大丸エナウィン(9818)

大丸エナウィンは、LPガス販売で近畿3位。住宅機器・産業用機材も扱う。特殊ガス、水宅配に注力。M&A意欲的。

安定経営により現金が積み上がっている資産バリュー株です。株主優待はクオカード等です。

大丸エナウィンの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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LPガス・医療産業ガス・水宅配の3事業で安定経営

事業の特徴

大丸エナウィンは、生活の基礎となるLPガス、水、医療ガス・機器、電気を扱っており、これらの安定供給と安全・安心の確保を担っています。

そのため安定した収益基盤を持っており、リーマンショック時も黒字を確保しながら、キャッシュを積み上げています。

鉄壁財務

安定したキャッシュフローによって、鉄壁の財務となっています。

2017年度においては、無借金経営で自己資本比率75%程度にあります。

また、現金が40億円以上積み上がっており、時価総額は65億円程度と比べると、資産バリュー株とも言えます。(2017年6月時点でPBR0.59倍)

地味銘柄

東証2部銘柄であり、成長期待にも乏しいことから、地味な銘柄の代表格です。

個人投資家による銘柄分析もなされていないようで、指標的に割安感のある水準で放置されています。

電力小売への参入

成長期待をあえて挙げるとすれば、電力小売りへの参入です。

イーレックス等の発電事業者と提携し、代理店として電力を取り扱っています。

祖業であるLPガスと電力を併せて小売りできれば売上に上乗せできそうです。

株主優待はクオカードなど

株主優待は保有株式数に応じて、クオカードまたは選択型ギフト券です。

  • 100株以上  500円相当のクオカード
  • 1,000株以上 3,500円相当の選択型ギフト券(カタログの食品等から選択)

利回りの観点から、100株保有の個人投資家が多いようですが、更なる利回り向上を求める意見もあります。

現在の株価での優待利回りは約0.5%ということで、優待利回りは低めです。この株価なら1,000円分のクオカードくらい欲しいところですね。

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

総合評価

安定経営により現金が積み上がっていますが、成長期待がないため割安に放置されている資産バリュー株です。

保有現金と時価総額を比べながらの投資はできそうですが、何らかのカタリストがないと株価の大幅上昇はなさそうです。

カタリストとしては、電力小売り等の新事業の成功による成長加速、東証1部昇格、株式還元強化などでしょうか。

指標的な割安感と東証2部銘柄であることを評価されています。

大丸エナウィンは指標的にもかなり安いですし、私の大好物の東証2部銘柄ですし、PF下位としてはとっても良い銘柄であると思っています。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

配当・優待利回りが低く、パッとしない感じと評価されています。

株価(858円)★★★☆☆:ゆっくりゆっくり上がっています
配当金(1.75%)★★☆☆☆:もうちょっと欲しいところ
優待内容 ★★☆☆☆:利回りは低いです
参考指標:PER 13.8倍、PBR 0.66倍
総合得点(15点満点):7点
※ データは平成28年12月16日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

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