はるやまホールディングス(7416)

はるやまホールディングス(はるやまHD)は、郊外型紳士服専門チェーンで業界4位。地元中国地方から西日本中心に展開。関東へも店舗進出。

サラリーマン投資家から熱い人気を博しています。株主優待は15%割引券などです。

はるやまHDの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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不況業種でありながら積極出店・新商品展開で伸びる

紳士服メインのはるやまHD

はるやまHDは、紳士服(スーツ)のはるやまが最もメジャーです。

労働人口の減少や、スーツを着用する人の減少のために、業界的には不況ですが、ストレス対策スーツや受動喫煙対策スーツ、ノーアイロンシャツなどの高単価な新商品を展開することで業績をあげています。

多ブランド化・積極出店

また、紳士服(スーツ)のはるやまの他にも、若者向けスーツブランドPSFAや大きいサイズの店フォーエルを積極出店しています。

当社は店舗ブランドとしては主力の「はるやま」のほか、20~30代男性向けに「Perfect Suit FActory(PSFA)」等を展開しています。「はるやま」は基本的にミドル世代以降に強い業態のため、勤労世代のスライドに合わせて、AOKIの「ORIHICA」や青山商事の「THE SUIT COMPANY」と同様に「PSFA」業態での出店を推し進めています。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

また、注目される新ブランドとして、ショッピングセンター向けに「YEVS」というアパレル・雑貨業態を出店中です。

はるやまHDとしては、『高感度×リーズナブルなファッションを提案する新しいブランドショップ』と位置付けています。

既に似たような他社業態が非常に多いと指摘しつつも、期待もされています。

当社の場合はSCへの出店に舵を切りつつあり、紳士服以外の業態に注力しています「ikka」や「nico and」のような、SC向けの「YEVS」というアパレル・雑貨業態を注力出店中ですが、既に似たような他社業態が非常に多いので、かつては東急やアダストリアが保有し一世を風靡した「TRANS CONTINENTS」の再興に是非期待したいところであります。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

財務は安定的

実質無借金経営であり、自己資本比率は60%超の状態が続いています。

自前でも土地建物を保有しているケースが多く、バリュー性を有しているとも指摘されています。

当社の特徴的なところは、自前でも土地建物を保有しているケースが多く土地だけで100億円以上を保有していながら、ネット無借金というバリュー性を有しているところにあります。そのため、構造不況業種でありながら、業績によらず安定的な配当(15.5円)を出しているほか、定期的に記念配を出す傾向にあります。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

株主優待は15%割引券など

株主優待は15%割引券と「ネクタイまたはワイシャツまたはブラウス贈呈券」です。

  • 15%割引券
    • 100株以上 2枚
    • 500株以上 4枚
    • 1,000株以上 6枚
    • 3,000株以上 10枚
  • ネクタイまたはワイシャツまたはブラウス贈呈券
    • 100株以上 1枚

個人投資家にとては、やはり割引券よりも、ネクタイまたはワイシャツまたはブラウス贈呈券が魅力的です。特にサラリーマンにとっては。

サラリーマンをやっている私にとっては、Yシャツは消耗品に近いですし、

年に1回でも

タダでYシャツがもらえる

引用元:ゼロからな株式投資 副収入に挑戦

はるやま商事(7416)は、シャツかネクタイがもらえる株主優待で有名ですが、当方もすでに3年以上は保有しており、毎年、シャツをもらっています。

引用元:株好きバーバリー好き洋楽好きの投資生活

サラリーマンとして最もオススメしたい優待として、はるやまHDをあげていらっしゃる方もいます。

スーツなどを購入され、総合利回りは25%超換算になるそうです。

今回、頂いたシャツと割引と配当で利回り25%超?(笑)

すんばらし~~!

引用元:初心者サラリーマンの株主優待ゆらり勉強生活

総合評価

スーツ業界というとイマイチな印象ですが、思いのほか、業績堅調・好財務です。個人的には新ブランドのYEVSには懐疑的ですが、はるやま・PSFA・フォーエルは堅調が続きそうです。

サラリーマン兼業投資家であれば必須の銘柄だと思います。優待目的で1単元ホールドしておけば、5年で元は取れそうです。

指標的に割安で総合利回りも良いと評価する一方で、ポートフォリオ上位に上げるには至らずの状態であるそうです。

はるやま商事は指標的に安く、かつ同時に高い総合利回りも出ている実に良い銘柄です。過去に何度も「もう少しPF上位に上げようかなあ?」と考えたのですが、株価上昇のカタリストに極めて乏しいのがネックとなり結局「優待株いけす」脱出を未だに果たせずにいます。株式投資では「言外の言葉、暗黙知」が最も大切な世界なんですね。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

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