南陽(7417)

南陽は、建機、産機の販売が中心。リース、レンタルも。建機は九州、産機は関東以南が地盤。海外も育成。

株主優待はクオカードです。3年以上の継続保有で長期優遇もあります。2018年3月期で8期連続増配です。

南陽の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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安定感バツグンの福証銘柄が東証へ

事業内容

南陽は、建設機械事業と産業機器事業を主に行っている卸売業者です。

建設機械事業については卸売だけでなく、レンタルも行っており、売上比率では40%ですが、利益比率では50%以上を稼いでいます。

産業機器事業では半導体製造装置や産業用ロボット、物流機器などを販売しており、売上比率で60%、利益比率で50%弱となっています。

リーマンショック時も黒字確保

事業内容から景気敏感株に分類されることは明らかですが、リーマンショック時にも黒字を確保しており、その守りの強さは評価されています。

この手(景気敏感)の会社でリーマンショック時でも黒字を維持できたことを評価されています。

この手の会社でリーマンショック時でも黒字を維持してるのは素晴らしい。

引用元:配当金生活

リーマンショック時はもとより、創業以来一度も赤字を出したことがないと評価されています。

1950年の創業以来、68年間一度も赤字を出したことのない非常に守りの強い会社である。リーマンショックを始めとした多くの経済危機を黒字で切り抜け続けている。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

財務は健全

リーマンショック後は順調に利益成長するとともにキャッシュを稼ぎ続けており、有利子負債の削減が進みました。

2018年3月期においては実質無借金経営となっており、自己資本比率は49%と健全な状態です。

財務は問題ないレベルと評価されています。

財務はまずまず。流動比率は137%で現預金は少な目。売掛金が多いですね。まあ有利子負債も少ないですし、問題ないレベルだと思います。

引用元:バネ男の株のアレ。

レンタル・リースも行っていてこの状態なら、むしろ好財務であると評価されています。

有利子負債は24.13億円。現預金が45.66億円。自己資本比率が47.7%。
レンタル・リースも商っててこの状態なら好財務と言っていいのではないか。

引用元:配当金生活

東証2部上場

もともと長らく福証にいた南陽ですが、2017年12月についに東証2部へと上場しました。

優待新設や立会外分売などを行ってきた経緯があり、東証への上場は既定路線でした。

優待新設時から昇格候補として注目されているとのこと。

昨年だったと思いますが、優待新設時から昇格候補としてウォッチしています。

引用元:バネ男の株のアレ。

東証へ行く確率は非常に高いとコメントされています。

立会外分売も実施したために株主増でいずれ東証への確率は非常に高いと思われます。

引用元:優待株で資産増と幸福増?? 三児のパパ

東証1部昇格期待

早くも1部昇格期待もされています。2017年12月に東証2部に上場したので1年ルールで2018年12月でしょうか。

東証1部昇格を狙っている可能性が高いとコメントされています。

会社側は「一切具体的なことは決まっていない。」と明言を避けるものの、昨年2017年12月11日の福証から東証2部への昇格に引き続いて、東証1部昇格を狙っている可能性が高い。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

株主優待はクオカード

株主優待は100株以上で1,000円相当のクオカードがもらえます。

3年以上の継続保有で500円相当が追加となります。

総合評価

小型・好業績・好財務・昇格期待と個人投資家の好みにバッチリです。景気敏感株であることがネックですが、リーマンショックを黒字で乗り切った実績があるため安心感があります。

2018年5月時点でPER9.3倍/PBR1.21倍となっています。卸売業としてはフェアバリューとも思えますが、建機レンタル事業が好調であることを踏まえればもう少し上値余地はあるように思われます。

景気敏感株ながら赤字になったことがなく、利益率をどんどんと高めて足元の業績は絶好調であると評価されています。東証1部昇格にも期待されています。

南陽は思い切り景気循環株なのが気にかかりますが、足元の業績は絶好調ですし、指標的にも非常に安いですし、東証1部昇格リーチ中ですし、十分にPF上位で戦える力がある銘柄と思います。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

業績・財務・利回りが3拍子そろっていると評価されています。

ほかの地方銘柄ほど、激安と言うわけではありませんが、業績も財務もそこそこ安定しており、利回りもいいという3拍子そろった銘柄です。うん、悪くない。

引用元:バネ男の株のアレ。

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