日本製粉(2001)

日本製粉は、製粉業界最古参、国内2位。加工食品やバイオ関連など多角的に業務展開。アジア市場にも進出。

株主優待は自社商品詰合せです。3月分は全株主向けですが、9月分は1年以上の継続保有した株主のみとなります。

日本製粉の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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製粉業界2位で安定感あり

事業内容

日本製粉は、1896年の創立以来、製粉業界のパイオニアとして業界をリードしてきました。現在の国内小麦粉製粉量シェアは23%で業界第2位となっています。

祖業の製粉事業から、食品事業にビジネスを拡大しています。

日本製粉 ビジネスモデル

http://www.nippn.co.jp/ir/wakaru/detail/overview.html

加工食品としてのパスタ類、冷凍食品、中食としての弁当・惣菜などの売上が成長しています。

日本製粉 売上高比率

第194期(2018年3月期)期末事業報告書より抜粋

財務は安定的

生活必需品である食品事業を展開しており、業績・CF・財務すべてが安定的な推移となっています。

2018年3月期においては、自己資本比率は56%となっています。

中期経営計画

日本製粉は、売上高5,000億円、営業利益250億円を目指すという長期ビジョンを明言しています。

従来は2ヵ年の中期経営計画を策定していましたが、ここ最近は中計は策定されていません。

株主優待は自社商品詰合せ

株主優待は500株以上で自社商品詰合せがもらえます。

  • 3月(全株主)
    • 3,000円相当の自社商品詰合せ(パスタ等)
  • 9月(1年以上の継続保有)
    • 1,500円相当の自社商品詰合せ(パスタ等)

3月分の優待について、大量にあるので写真2枚に分割して紹介されています。

数が多くて全部写りきらないので、分割して紹介します。

引用元:株初心者入門ブログ たまごの投資日記

とてもありがたい優待だと評価されています。

今回も色々なものをたっぷり送ってきてくれました。

その内容は、↓こちらになります。

こういうのは、とてもありがたい優待です。

引用元:目指せ楽々優待生活のブログ

9月分の優待も紹介されています。3月分に比べると量が少なめです。

過去の優待の写真を並べておきますね。
あんまり固定して入っているものはないようですが、9月優待のオーマイパスタだけいつも入っているように見えます。

引用元:目指せ楽々優待生活のブログ

総合評価

製粉事業・食品事業という生活必需品を扱う企業だけあってファンダメンタルズの安定感があります。

2018年7月時点でPER16.9倍/PBR1.0倍となっています。

ここ数年で徐々に売上高を拡大しており、利益成長期待も出てきていますが、基本的にはBPSに沿った株価推移となるものと思われます。

指標的には妥当としながらも、優待内容が素晴らしいと評価されています。

日本製粉は指標的にはまさに妥当な株価位置ですが、優待内容は上記の通り極めて実用的でかつボリュームも凄くて素晴らしいですし、優待族的にはPF上位銘柄として全く不足の無い実力があるものと考えています。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

PBR1.0倍でそこそこ割安としながらも、優待をもらうためには100万円程度の投資が必要となることから手が出しづらいと指摘されています。

配当利回りは約1.5%、PBRは1.0倍ですので、そこそこ割安な感じです。
ただ株価はここ数年でかなり上がってきており、優待をもらうためには100万くらいの投資になってしまうので、なかなか手が出しづらいです。

引用元:株式投資を淡々と続けるブログ

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