GMOクラウド(3788)

GMOクラウドは、 GMO傘下。ホスティング(サーバー管理)と電子認証提供が両輪。電子認証は国際展開急ピッチ。

株主優待は年2回(6月12月)で自社グループサービス利用料キャッシュバック等です。

GMOクラウドの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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ホスティング事業からセキュリティ事業、そしてIoTへ

事業内容

GMOクラウドは、GMOインターネットグループにおいて、インターネットインフラ事業を担う会社です。

クラウド・ホスティング事業、セキュリティ事業、ソリューション事業を展開しています。

クラウド・ホスティング事業

日本のインターネット黎明期からホスティング事業を行っており、長年の販売・運用実績があります。

レンタルサーバー、VPS、専用サーバー、そしてクラウドサービスと幅広いラインナップを提供しています。

売上高比率では47%を占めていますが、営業利益比率では25%となっており、GMOクラウドの中では利益率が低い事業です。

セキュリティ事業

電子認証サービスを「安く手軽に」提供しており、国内企業にとどまらず、海外の政府機関や国際企業にもサービスを提供しています。

IoT観点では、セキュリティだけでなく、ID管理サービスも注目されています。

売上高比率では46%を占めており、営業利益比率では94%となっており、GMOクラウドの稼ぎ頭の事業です。

今後もIoTにおけるセキュリティの役割を果たすことが期待されており、セキュリティ事業を中核として成長していくものと思われます。

ソリューション事業

SOHOや中小規模法人向けに、業務効率化・高付加価値化のソリューションを提供しています。

GMOおみせアプリ(O2O集客支援アプリ制作サービス)や、GMO電子契約サービス等を行っています。

売上高比率では9%を占めていますが、営業利益は赤字となっています。

IoT関連銘柄

IoT社会ではあらゆるものがネットと繋がっていくとされており、その実現には、無数の識別情報と様々なセキュリティが求められます。

GMOクラウドは、そのどちらにも対応できる子会社を持っています。

識別情報(アカウント、ID管理)のユビセキュア、セキュリティーを担保するグローバルサインです。

これはGMOクラウドのユビセキュア買収発表のIRの中からの文面ですが、
アカウントをまとめるのがユビセキュア、
セキュリティーを担保するのがGMOクラの子会社のグローバルサインです。

引用元:aako01jpの株式で一発逆転  ~個別ファンダ中心~

IoT機器向けのセキュリティー(電子証明書)については2020~23年頃には進むのではないかと予想されています。

IoT機器向けの電子証明書が本格的に導入されそうな時期はいつごろか,という主旨の質問がありました.

それに対しては,具体的な時期についてはわからないとは言うものの,2020年から23年くらいには進むのではないか,という見通しのようでした.

引用元:hassのまったり投資譚

トップライン伸びる

GMOクラウドは、売上高だけを見れば綺麗な右肩上がりとなっています。

一方で、利益については横ばい・でこぼことしており、業績が安定しません。

売上を着実に伸ばしつつも、投資を続けている状態にあります。

好財務

2017年12月期において、キャッシュ37億円を保持し、借入金は3億円程度の実質無借金経営となっています。

自己資本比率も61%となっており、財務的には全く問題ありません。

株主優待は自社グループサービス利用料キャッシュバック等

株主優待は年2回(6月12月)で、100株以上で一律、自社グループサービス利用料キャッシュバック等がもらえます。

ただし、6ヶ月以上の継続保有が条件となります。

  • 自社グループサービス利用料キャッシュバック 上限5,000円
  • 自社株式買付手数料キャッシュバック
  • 売買手数料キャッシュバック         上限5,000円

親会社のGMOインターネットと似た優待となっています。

総合評価

トップラインは右肩上がりであり、利益横ばいながらも、利益は後から付いてくると言わんばかりの株価上昇を見せています。

2018年6月時点でPER56.9倍/PBR7.95倍となっています。利益成長を先取りする形となっていますが、果たして。

GMOクリック証券の売買手数料キャッシュバックの優待だけでも大変助かっていると評価されています。

株価(2,215円)★★★☆☆:ピークの半分に
配当金(1.37%)★★☆☆☆:もう少し欲しいところ
優待内容 ★★★★☆:手数料は助かっています
参考指標:PER 36.4倍、PBR 4.89倍
総合得点(15点満点):9点
※ データは2018年3月23日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

IoT関連銘柄として、セキュリティを柱に世界展開できるため、好印象だったとコメントされています。

GMOクラウドはIoTのセキュリティを柱に世界展開し,中小企業を対象に IoTソリューションを提供していく,という印象を受けました.全体を通して,まぁ好印象でした.

引用元:hassのまったり投資譚

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