豆蔵ホールディングス(豆蔵HD)は、システム構築・開発支援コンサル主力。JMテクノ買収し半導体装置保守も。AI・IoT実績。
株主優待はありません。
豆蔵HDの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
M&Aで成長するシステム・コンサル屋
事業内容
豆蔵HDは様々な分野におけるソフトウェアについてシステム構築と運用を行っています。
自動車、ロボット、半導体、音楽・映像、IoTビッグデータなどの分野で活躍しています。
しかしながら、ぱっと見では何の事業をしているか分かりにくいとも指摘されています。
ここはぱっと見では何の事業をしているかわかりにくい会社です。
基本システム開発と運用保守が中心っぽいですが…
引用元:みやびの館@株式投資
M&Aで成長
豆蔵HDはM&Aで成長しています。
2011年には半導体システム開発を手がけるJMテクノを子会社し、2015年には車載向けソフトに強いジークホールディングスを子会社化しています。
2015年には車載向けソフトに強いジークホールディングスを子会社化しています。
そのため、ジークホールディングスの顧客基盤を活かしながら、今後爆発的成長が期待できる車載向けソフトに力を入れることができます。
引用元:資産防衛の日々
豆蔵HDはM&A熱心と見なされており、M&Aで伸びる可能性を評価されています。
逆にM&Aが不調・失敗すれば、財務悪化や収益悪化がリスクになり得ます。
豆蔵は、買収熱心なところで今後もM&Aで伸びるかも。ただし悪い目になると財務悪化&収益悪化したみたいなシナリオは考えられますのでそこらは注意深く見るといいかもです。それを踏まえてわるくないんじゃないでしょうか。
引用元:大河の一滴
テーマに乗る?
これまでのM&Aで様々な分野を取り込んできており、その時のテーマに乗りやすい銘柄でもあります。
2018年においてはRPA(ロボットによる業務自動化)が注目されており、四季報にて有望企業として記載されました。
「RPA(ロボットによる業務自動化)本格化。」等、RPA関連の記述が4行もある。RPA関連の有望企業としても追加。
引用元:鎌倉雄介の株道場
中期経営計画
豆蔵HDは具体的な中期経営計画は発表していませんが、社長のコメントによると5年以内(2022年3月期?)に売上1,000億円(年率+34%成長)を目指しているようです。
ちなみに社長によると5年以内に売上高を1,000億円にしたいようです。
2017年3月期予想が230億円の売上高なので、かなり高成長を目指しているようです。
当然、M&Aを駆使することにもなるのでそれなりにリスクもあるでしょう。
引用元:資産防衛の日々
総合評価
M&A巧者で成長できており、ROE等の指標も良いです。
その一方で、2018年3月時点でPER16.4倍程度に甘んじているのは、豆蔵HDの全体像を把握することが難しく、従って評価も難しいからだと思われます。
ソフトウェア業界に精通する個人投資家でなければ、正確な評価は難しく、あえて触る必要は無いと思われます。
M&Aによって成長する企業ですが、明確な強みが見えてこないと指摘されています。
M&Aにより成長速度を上げる事をしっかりやっているため面白い企業だと思います。
ただ、明確な強みが見えてこないのでどこが強みかをしっかり見極める必要はありそうです。
引用元:みやびの館@株式投資