ヒロセ電機(6806)

ヒロセ電機は、コネクター大手。スマホ、車載用が売上高の半分。国内自社工場は開発に特化、協力会社で量産。

株主優待はありません。

ヒロセ電機の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

スポンサーリンク

高収益・鉄壁財務ながら成長見えず

事業内容

ヒロセ電機は、コネクターという機器と機器をつなぐ役割を持った部品を製造・販売しています。

時代の流れとともに、パソコン類、デジカメ、携帯電話、スマホ、自動車、ロボットとあらゆる製品へコネクタを供給しています。

高収益企業として知られ、利益率は20%超であり、さらなる高みである30%を目標にしています。

製造業ですのでシクリカルな銘柄であり、景気後退期には減益になりますが、高収益であるため赤字とは無縁の安定企業です。

まあシクリカル。大きくはリーマン前と2015年辺りに利益のピークがあり2002年2009年辺りの景気後退期は素直に利益が引いてます。も、売上減らそうと高収益が続き赤字なんての安定企業。

引用元:大河の一滴

意外にもコネクタ業界では世界第8位という位置であり、日本にすらまだ上に矢崎総業(非上場)があります。成長余地はまだまだありそうです。

しかしながら、ここ数年は減益が続いており、今後の成長戦略が問われます。

鉄壁財務

無借金経営と高い自己資本比率が長年継続しています。2018年3月期においてはキャッシュで2000億円を抱え、自己資本比率89%です。

まさに鉄壁の財務状況です。

営業CFを稼ぎ続け、BPSも増え続けているので、逆にROEは減り続けていると指摘されています。

カッチンコッチンの財務。財産は増え続けるタイプ。BPSも増え続けているね。ROEも減る傾向で、資産増に応じて効率が下ってますね。まあそういう会社だと。

引用元:大河の一滴

総合評価

毎期に安定してキャッシュを稼ぎ、BPSを増やしていますが、利益成長が見えません。中期経営計画でも数値目標は設定されておらず、成長の見通しが立てられません。

2018年5月時点でPER25.4倍/PBR1.67倍となっています。利益観点の評価というよりは、資産面+今後もCFが継続すると考えた評価となっている印象です。

そもそも大企業であることや株主優待がないことから個人投資家のブログに登場することも少なく、個人投資家の嗜好には合わないと思われます。

常に高い評価を受けている人気企業であり、落ち目の時に拾ったほうがいいと指摘されています。

評価が低いと配当利回り高めになってとても面白いんですけど残念ながら常に高めの評価をされている人気企業ということになりそうですね。そして今はその中でも高い水準。妙味と言うとあまりない気が。やっぱりむしろ落ち目の時に拾ったほうがいいような種に見えます。

引用元:大河の一滴

2000年のITバブルで株価高騰し、まだその高値を抜いていません。いずれ超えると思って投資すると良い目標になるとコメントされています。

株価は2000年ITバブルの高値を抜いてはいないが、何れ超えると思って投資すれば良い目標になる。
今後も、力強く利益を出して来る事を期待して投資したい。

引用元:成長株への長期投資〜経済的自由人を目指して〜

スポンサーリンク
オススメの記事
オススメの記事