松屋(8237)

松屋は、呉服店発祥の名門百貨店。銀座本店と浅草店の2店体制。独立路線維持。子会社で飲食店運営も。

利益成長・割安感ともにありません。株主優待は年2回(2月8月)で貰える買物優待カード(10%割引)です。

松屋の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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催事が強みの老舗百貨店

爆買い剥落で苦戦

斜陽産業となっている百貨店業界において、松屋はほぼ百貨店事業のみで戦っていることから、業績は低迷しています。

一時の中国人の爆買いで大いに湧いた百貨店業界ですが、2017年2月期にはそれが剥落し、減収減益に沈みました。

前期の免税品の爆買いが剥落したことで説明がつき、主力顧客であった中国人の買上げ額が前年の7掛けに落ち込んだ影響をモロに受けた格好となります。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

中期経営計画の達成は困難

松屋は、2019年2月期を最終年度とする3年間の中期経営計画を発表しています。

2019年2月期において、売上980億円(2016年2月期比+5%)、営業利益30億円(同+11%)を掲げています。

本中期経営計画を策定した2016年2月期までの期間は爆買いの恩恵もあって、増収増益を続けており、強気の中期経営計画となっています。

中期経営計画の初年度となった2017年2月期が、減収減益であり、売上863億円、営業利益12億円に沈んだことから考えると、本中期経営計画の達成は非常に困難になったものと思われます。

爆買い華やかなりし頃に立てた計画のため、定量的には白旗状態です。そのため、足許では急速に定性的な内容の計画に中身を移してきており、具体的には国内客(要は松屋ファン)を更にロイヤルな上客にすべく、外商やカードでの囲い込みを図っています。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

強みは催事とはいえ・・・

松屋の強みは魅力的な催事による集客であるとされています。

他百貨店にはない特徴として、催事に極めて強いことで、リサラーソン展やミッフィー展、ポムポムプリン展といったかなりの集客が見込める催事を開催できており、これら催事は若年層を含む日本人客・インバウンドともに誘因出来るのが強みです。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

とはいえ、百貨店事業が衰退しており、売上・利益を上げられなくなっている状況では、強みが催事というのはあまりにも弱いと言わざるを得ません。

J. フロント リテイリングの不動産事業、丸井のカード・金融事業など、ライバルは収益の転換を図っている中において、松屋は百貨店事業に頼り切りではジリ貧となると思われます。

株主優待は買物優待カード(10%割引)

株主優待は買物優待カード(10%割引)が貰えます。

2月末に発行することになっていますが、8月末の新規株主にも発行されるため、実質的には年2回(2月8月)に株主優待を受けられます。

  • 基本的に10%割引ですが、セール品・食料品・レストラン等は2%割引となります。
  • 松屋グループの飲食店でも優待割引5%となります。
  • 銀座店で開催の有料文化催事へ2名まで入場できます。

文化催事への入場が人気

メインの優待ではありませんが、個人投資家に人気が高いのは、有料の文化催事へ無料で2名まで入場できることです。

松屋の強みは催事にあることから、その催事へ無料で入場できるということはお得感があります。

私が一番利用していて、とても魅力的に感じているのがこの特典です。
8階のイベント会場で催される展覧会、大人¥1000近い入場料が2名無料!
そしてこのイベントが結構いいのがやってるんです。

引用元:これを選ぶに至るまでに母は考えた

おまけ優待:ソフトドリンクサービス券

レストラン等は2%引きというしょっぱさですが、買物優待カードのおまけとして、ソフトドリンクサービス券もついてきます。

料理注文時に利用できるドリンクサービス券です。

松屋からは、お買いもの優待カードとレストランシティのソフトドリンクサービス券

引用元:りんごぱんのブログ

総合評価

業績のカタリストは見えず、利益成長する姿が思い浮かびません。

松屋で行われる有料文化催事に魅力を感じるのであれば、優待を目的とした最低単元の投資・ホールドはアリだと思います。

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