日水製薬(4550)

日水製薬は、日本水産子会社で、診断薬・OTC薬(大衆薬)・健康食品の医薬事業が柱です。近年は化粧品にも進出しています。

医薬品を扱う安定した業績、有利子負債なしで自己資本比率90%という鉄壁の財務であるため、配当優待株として安定した人気があります。

日水製薬の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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事業内容の歴史

日水製薬は、水産品の大手である日本水産の子会社です。水産会社の流れをくむ製薬会社となるわけですが、事業の拡大の歴史は面白く、下記ブログで詳しく記載されています。

自社が持っているノウハウを次々と新しい事業に繋げていくところは、企業としての強さ・魅力を感じるところです。

この会社の事業内容は、かつては鯨の遠洋漁業で名をはせた日水のようで、鯨の肝臓からエキスを作り滋養強壮剤や健康食品等一般医薬品などの製造が出発だったようです。

そこから、今や健康食品に詳しい人ならだれでも連想できますが、EPA,DHAを親会社の捕獲した魚(まぐろ、いわし、カツオなど)から抽出し、健康食品の原料を作ったり、他の食品メーカーに販売しているそうです。

また、そういった製薬ノウハウから、検査薬・診断薬事業へ進出し(ノロウイルス、O157等の大腸菌検査やヘリコバクター検査(胃の検査で重要)で反応を確かめる検査薬などを作っているようです。

さらに、そういったノウハウから、食品メーカーなどに食品汚染検査機器(出荷前の工場検査で、食品が安全基準を満たしているかなどを検査する機械の一部や検査薬)の製造をメーカーとタイアップして作るようです。

さらに化粧品事業というのがあり、なんでも八ヶ岳の天然水を使って、基礎化粧品を作っているようです。

引用元:「配当金を雪だるま式に増やす投資日記」 ~Dividend Snowball Investing~

業績と財務

業績は安定的だったが、近年は?

医薬品を扱うということで業績は非常に安定的に推移してきました。

しかし、2015年3月期には営業減益となり、陰りが見られます。

業績は、ここ数年は、安定的に推移しています。
医薬品銘柄は、景気変動の影響が少なく、業績の安定感が高いのが魅力です。
ただし、前期の業績は、臨床検査薬が売上の半分を占めますが、大口顧客の流出で、本業は苦戦気味です。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

代わりに目立ったのが投資有価証券の売買による利益です。そのため、2015年度については営業利益<純利益という形になっています。

盤石な財務を活かした効果として見るか、不安定な利益である懸念点として見るか、評価の分かれ目であるように思います。

財務面が盤石のため、資産運用による効果もありますが、本業の推移を重視して見守りたいです。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

営業CFは毎期黒字ですが、投資有価証券を大量に売買しているのが気になります。

引用元:カールのディフェンシブ投資日記

盤石の財務

自己資本比率が90%超、時価総額に迫るキャッシュと、財務は盤石の状態になっています。キャッシュを超える投資有価証券はやはり気になるところです。

自己資本比率は9割台で、有利子負債ゼロと、財務面は盤石です。
現在の株価は、PBRが1を下回り、資産面から割安感があります。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

90%を超える自己資本比率を見ても分かるように財務はすごくいいです…と言うか、良すぎてもっと投資か株主還元をするべきという声が聞こえてきそう。現預金だけで負債総額の倍近くあり、それ以上の投資有価証券を持っています。

引用元:カールのディフェンシブ投資日記

優待はクオカード年2回

優待は100株以上でクオカード500円分が年2回もらえます。500株以上になると自社製品になりますが、個人投資家としてはクオカードの方が有り難みがあるように思います。

ただし、クオカードの優待利回りは高くはなく、優待よりも配当に注目している個人投資家が多いようです。

日水製薬の株主優待は100株で500円のQUOカードをもらえます
500株で3000円相当の自社製品を1000株で10000円相当の自社製品をもらえます

QUOカードの配当率が高いわけではないのに日水製薬の紹介をしたのは業績と配当金が高いからです一株あたりの配当金は40円で利回りは2.98%と高水準

引用元:30代独身男性の貯蓄法

総合評価

盤石の財務で実施される配当に魅力があります。業績の推移からすると増配は望めないかもしれませんので、配当利回りが十分な水準にならないと新規で買うのは難しいでしょう。

きびなごさんの格付けでも財務安定度だけは最高評価ですが、他は普通となっています。

【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:C
・財務安定度:A
・配当利回り:C
・割安感:C

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

PF下位で100株だけ保有しておくには、安心感がある銘柄だと思います。

日水製薬は過去10年間の業績推移を見ても常に営業利益率が高くて万年超黒字。当然営業CFも「真っ黒の黒のすけ」が続いており、とても良い銘柄です。PF下位としては最高過ぎますね。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

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