能性もあります。(バローから切られるリスク、他の大型契約で大幅増収するチャンス)

2018年5月時点でPER14.4倍/PBR2.84倍となっています。上値を追う力は無いものの、底堅い展開が続きそうです。

優待新設なしで早々に東証1部へ行ってしまったものの、小型・好業績・好財務であり、個人投資家好みの銘柄ではないかと思います。

割安好業績銘柄として、ファンダメンタルズはすべて水準以上と評価されています。

割安好業績銘柄としてピックアップ。業績・財務・CFすべて水準以上。PERもまだ15倍以下。本決算での来期予想の開示を受けて四季報オンラインも数字を上方修正しています。次号は見栄えがよくなりますね。

引用元:バネ男の株のアレ。

小売業界の名参謀として、長期で成長すると期待されています。バロー、ライフの他の大型契約が発表されればPER20倍も見込めると評価されています。

PER20倍は見こめる。長期で成長を見守りたい。大型契約のIRに注目。

引用元:投資銘柄分析Vlog

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