アイモバイル(6535)

アイモバイルは、広告配信ネットワーク大手。アフィリエイト・動画・インフィード広告、ふるさと納税事業が成長。

株主優待はふるなびグルメポイントです。

アイモバイルの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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ネット広告が停滞も、ふるさと納税が好調

事業内容

アイモバイルは、アドネットワーク事業、アフィリエイト事業、動画広告事業、DSP事業等のインターネット広告事業が主力です。

その他にも、ふるさと納税事業や人材紹介事業、ネットキャッチャー事業を行っています。

アフィリエイト事業

i-mobile Affiliateというアフィリエイトサイトを運営しています。

競合他社も多く、苦戦しているのではないかと推察されています。

動画広告事業

スマートフォンアプリを利用中のユーザーに対して動画広告を配信するプラットフォーム「maio」を運営しています。

フルスクリーンの動画再生を行い、視聴完了した場合に課金が発生します。

ふるさと納税事業

ふるさと納税サイト「ふるなび」を運営しています。納税先と返礼品を検索できたり、自治体と連携した「ふるなびグルメポイント」サービスを提供しています。

セグメント別業績は不明

直近では動画広告事業とふるさと納税事業が好調のようですが、セグメント別の売上・利益を全て公開している訳ではないので、不調の事業は不明です。

アフィリエイト事業が足を引っ張っているのではないかと推察されています。

ぼくはアフィリエイトが足を引っ張っているのではないか(理由・・・ファンコミ、アドウェイズ、レットラックスなどの同業がいまいちなので^^;)と妄想しているのですが、妄想は良くないのでちゃんとセグメントの分野別で売上も書いてほしいものですね。

引用元:Kabu Berry

オンラインクレーンゲームを手掛けるネッチを子会社化

2018年1月に、オンラインクレーンゲームを手掛けるネッチを買収し、子会社化しました。

オンラインクレーンゲームは、ニッチな分野ながら参入が相次いでいる事業であり、先行きには不安も感じます。

しかしながら、2017年3月期においては、経常利益1.4億円/純利益1.1億円という決算を出しており、この事業を5億円で買ったのはお得だというコメントもあります。

アイモバイルが公表した買収総額は5億5500万円ですから、かなりお得な買い物をしたなーという印象です。直近の決算だけみれば、毎年1億円のキャッシュを稼ぐ事業を5億円で買ったのですから、利回りはざっくり20%にもなります。

引用元:ひも的株式投資ログ

1部昇格

アイモバイルは、かねてより東証1部昇格を目指していることを公言しており、立会外分売や優待新設という王道ルートを歩んでいたことから、東証1部昇格が確実視されていました。

そして、2018年7月に東証1部へ昇格となりました。

M&Aに積極的であるため、東証1部に昇格して株式価値を高めることを目指しているのではないかとコメントされています。

超がつくほど積極的ではないにしても、M&Aには積極的な姿勢が見られますので、株価が高い方が当然いい訳です。今後、株価が高くあれば、M&Aのペースも高まって、より高利益な企業へと変貌していくような気がしています。

引用元:年収200万円お父さんの日記

好財務

2016年の上場で得た資金でキャッシュを積み上げており、無借金経営でCFも良好であるため、好財務となっています。

2017年7月期においては、キャッシュ106億円(cf. 時価総額240億円)を保有し、自己資本比率は76%となっています。

株主優待はふるなびグルメポイント

株主優待は保有株式数に応じてふるなびグルメポイントがもらえます。

  • 500株以上  15,000ポイント
  • 1,00株以上 30,000ポイント

株主専用サイトに登録し、提携店舗にて1ポイント1円で利用可能です。

2018年4月に優待新設されたため、2018年7月末の優待が初となります。

総合評価

業績は停滞気味ですが、買収によるトップライン成長と、ふるさと納税サイトと動画広告の好調で利益も伸びる見込みです。

2018年7月時点でPER15.0倍/PBR2.04倍となっています。ネット系企業にしては指標的には割安感があります。

2016年10月の上場から株価はほぼ横ばいとなっているのは業績停滞によるものだとすれば、業績の堅調さが見えてくれば上値追いとなる可能性もあるかと思われます。3Qまでは増収減益となっていますが、本決算で一転増益を果たせるかに注目です。

ここ数年は業績が停滞しているものの、今後は成長期待があると評価されています。

・ここ数年の業績の停滞からか、株価には成長期待が織り込まれていないように思える
・総会の話を聞いた感じだとM&Aを実施する可能性は高いように感じましたので成長性はある
・自己株取得で株価を下支えする意思はある

引用元:総会おじさんの株式投資ブログ

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