ジューテックホールディングス(3157)

ジューテックホールディングス(ジューテックHD)は、建材卸大手。M&Aで拡大。太陽光発電機器等の省エネ商材、環境認証木材増大。東日本で強い。

株主優待はクオカードです。

ジューテックHDの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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住宅着工戸数に影響される業績

住宅資材販売事業から住宅建築・リフォーム事業までを手掛ける

ジューテックHDは、健在卸大手であることから、業績は基本的には住宅着工戸数に影響されます。

リーマンショック時には赤字転落したものの、その後の回復局面では安定して利益を稼いでいます。

2018年3月期以降は新築着工戸数が減少すると見通しているものの、リフォームやリノベーション需要は伸長していくと想定しています。

好財務?

ジューテックHDは、現金>有利子負債となっていますが、自己資本比率は19%程度です。

B/Sにおいては、卸売業者らしく売上債権・買入債務が大きな割合を占めています。

事業が上手く回っていれば問題ありませんが、売上債権が回収できるかどうかについては注意を払う必要がありそうです。

東証1部への昇格狙いも

2017年3月に東証2部へと昇格しましたが、早くも東証1部への昇格候補として取り上げられています。

東証一部への昇格候補 銘柄一覧 〔2017年版 ㉘〕

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

閑散銘柄のため材料で株価が大きくブレる

2014年1月にクオカードの優待を発表した際には、その金額以上に株価が上がり話題となりました。

クオカード1000円分の株主優待を発表したジューテックHDが8500円相当も買い上げられる

引用元:市況かぶ全力2階建

また、2017年3月の東証2部への市場変更の際にはストップ高をつけ、株価急騰を演じました。

どちらの場合もその後は株価が下がり窓を埋める展開となっているため、一時的な過熱状態であったようです。

株主優待はクオカード

株主優待は1,000円相当のクオカードです。

優待内容は保有株数によらず一律で1,000円分のオリジナルクオカードとなっています。

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

総合評価

指標的には安いような数値ですが、卸売業であることを考えるとPER8.7倍(2017年7月時点)はごく普通の水準に思えます。

2017年3月に東証2部へ昇格しましたが、順調に行けば1年後の2018年3月に東証1部へと昇格する可能性が高く、イベント投資としての対象にはなりそうです。

指標的に安く、業績も安定していると評価されています。

ジューテックHDは指標的に安いですし、業績も安定していますし、PF下位としては申し分のない良い銘柄であると評価しています。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

あまり評価は高くないものの、100株くらいなら持っておいても悪くないとコメントされています。

株価(619円)★★★☆☆:動きが少ない銘柄
配当金(1.6%)★★☆☆☆:もう一息
優待内容 ★★★☆☆:まあ普通といった感じ
総合得点(15点満点):8点
参考指標:PER 8.72倍、PBR 0.63倍
※ データは平成29年2月13日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

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