博展は、企業や団体のイベント展示、販促を支援。顧客との直接取引主体でワンストップサービス志向。
株主優待はクオカードです。
博展の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
リクルート出身のイベント・展示会を支援する会社
リクルート出身
企業のイベントや展示会を請け負う博展は、役員がリクルート出身です。
リクルートでのビジネス経験をもとにスピンアウトした形だと想像されます。
企業の展示会の請負をしている会社ですね。ビジネスはこれ一本ですね。単体決算です。役員を見ればリクルート出身なのであ~なるほどねってなるのです。
リクルートのビジネスって基本企業の上のほうの人とビジネスをするため、長年やってるとね~。見つかる訳ですよ、良いスポンサーとかがね。
引用元:元スーパー投資顧問出身アナリスト 企業分析まとめ 日本株投資で勝つ
大手より安価に運営
企業のイベントや展示会といえば、大手では電通や博報堂となりますが、大手では人件費コストが大きく、価格が高くなりがちです。
そのため博展など人件費が低く抑えられる会社が、企業のイベントや展示会を受注できるケースも多いと指摘されています。
基本おなじレベルで仕事が出来ればクライアントサイドでは安いほうが良いに決まっている。でも安すぎると怪しいのです。胡散臭い会社だと詐欺られる可能性もある。実際にそういった会社もありますね。でも当社は上場している企業、だから安心ってなる。
引用元:元スーパー投資顧問出身アナリスト 企業分析まとめ 日本株投資で勝つ
財務悪化
過去にはキャッシュと有利子負債が同程度あり、比較的安定した財務でした。
●自己資本比率が4割台ながら、「現金等=有利子負債」と、財務面は安定的。
しかしながら、2017年3月期において、連結子会社アイテクトの無形固定資産の減額、およびのれん償却により、最終赤字を計上しました。
これにより自己資本比率は17%まで落ち込むなど、財務悪化が懸念されます。
中期経営計画
博展は、2020年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表しています。
2020年3月期において、売上高124億円(年率+10%成長)、営業利益4.5億円(黒転)を目標として掲げています。
売上は右肩上がりとなってり、現状のトレンドを継続できれば達成できるものと思われます。営業利益については過去最高益を叩き出す必要がありますが、トップラインが上がっている分、コスト削減を徹底すれば射程圏内であるものと思われます。
株主優待はクオカード
株主優待は100株以上の保有で500円相当のクオカードが貰えます。
オリジナルのクオカードですが、展示会やイベントなどを手掛けているだけあって、デザイン性の高いカッコイイ感じのクオカードです。
シンプルでかっこ良い感じのクオカードです。
引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活
総合評価
売上は綺麗に右肩上がりになっているものの、利益が安定していない印象です。
財務も悪化したことから、あえて手を出す必要はないように思われます。
ポートフォリオ下位としては問題ないと評価されています。
博展は指標的にはやや高いですが、その分成長力もありますし、
PF下位としては特に問題の無い銘柄であると考えています。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
同業他社と比較すると突出はしておらず、博展のみに投資することは難しいと指摘されています。
私の投資判断は「保留」となりました。
同業他社で中小型の経営成績も同じような伸びな訳ですよ。大手から客が流れているだけで実力はどの会社も突出してないって判断になります。となるとそれらの会社すべてに均等に投資って事は可能ですが、1社に投資をするって事は難しいのです。
引用元:元スーパー投資顧問出身アナリスト 企業分析まとめ 日本株投資で勝つ
すべて普通という目立った特徴のない評価です。
【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
●業績安定度:C
●財務安定度:C
●配当利回り:C
●割安度:C
配当金の評価が高めですが、こちらでもパッとしない評価です。
株価(562円)★★★☆☆:時々急上昇することがあります
配当金(2.5%)★★★★☆:まあまあ良いです
優待内容 ★★★☆☆:優待利回り0.9%
参考指標:PER 24.0倍、PBR 2.45倍
総合得点(15点満点):10点
※ データは2017年8月10日終値時のものです