ミニストップは、イオン系コンビニ。関東、東海地区が地盤。ファストフードに強み。韓国やフィリピンでも展開。
年2回(2月8月)の株主優待でソフトクリーム無料交換券が貰えるため、優待目的の個人投資家に根強い人気があります。
ミニストップの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
目次
コンビニ3強時代における業界4位の立ち位置
コンビニ業界
コンビニは、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3強が熾烈な戦いとなっています。
各社で出店攻勢を続け、中堅コンビニの再編も進む昨今において、ミニストップはイオン系コンビニで業界4位という立ち位置にあります。
上位は3強、下位は再編済みとあって、ミニストップは独自の立ち位置にあり、業界の台風の目として注目されています。
中堅コンビニのスリーエフ、ポプラ、セーブオン等がローソン陣営に
流れたこともあり、一時期よりもコンビニ再編の機運が落ち着きましたが、
今後も業界の台風の目となり得る規模の会社は当社をおいて他にはなく、
色々と思惑含みの展開が予想されます。
引用元:なちゅの市川綜合研究所
海外(主に韓国)に活路
ミニストップは国内店舗よりも、韓国店舗の方が多い状況になっています。
海外(特に韓国)での出店を続けているためです。
フィリピン・ベトナムにも出店を続けており、イオンの海外進出の知見を活かしていることが想像されます。
2018年2月期においても、更なる新規出店を計画しています。
内外の店舗数については、5,261→5,590店へ329店の増加を計画しており、主に韓国・フィリピン・ベトナムでの出店を進める計画です。特にベトナムは72→145店、と大量出店を見込みます。
引用元:なちゅの市川綜合研究所
業績は急落も、株価は底堅い
出店攻勢によるコスト増や、国内事業の低迷によって、増収減益を続けていましたが、2017年2月期には減収減益となり、業績悪化の様相です。
2018年2月期には増収増益と復活を図る業績予想となっていますが、既存店100%を超えられるかどうかがカギとなりそうです。
進行期の2018年2月期の売上高は11.4%増の2,195億円、経常利益
は13.8%増の26億円を予想しています。今期の既存店の前提は101.5%で
あり、従来よりやや保守的な想定をしているほか、足許では上位とされる
同業他社と同レベルの昨対比(※日販金額ではない)を確保しているため、
妥当な予算かと思われます。
引用元:なちゅの市川綜合研究所
株主優待はソフトクリーム無料交換券など
保有株式数に応じて、ソフトクリーム無料交換券が貰えます。
200株以上の場合はコーヒーSサイズ無料交換券も貰えます。
年2回(2月8月)ということもあり、優待目的の個人投資家からは根強い人気があります。
我々優待族にとっては、ミニストップとソフトクリームと言うのは一つの条件反射としてイコールで結ばれた関係 です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
優待を取得した個人投資家のブログの多さからも、人気が伺えます。
プレミアムソフトとも交換できる
ソフトクリーム無料交換券ですが、プレミアムソフトが販売されているときには、プレミアムソフトとも交換ができるため、そこを狙う方もいらっしゃいます。
ソフトクリーム無料券1枚で220円のソフトクリーム1つと交換できます。 プレミアムソフト販売期間中はプレミアムソフトとも交換可能なのがうれしいですね。
新作フレーバーをチェック
新作フレーバーをWebサイトでチェックして、発表・販売を楽しみにしている方もいらっしゃいます。
次のフレーバーが何味でいつ販売なのか、発表が楽しみです。
食いしん坊の私は、HPのプレスリリースをこまめにチェックしてます
引用元:コバンザメの株日記
コーン持ち帰り注文
ソフトクリームの注文の際に、コーン持ち帰り注文ということもできるそうです。
それぞれのソフトクリームは、コーン、カップが選べます。
また、コーンを持ち帰り注文するとコーンでできた蓋をしてくれます。
引用元:猫による株主優待
総合評価
現状では、業績で買うということは難しく、優待目的のホールドが多いようです。
今後は、海外の成長力と、国内コンビニ再編が注目ポイントだと思います。再編があるにしても、PBR1倍付近での購入であれば安心感があります。
買収候補筆頭と目されていますが、優待のためにホールドとのことです。
この数年のミニストップは往年の輝きが失せ今や「買収候補筆頭」のような厳しい状況ではありますが、今のところは優待を楽しみにホールド継続の予定です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
凡庸な評価です。優待内容は評価されています。
株価(2,275円)★★★☆☆:回復基調
配当金(1.98%)★★★☆☆:標準レベル
優待内容 ★★★☆☆:夏になるとソフトクリームが食べたくなります
参考指標:PER 446.0倍、PBR 1.15倍
総合得点(15点満点):9点
※ データは2017年5月15日終値時のものですミニストップの優待は、優待利回り以上の満足感があるような気がする優待です。真夏の昼間にソフトクリームを食べると、とても気持ちがいいです。
引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活
コンビニ業界の再編があるにしても、親会社がイオンということで、安い値段にはならないのではないかと想定されています。
親会社のイオンも小売業者ですので、am/pmを手放した新日鉱などより当社の価値を理解してますので、もし仮に手放すにしても、そうそう安い値段はつかないと思います。
引用元:なちゅの市川綜合研究所