ムロコーポレーシヨン(7264)

ムロコーポレーシヨンは、精密プレスメーカー。自動車用駆動部品が主。商用車、2輪向けも。金型から一貫生産が特徴。

株主優待は金券またはお米または自社商品です。

ムロコーポレーシヨンの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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皮むき機も作っちゃう独立系の自動車部品メーカー

取引先には大手企業がズラリ

ムロコーポレーシヨンの取引先としては、完成車メーカーであるトヨタやホンダはもちろんのこと、クボタ・サンデン・ジェイテクト・ジャトコからの売上が多いようです。

売上セグメントで10%超えでトヨタとホンダが出てるでしょ。売掛金ではクボタ(農業機械)、サンデン(欧州)、ジェイテクト(トヨタ系)、ジャトコ(日産系)が似たような金額で出ています。まあ、これらの商習慣ってほぼ変わらない訳ですよ。

引用元:元スーパー投資顧問出身アナリスト 企業分析まとめ 日本株投資で勝つ

業界大手と取引ができているということは、何らかの強みがあると予想されており、それは、「多品種短納期」と「金型からの一貫生産」であるようです。

事業に関しては、売上の95%以上が車輌関連部品事業です。販売相手を見てもトヨタ・ホンダなどの業界大手と取引しているように、何らかの強みがあるということが見て取れます。

引用元:割安株投資研究所

技術力の高さの表れ?

自動車部品メーカーでありながら、連続ネジ締め機や皮むき機を商品化しています。

このような商品を生み出せるのは、高い技術力と独立系の自由闊達さにあると思われます。

自動車部品、連続ネジ締め機、皮むき器なんて変わった商品もあります。でもこの皮むき器、有名ですね。当社はその高い技術力を使いそういった商品も生み出せる力があるのです。これぞ、独立系の良さですね。だって直系の下請けだったらこんな商品作っている暇なんてないでしょ?

引用元:元スーパー投資顧問出身アナリスト 企業分析まとめ 日本株投資で勝つ

業績・財務は良好

さすがにリーマンショック後の2009年は赤字転落していますが、翌年から早くも黒字転換しています。2009年も含めて営業CFは黒字が続いており、キャッシュを稼ぎ続けています。

そのため、財務も良好であり、2017年月期においては、実質無借金経営で自己資本比率は67%となっています。

景気に左右されやすい自動車部品メーカーでありながら、安定した業績・財務といえます。

株主優待は金券またはお米または自社商品

株主優待は保有株式数に応じて選択肢が変わります。

  • 100株以上
    • 金券(500円相当)
  • 500株以上
    • 金券(500円相当)
    • お米(5kg)
  • 1,000株以上
    • 金券(3,000円相当)
    • お米(10kg)
    • 自社商品(フルーツ皮むき機)

フルーツ皮むき機

自動車部品メーカーでありながら、その技術力をもってして作り上げたというフルーツ皮むき機です。

綺麗に皮むきが出来る様子を紹介されています。

看板優待品のフルーツ皮むき機ですが、「チョイむきsmart」へとモデルチェンジされて小型化され、かつ更に使いやすくなりました。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

総合評価

自動車部品メーカーとして、十把一からげに割安に放置されているものの、業績・財務ともに文句なしです。

その強みを深く分析しているブログは無いものの、実績から考えると相当の強みを持っている会社だと推察できます。

景気後退期に一時的な業績悪化で売られたときには逆張りで買うチャンスと思われます。

成長力があり、指標的に割安で、増配しており、優待も良いということで、4拍子揃った銘柄であると絶賛されています。

ムロコーポは成長力があり、指標的に十分に安く、きちんと増配もし、優待内容も最高という、4拍子揃った最上級のエクセレントな銘柄です。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

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