コナカは、紳士服業界3位。郊外型で関東、東北中心。傘下に九州のフタタ。都市型『スーツセレクト』を育成。
株主優待は年2回(3月9月)で優待割引券です。
コナカの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
新業態で成長目指すも雲行きは怪しい
紳士服業界3位
コナカは紳士服業界3位で、紳士服コナカ、紳士服フタタ、SUIT SELECT、FIT HOUSEなどのブランドが有名です。
グループ店舗数500強のうち、半数は関東に展開しており、九州にも80店舗と比較的多く展開しています。
新業態:カスタムオーダースーツ DIFFERENCE
紳士服は成熟・衰退業界と捉えられており、実際に当社も業績は横ばいの状況が続いています。
そのような中でコナカは新業態として、カスタムオーダースーツ店舗のDIFFERENCEの展開をスタートさせました。
クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏のチームとの共同開発、SUIT SELECTで得られているノウハウの活用による新業態店舗です。
WEBやスマホアプリと、リアル店舗の連携を肝としているようです。
初回はショップでプロからの採寸してもらい、そのデータをもとに、二着目以降はスマホアプリでカスタマイズや注文までできるそう。おしゃれ!
引用元:株女子ダイアリー
一方で、WEBやアプリの使い勝手の悪さを指摘する声もあります。
「佐藤可士和プロデュース」とか「スマホであれこれできる」とか謳われていますが、普通のスーツ屋さんでした。
とにかくWebとアプリ周りの使い勝手の悪さはなんとかした方が良いなと思います。
中期経営計画
コナカは、2021年9月期を最終年度とする5ヵ年の中期経営計画を発表しています。
2021年9月期において、売上高850億円(年率+4%成長)、営業利益40億円(年率+12%成長)を目標値としています。
売上はともかくとして、営業利益に関しては、これまでの横ばいを脱する成長を掲げていると言えます。
しかしながら、1期目となる2017年9月期の業績については下方修正で減益着地を予想するに至っており、早速、躓いている印象です。
中期経営計画の定性的な中身ですが、新業態の展開による成長を謳っています。
新業態としては、以下2つをあげています。
- DIFFERENCE
- 紳士服コナカの新フォーマット店(都市部にコンパクトな店舗)
細かい施策は他にもあるものの、何と言っても新業態かつ新ブランドであるDIFFERENCEの成功如何がカギを握るものと思われます。
いろいろな施策があるなかでも、再三触れているオーダースーツのディファレンスが鍵を握るのは間違いないでしょう。いままでオーダーでスーツを作ったことがない客層にアプローチできそうな気がしていて、いまから今後の業績が楽しみで仕方ありません。
引用元:ひも的株式投資ログ
株主優待は優待割引券
株主優待は保有株式数に応じて年2回(3月9月)で優待割引券が貰えます。
優待割引券は2種類あり、割引率の小さい方は「FIT HOUSE」用で、他の店舗は20%割引の方になります。
- 優待割引券(20%割引)
- 100株以上 3枚
- 1,000株以上 5枚
- 3,000株以上 10枚
- 優待割引券(海外ブランド5%割引、国内ブランド10%割引)
- 100株以上 1枚
- 1,000株以上 2枚
- 3,000株以上 3枚
SUIT SELECTで買物時に優待割引券を使われた様子です。
12月に届いたコナカの20%OFF株主優待券を持って、SUIT SELECTでシャツとかブラウスとか買ってきました!わーい!お得♡
引用元:株女子ダイアリー
ヤフオクで400円で優待割引券を購入されて、SUIT SELECTで買物されています。
54,000円が43,200円になりました。
ヤフオク落札額が400円かかりましたが、10,400円もお得にスーツ買えちゃいました
引用元:うらんのワーママ日記
一方で、割引券は微妙という意見もあります。
コナカさんは初取得です
買い物でコナカさんは使いませんし割引券はねぇ欲しい人に上げようかな
引用元:年金生活者の投資
総合評価
低PBRで高配当な銘柄ですが、成長期待に乏しく、割安に放置され続けている印象です。
新業態DIFFERENCEの成功は未だ見えませんので、利益成長も見えない状態です。
株主優待も魅力に乏しいですが、サラリーマン投資家であれば1単元ホールドするというのはありかもしれません。
低PBRながら、好財務・高利回りである点を評価されています。
コナカは低PBR、好財務、高総合利回りの3つを兼ね備えた非常に魅力的な銘柄です。私は何故かここを今まで見逃していて、つい先日ようやく参戦しました。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
配当目的でホールドされています。
私は配当目的で買っています。
優待券はシャツなどを買う時にたま~に使う程度です。
引用元:ゆるい投資のブログ