フルサト工業は、 鉄骨建築用副資材の大手。自社製品に強み。傘下の機械商社が成長、自動車生産向け工具へ展開。
株主優待はグルメカタログギフトです。
フルサト工業の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
割安放置の機械商社
事業内容
フルサト工業は、機器・工具セグメント事業や、建築・配管資材セグメント事業、機械・設備セグメント事業を行っています。
売上比率で見ると、機器・工具セグメントで50%、建築・配管資材セグメントで30%、機械・設備セグメントで20%となっています。

第60期株主通信より抜粋
フルサト工業自体は、建築・配管資材セグメントを担当しており、子会社のジーネットが機器・工具セグメント(自動車向け機械工具事業除く)を担っており、同じく子会社の岐阜商事が自動車向け機械工具事業を担っています。
(WEBサイトには上記の担当しか記載してありませんが、売上比率から推測するに、機械・設備セグメントについてもジーネットが担当と思われます。)
財務は安定的
長年に渡って無借金経営が継続しており、安定的な財務状態となっています。
2018年3月期においては、現金113億円+投資有価証券44億円を保有(cf. 時価総額275億円)し、自己資本比率は62%となっています。
中期経営計画
フルサト工業は、2020年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表しています。
2020年3月期において、売上高1,080億円(年率+5%成長)、営業利益40億円(年率+8%成長)を目標値としています。
3セグメント全てで増収増益を計画しています。
初年度となる2018年3月期においては、売上こそ順調であったものの、わずかながら営業減益に沈んでおり、中経達成には不確実な状況となっています。
株主優待はグルメカタログギフト
株主優待は一律500株以上でグルメカタログギフトがもらえます。
40種類から選べるグルメチョイスカタログ「ふるさと小包」は、3,500円相当ということながら3,000円相当のカタログとは違いを感じられないと指摘されています。
フルサト工業より、40種類から選べるグルメチョイスカタログ「ふるさと小包」が株主優待として届きました。3500円相当ということですが、3000円相当のカタログとの違いは感じられないのが残念です。
引用元:優待V
総合評価
成長性に乏しい機械系商社という印象です。
2018年8月時点でPER11.4/PBR0.71となっています。PBR1倍割れで安値放置されています。
株価は2014年頃から横ばい(2016年に急落するも戻す)となっています。直近の1Q決算発表で+88%営業増益を発表するも上値突破には至っていません。2015年来の高値を突破すると勢い付きそうですが・・・。
業績好調ながら指標的に十分安いと評価されています。
フルサト工業は、業績も好調ですし、指標的にも十分安いですし、財務状態も良く総合利回りもまずまずと、非常に良い銘柄です。これからも優待を楽しみにしながらホールドして応援していく予定です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
ビジネスモデルらしいモデルもなく、営業利益率も高々4%であり、成長を感じられないと指摘されています。
基本的にはヨコバイの企業という認識です。2.5です。
引用元:すぽさん投資ぶろぐ(旧サイト)