ロングライフホールディング(ロングライフHD)は、介護付き有料老人ホームは関西中心、富裕層向けが特徴。在宅介護も展開。リゾート事業開始。
株主優待はカレー詰合せ等です。
ロングライフHDの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
富裕層向けの有料老人ホームやリゾートを運営
国策の介護事業
ロングライフHDは、有料老人ホームとリゾートの2本柱でビジネスを展開しています。
特に注目されるのは国策とも言える介護事業の有料老人ホームです。
一方で、国による介護料金の改定はリスクだとも指摘されています。
介護は高齢化が進む中で需要は確実に増加する反面、競争が激しい業界です。
また、国による介護料金の改定も懸念すべきリスクです。
一方で、そんななかで老人ホームは、入居率が維持できれば、施設数の増加が業績にそのまま反映される分かりやすいビジネスでもあります。
老人ホームの入居率は4半期毎に公表されており、この数字を追いかけていけば業績もある程度予想しやすいとも指摘されています。
財務面には多少不安あり
老人ホームやリゾートの開発を行っている不動産業的な側面があるため、有利子負債が大きく、自己資本比率が低い傾向にあります。
自己資本比率は2割台で、財務面は、有利子負債がやや多いです。
株主優待はカレー詰合せ
株主優待は100株以上で以下の2種類です。
- 子会社商品(カレー詰合せ)
- 有料老人ホーム・グループホーム入居一時金・入園金10万円割引1枚
カレーはまだしも、老人ホーム割引券はあまり使う機会がなさそうです。
カレーは辛さが調節できます。
ロングライフカレーは「お子様から年配まで三世代」向けとうたっていて、一体どういうの?と思ったら、ベースは辛さのないものにして「ガラムマサラ」を添付することで辛さを自由に調整して下さいねというものだった。
引用元:株主優待侍
総合評価
ここ数年、売上は右肩上がりにあり、新たな老人ホームやリゾートへの投資も進んでおり、今後も成長が見込まれます。
2017年10月段階で、PER18.6倍、PBR9.3倍となっており、相応の評価がされている印象です。
PERはともかく、PBRが高いため、手が出しづらいというのが、個人投資家の本音だと思います有利子負債の削減または株価調整を待ちたいです。
ビジネスモデルが良く、成長力もあるため、株価が下がればポートフォリオ上位として戦える可能性もあると評価されています。
ここロングライフホールディングはかなり光る所のある銘柄と思います。PF上位で参戦できる日がいつか来たらいいな、と思いますが、どうなるでしょうね。?
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
業績安定度の評価が高めですが、有利子負債が多いため財務安定度が低い評価です。
【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:B
・財務安定度:D
・配当利回り:C
・割安感:C