平和堂(8276)

平和堂は、滋賀県で圧倒的シェアのスーパー。東海や北陸に出店。中国に百貨店進出。ニチリウグループ。

株主優待は年2回(2月8月)で優待券またはギフトカードです。

平和堂の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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滋賀県で圧倒的な地域密着スーパー

事業内容

平和堂は滋賀県を地盤として、平和堂、アル・プラザ、フレンドマート、マルゼン、エール、ヤナゲン等のブランド名で食品スーパーを展開しています。

2018年4月時点で合計163店舗を展開しており、内訳は以下の通りです。

  • 滋賀:83
  • 京都:21
  • 大阪:18
  • 愛知:15
  • 岐阜:9
  • 福井:6
  • 石川:6
  • 兵庫:3
  • 富山:2

地元スーパーの平和堂が好きで株を保有されているそうです。

郷土愛の強い私は、地元スーパーの平和堂が好きだ。

引用元:極楽・株など日記

食品スーパーの他にも、飲食・アミューズメント・ホテルの事業を行っています。

例えば、フランチャイジーとして、ファミレスCOCO’Sを79店舗、ケンタッキーフライドチキンを25店舗、サーティーワンアイスクリームを13店舗、TSUTAYAを47店舗、などを運営しています。

御用聞きサービス

地域密着スーパーとして高齢者の「御用聞き」サービスを行う等、地域に愛されるスーパーであり、その様子は2012年にガイアの夜明けで放送されたこともあります。

御用聞きの内容としては、電球の取替え、屋根の修理(業者の紹介)、宅配サービスなどを行っています。それだけ見れば非常に高コストで赤字としか思えない内容ですが、これによって食品スーパー平和堂を繰り返し使ってもらうことで売上・利益を確保しています。

特に、高齢者の場合、至れり尽くせりのサービスを受けたら、浮気することはほぼないと言っても過言ではないでしょう。何度もその店舗を 利用し、他のお店に浮気することがなくなると、そのスーパーは、その顧客の食料品に費やす予算を獲得することができます。

引用元:戦略的視点で見る、アイデアマーケティング!

財務は改善続く

業績はゆるやかな右肩上がりですが、毎期確実にキャッシュを稼ぐことで有利子負債の削減が続いています。

2018年2月期においては、自己資本比率51%まで改善しました。

株主優待は優待券またはギフトカード

株主優待は年2回(2月8月)で、保有株式数に応じて優待券またはギフトカードがもらえます。

  • 100株以上
    • 優待券    10枚(1,000円相当)
    • またはギフトカード 500円相当
  • 500株以上
    • 優待券    50枚(5,000円相当)
    • またはギフトカード 500円相当
  • 1,000株以上
    • 優待券    100枚(10,000円相当)
    • またはギフトカード 2,000円相当
  • 2,000株以上
    • 優待券    200枚(20,000円相当)
    • またはギフトカード 2,000円相当
  • 3,000株以上
    • 優待券    300枚(30,000円相当)
    • またはギフトカード 2,000円相当
  • 4,000株以上
    • 優待券    400枚(40,000円相当)
    • またはギフトカード 2,000円相当
  • 5,000株以上
    • 優待券    500枚(50,000円相当)
    • またはギフトカード 2,000円相当

ギフトカードよりも優待券の方がお得な内容となっています。

権利日が20日であるため、他の優待株と重ならず、取得しやすいとコメントされています。

日にちが他と重ならないので、取得はしやすいです。
ただ、地域が限定されていることや1,000円ごとにしか使用できないので、魅力は少なめです。

引用元:株主優待おすすめ日記

総合評価

業績・財務・CFとファンダメンタルズ的には特に問題は見つかりません。しかし、競争激化や人件費増によって利益成長は厳しいです。個人投資家の分析や優待報告に乏しく、興味の範疇外である印象です。

2018年5月時点でPER14.4倍/PBR1.06倍となっています。利益成長への期待がなく、業績横ばいでキャッシュを稼ぎ続ける状態を評価している状態だと思われます。

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