ジーテクトは、ホンダ系の自動車骨格プレス部品メーカー。11年菊池プレスが高尾金属を合併。海外積極展開。
2017年3月期で7年連続増配です。株主優待はクオカードで、長期優遇制度があります。
ジーテクトの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
ホンダ系の自動車部品メーカー
車体部品生産をグローバル展開
ジーテクトは、ホンダ向けが7割を占める車体部品メーカーです。
2011年に菊池プレス鉱業と高雄金属工業が合併して誕生しました。
この合併により、売上・利益を飛躍的に向上させています。
グローバル展開を積極的に進めており、拠点数は以下の通りです。
グローバル展開を積極的に進めており、得意先の生産拠点を網羅し、顧客ニーズに対応可能なグローバル部品供給体制を確立するために積極的に海外展開を行っており、10ヶ国18拠点、25工場、2R&Dを展開しています。
引用元:割安株投資研究所
割安さに注目
リーマンショック後から総じて見れば、株価は右肩上がりを継続しています。
しかしながら、2014年~2015年頃には株価が落ち込んだ時期があり、そこで割安さに注目した個人投資家もいらっしゃいました。
2014年4月に割安さを指摘されています。
やはり割安度は高そうですね。今期の業績が未達懸念はあるのですが、たとえ今期の予想営業利益140億円に届かなくても、現在の時価総額587.36億円は安すぎだと思います。
引用元:割安株投資研究所
2016年6月に再度株価が落ち込んだところで、割安感を指摘されています。
指標としても
PER8.17倍、PBR0.53倍、配当利回り2.69%
ということで割安感があると思います。そして、連続増配中でもあります。
引用元:ゆとりサラリーマンの優待投資
弱点
ホンダ向けが7割を超えているため、ホンダの生産動向に業績が左右されます。
得意先別の売上高を見ると、ホンダ向けが7割を超えており、ホンダの生産動向に業績が左右される面は否めないでしょう。
引用元:割安株投資研究所
ジーテクトは技術もあって優良な会社だと評価しつつも、完成車メーカーではない(部品メーカーである)ことから人材確保に難点があると指摘されています。
ジーテクトは技術もあって優良な会社ですが、弱点をあげるとすれば、
販売メーカーでない点、本社を埼玉に置いている点から、
人財確保に若干の難があることだと思います。
引用元:ゆとりサラリーマンの優待投資
2016年に優待新設
2016年1月にクオカードの株主優待を新設しました。
発表当初は全体相場の下落に巻き込まれましたが、好業績・割安・優待新設で高利回りとなったことで、見直買いを集め、2016年終盤では上場来高値追いとなりました。
株主優待はクオカード
株主優待は100株以上で、保有期間に応じたクオカードが貰えます。2016年1月に新設が発表され、2016年3月末基準が初回となりました。
- 1年未満 1,000円分
- 1年以上 2,000円分
- 3年以上 3,000円分
100株以上が条件とされていますが、端株でも長期保有認定&優待が貰えたと報告されている個人投資家もいます。
ジーテクトから優待品が届きました♪
2,000円分のクオカードです。
端株で保有していますが、無事に長期保有を認定されました☆
引用元:30歳から始める早期退職プラン
総合評価
2016年~2017年の株価上昇で割安感は薄れてしまいました。
自動車生産動向や為替影響を受けることから、業績のブレが大きい一方で、3年以上の継続保有で優待利回りが高まることから、如何に割安で拾うかの勝負となりそうです。
指標的にまずまず割安で、最低単元ホールドするには全く不満のない銘柄と評価されています。
ジーテクトは指標的にまずまず割安ですし、PF中位としては全く不満のない銘柄です。このレベルの銘柄をPF370位で持てる幸せ。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌