Hamee(3134)

Hameeは、スマホやタブレット向けアクセサリーのデザイン・販売。クラウド型EC事業支援システムも。

株主優待は年2回(4月10月)で自社サイト利用クーポンです。

Hameeの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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スマホアクセサリー販売からEC事業支援プラットフォーマーへ

事業内容

Hameeは、スマホアクセサリー小売等を行うコマース事業が主力であり、複数ネットショップを一括管理できるネクストエンジンを開発・運用するプラットフォーム事業も行っています。

コマース事業とプラットフォーム事業の相乗効果により「クリエイティブ魂の火をつける」ことを目指しています。

Hamee 事業内容

Hamee2018年4月期決算説明資料より抜粋

コマース事業

売上比率で88%を占める主力事業です。モバイルアクセサリーグッズを企画・開発し、ECサイトにて販売しています。

Hameeの他、iPlus、Kawaii館、にぎわい商店等、グッズの特性にあったECブランドを複数展開しています。

また、BtoBリアル販売分野では、ロフトや東急ハンズ、ヴィレッジヴァンガード、家電量販店にも販売チャネルを持っています。

プラットフォーム事業

Hamee ネクストエンジン

Hamee2018年4月期決算説明資料より抜粋

複数ネットショップ一元管理システムであるネクストエンジンが主力です。

自社ネットショップ、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon等、複数のECサイトを持っている企業向けのクラウドサービスで、受注・出荷・分析等を一括して管理することができます。

Hamee自体が自社ネットショップや複数のECプラットフォームに出店していることから、出店企業目線による開発・改善を行えることをウリにしています。

スパイラルが機能していると評価されています。

ポイントは、このコマース事業で「EC業務」を熟知した上で、
これをプラットフォーム事業へ活かすというスパイラルが機能している点だと思います。

引用元:中長期投資の練習記録

小売ではなく、ECプラットフォーマーとして

Hameeはスマホアクセサリー小売の売上比率が大きく、小売業にも分類されています。PB商品比率を高めることや、海外進出により利益成長を図っています。

しかしながら、今後の成長ドライバーはプラットフォーム事業になりそうです。月額利用料を徴収するクラウドサービスであり、ストック型ビジネスモデルで急成長しています。

プラットフォーム型のビジネスモデルに着目して分析されています。

ECのプラットフォーム型のビジネスモデルに改めて着目するようになり、
ECの運営ノウハウを元にプラットフォームを作り、
ECサイト事業者へEC構築のプラットフォーム化を提供する事業モデルに魅力を感じて
簡易分析を行うことにしました。

引用元:中長期投資の練習記録

2017年6月にはふるさと納税事業を行う自治体へもネクストエンジンを提供しています。

2年連続で「攻めのIT経営銘柄」に選ばれていることや、ふるさと納税事業への参入について評価されています。

さすが「攻めのIT経営銘柄」のHameeです

ふるさと納税事業に参入というのが気に入りました

「ネクストエンジン」が納税事業にも利用できるなんて、素晴らしいではありませんか

引用元:少額投資家の成長期待株

好財務のまま拡大

Hameeは実質無借金経営を続けており、自己資本を積み上げながら財務を拡大しています。

2018年4月期においては、自己資本比率69%となっており、安定的な財務です。

株主優待は自社サイト利用クーポン

株主優待は年2回(4月10月)で自社サイト利用クーポンがもらえます。

100株以上で一律1,500円相当の「Hamee本店」利用クーポンまたは「ネクストエンジン」利用料割引クーポンとなります。

株主優待を利用してスマホケースを購入したとレポートされています。

株主優待は1,500円券ですが、1500円で買える気に入ったスマホケースは見つかりませんでせいた。

もしあったとしても安いケースって耐久力が不安ですし、丈夫でしっかりしたものがやはりいかなと思い頑丈そうなものを選びました。

引用元:主婦投資家ゆりぴょんの漫画お気楽株生活

総合評価

コマース事業の利益成長が鈍化する一方で、プラットフォーム事業が成長を牽引する見込みです。

2018年6月時点でPER26.3倍/PBR7.43倍と高い評価を受けています。小売業の評価からプラットフォーマーの評価へと変わってきた印象です。

足元では株式売出しによる需給悪化のため株価調整していますが、業績期待は根強く、個人投資家からの人気も高まっています。

ECプラットフォーム化が成長してPER20倍程度は狙えるとしています。※2016年3月時点

評価PERですが、ECプラットフォーム化が伸長して、
今の成長率を維持していければ市場からの評価はより高められると思います。
成長率や今後本則への昇格や配当開始など多角的に捉えて20倍とみておきます。

引用元:中長期投資の練習記録

業績安定度の評価が高めですが、全体的には普通評価となっています。

【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:B
・財務安定度:C
・配当利回り:D
・割安感:C

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

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