インテージホールディングス(4326)

インテージホールディングス(インテージHD)は、日本で唯一、消費、販売の両パネル調査網持つ。市場調査分野で国内首位、13年持株会社に。

株主優待はクオカードまたは商品です。

インテージHDの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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国内トップの市場調査会社

事業内容

インテージHDはマーケティング支援事業を主力として、ビジネスインテリジェンス事業も手掛けています。

インテージ 事業内容

INTAGE GROUP REPORT 2018より抜粋

2018年3月期の売上比率においては、マーケティング支援(消費財・サービス向け)事業が66%、マーケティング支援(ヘルスケア)事業が22%、ビジネスインテリジェンス事業が12%となっています。

マーケティングは今の時代に絶対必要な分野であるとコメントされています。

マーケティングは今の時代、商品を売るために絶対必要な分野です。良い商品を作っても良いマーケティングをしなければ売れない時代です。ダイソンの掃除機とかルンバとか。作る技術は日本メーカーにもあるのにそれをうまく活かせない。とても歯痒いですね。インテージのようなマーケティング会社をうまく活用して欲しいという思います。

引用元:資産?うん、よー分からん

マーケティング支援事業

消費財メーカー、サービス業、製薬メーカー向けに、独自に収集した各種データの提供や解析、マーケティング活動の支援を行っています。

小売店や消費者モニターから継続してデータ収集しているパネル調査、顧客に応じて行うカスタムリサーチ、SNS活用やデジタルマーケティング等のサービスを提供しています。

特に、パネル調査については1960年に開始して以来、多くの業界でデファクトスタンダードとなっており、国内優位性No.1となっています。

また、製薬メーカーが行う臨床試験、製造販売後調査、安全性情報等の業務を支援・代行するCRO(医薬品開発業務受託機関)も行っています。

ビジネスインテリジェンス事業

ソフトウェアの開発・販売、システムの運用・維持・管理、データセンター運用等を行っています。

旅行・製薬・健保業界を顧客としています。

財務は安定的

2018年3月期においては、キャッシュ116億円に対して借入金23億円となっており、実質無借金経営が長年継続しています。

自己資本比率は66%となっており、財務は安定的です。

中期経営計画

2020年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表しています。

2020年3月期において、売上高620億円(年率+9%成長)、営業利益50億円(年率+5%成長)を目標値としています。

初年度となる2018年3月期は増収減益となっており、売上・営業利益ともに中計未達懸念が立ち込めています。

株主優待はクオカードまたは商品

株主優待は保有株式数に応じてクオカードまたは商品がもらえます。

  • 100株以上  クオカード 500円相当
  • 200株以上  クオカード 1,000円相当
  • 400株以上  商品 2,000円相当
  • 1,000株以上 商品 4,000円相当
  • 5,000株以上 商品 8,000円相当

クオカードはキッズスマイルQUOカードです。

封筒を開けるとキッズスマイルQUOカードが入っていました。「キッズスマイルQUOカード」は、カード1枚につき50円がクオカード(株)より東日本大震災被災地の子どもたちを笑顔にするための活動に寄附されます。

引用元:株かけるIT

商品はカタログギフトで、食品の他、イオンシネマの映画券や花とみどりのギフト券等があるそうです。

食品以外ではランタンはともかく、「イオンシネマの映画券」や「花とみどりのギフト券」というのもあるんです。

引用元:株好きバーバリー好き洋楽好きの投資生活

総合評価

国内トップの市場調査会社ですが、直近決算で減益に沈んでいます。

2018年9月時点でPER14.2倍/PBR1.57倍となっています。1桁成長に回帰することを織り込む水準です。

株価は2017年終盤を天井として下落トレンドに転じています。減益決算が続いている状態では下値探りが継続するものと思われます。

2018年2月に発表された3Q決算で株価急落となったところ拾ったと紹介されています。そんなに悪い決算ではないと評価されています。

2月の決算を受けて株価が急落したところで、私は拾いました。そんなに悪い決算とは思いませんでしたけどね。まだ株価は戻ってきていませんが、売上高、営業利益もそこそこ安定的に上昇してますので、のんびりホールドしておけば報われるかなと思っています。

引用元:資産?うん、よー分からん

2016年~2017年に株価上昇したことで、配当・優待ともに利回りが低下したため、低評価となっています。

株価(2,146円)★★★★☆:最近では高い方です
配当金(1.63%)★★☆☆☆:増配中ですが利回りはまだ低め
優待内容 ★☆☆☆☆:ちょっと物足りません
参考指標:PER 16.2倍、PBR 2.0倍
総合得点(15点満点):7点
※ データは2017年5月15日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

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