ハウスオブローゼ(7506)

ハウスオブローゼは、百貨店等でのボディケア品や化粧品の小売りが主。リラクセーションサロンやフィットネスも。

株主優待は自社商品詰合せです。個人投資家に人気の高い優待銘柄です。

ハウスオブローゼの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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自然志向のスキンケア化粧品店

百貨店等に店舗出店も漸減気味

ハウスオブローゼは自然志向のスキンケア・ボディケア化粧品店として、百貨店等に店舗を出店していますが、ここ数年は店舗数が減少傾向にあります。

2018年3月期においては、3期振りに出退店が均衡し、店舗数減少が止まる見通しです。

足許では百貨店・SC等からの導入誘致があるようで、3期振りに出退店が均衡圏(新店7・退店7)まで持ち直す計画であり、店舗数の減少に歯止めがかかる見通しです。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

店舗数の減少に比例して、売上減少・利益減少の傾向が見られますが、好立地の新店舗が今後の利益貢献を果たすことが期待されます。

前の期に銀座の旧プランタン(マロニエ2)や大丸神戸店の区画良化(地下2階→7階)等、好立地への出店を果たしているため、今期の新店にも期待がかかります。なお4月・5月の既存店は開示されており、順調に前年をクリアしています。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

新事業が躓く

伸びない新事業

ハウスオブローゼのリアル店舗が既存事業であった訳ですが、新事業として、ハウスオブローゼネット通販やカーブス事業を行っています。

このどちらの新事業も躓いている状態にあると指摘されています。

ネット売上は一向に伸びておらず、若年層へのブランド認知の低さを指定されています。

リアル店舗の売上は底堅いものの、ネット売上が依然として1~2億円水準と伸びが非常に緩慢である

引用元:なちゅの市川綜合研究所

コシダカが手掛けるフィットネス事業カーブスのフランチャイズ(FC)を行っていますが、人手不足によって減益となっている点も指摘されています。

一般的には採算性が高いとされる「Curves」のFCを横浜エリアでドミナント出店していながら、上手く”人繰り”が出来ていない印象もあり、この辺の本業以外の部分には課題も残ります。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

ネット販売が成長ドライバーに

2018年3月期になり、ネット販売がようやく年率2割程度の伸びとなっています。

組織を新設し、SNS対策を始めたこうが奏功していると評価されており、越境ECとあわせて、成長ドライバーの本命であるとコメントされています。

絶対額は少額ながら、足許では年率2割程度の伸びを示しています。これはマーケティング本部を新設し、SNSの対策をし始めたことも奏功していると思われます。また、既述の通り越境ECが絶好調であり、会社側は依然やや懐疑的な姿勢ではあるものの、成長ドライバーの本命と言えます。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

好財務

上記のようにハウスオブローゼは成長性は低いと想定されます。

しかしながら、キャッシュフローは優秀であり、営業キャッシュフローは毎年プラスであり、投資キャッシュフローはほとんど必要としていません。

これによってキャッシュが積み上がり、無借金経営で自己資本比率60%超という状態にあります。

利益のほとんどを配当へ回しているのも、好財務のなせるワザです。

今期も40円配当が継続される見込であり、タコ配寸前ではあるものの、無借金企業の余裕がみられます。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

キャピタルゲインよりも優待目当て

個人投資家においては、指標の割安感がなく、成長期待も小さいことから、キャピタルゲインを狙うというよりは、優待目当ての投資が目立ちます。

ハウスオブローゼは指標的な割安感はほとんどありませんが、優待に関してはオリジナリティがありまた毎年内容が変わるので抜群に魅力的です。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

株主優待は自社商品詰合せ

株主優待は、保有株式数に応じて自社商品詰合せが貰えます。

  • 100株以上    3,000円相当 ハンドケア・バス用品
  • 1,000株以上 10,000円相当 バス・ボディケア用品

個人投資家には人気の高い優待です。

毎年、優待が届きますが、
ギフトセットというか写真のような箱に入った品物たちです。

なんか華やか気分になってうれしいですよね。

引用元:はむお逍遥記(しょうようき)“株主優待で自給自足を目指す”

2015~2018年分の優待で届いた商品を紹介されています。

ハウスオブローゼの優待は毎回内容が違うので届くのが楽しみです。

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

総合評価

2018年6月時点の総合評価

緩やかな右肩上がりを続けていましたが、2017年11月の2Q決算発表で好調が確認されて株価が跳ねました。2018年1月を天井として調整入りしています。

2018年6月時点でPER29.4倍/PBR1.49倍となっています。指標的にはフェアバリューである印象です。

長年に渡る緩やかな右肩上がりの株価レンジからは抜けたと思われます。しかしながら、利益成長は鈍化する見込みであることも踏まえると、さらなる一段高を目指すには材料不足と思われます。

株価は2,000円の大台を意識する水準まで切り上がってきたとしており、長年の株価レンジを抜けてきたとコメントされています。

足許の株価水準は2,000円の大台を意識する水準にまで切り上がってきており、約22年前のIPO時の公募価格である@2,210円の回復は遠いものの、長年の株価レンジをはっきり抜けてきた印象はあります。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

優待が継続される限り保有し続けるとコメントされています。総合的に高い評価をされています。

株価(1,813円)★★★★☆:好調をキープ
配当金(2.21%)★★★☆☆:良いですね
株主優待 ★★★☆☆:毎回優待内容が違うところが良いです
総合得点(15点満点):110点

※ データは2018年6月15日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

2017年7月時点の総合評価

個人投資家には優待の評価が高く、財務も安定的なので、100株を長期ホールドしながら、配当と優待を貰い続ける銘柄だと言えます。

優待戦闘力が高いと評価されています。

数ある優待株の中でもハウスオブローゼの優待戦闘力には突出したものがあり、私は優待族として極めて高く評価しています。毎年戴いた瞬間の嬉しさには格別・特別なものがありますし、これからも現行の優待制度が続く限り末永くホールドして応援していく予定です。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

配当・優待が高評価です。

株価(1,554円)★★★★☆:今年に入り好調をキープ
配当金(2.57%):★★★★☆ 良いですね
株主優待:★★★☆☆ 毎回優待内容が違うところが良いです
総合得点(15点満点):11点

※ データは2017年6月16日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

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