オオバ(9765)

オオバは、 調査測量、計画設計、区画整理、地理情報システム等が主軸の建設コンサルタント。民需比率高い。

珍しい5月権利銘柄で、株主優待はおこめ券です。

オオバの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

スポンサーリンク

財務良化が進む建設コンサル

事業内容

オオバは建設事業における計画・調査・設計を担う建設コンサルタントです。

売上の大きいのは、まちづくり業務、設計業務、地理空間情報業務の3分野です。

まちづくり業務とは、都市基盤整備事業を通じて、福祉や防犯・防災、緑、賑わいなど様々な確度から魅力を持ったまちづくりを企画提案・コンサルしています。

設計業務とは、道路・橋・上下水道等の設計や、大規模災害に対するハザードマップ作成・解析業務を行っています。

地理空間情報業務とは、地理や地形に関する詳細データの測量・調査を行い、まちづくりに展開・活用しています。

財務良化が進む

2012年には自己資本比率は50%以下でしたが、ここ数年で公共工事・防災関連事業などで稼いだことにより、借入金比率を下げており、2017年5月期には自己資本比率は58%にまで改善しています。

また、目黒区の本社屋と隣地駐車場を売却することで、さらなる財務良化が進むこととなりました。

老朽化の進む青葉台の本社屋(注・目黒区です)を譲渡すること及び、既に確保している隣地駐車場を売却することによることが理由ですが、このカラクリとしては“固定資産”である本社屋は来期(2019年5月期)であるものの、“販売用不動産”に計上してある隣地駐車場は今期に売上高段階から計上されるため、トップラインから一気に数字が良化します。なお、駐車場の売却額は約20億円(180坪@1,138万円)です。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

上記により、有利子負債はゼロになった上にキャッシュを確保できるため、株主還元が期待されます。

本社屋と駐車場の売却で13億円の有利子負債を一瞬で出来るだけのキャッシュが入るので自社株買いや増配なども期待しやすい財務状況になります。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

中期経営計画

オオバは、2019年5月を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表しています。

2019年5月において、売上高160億円(年率+1%成長)、営業利益10.1億円(年率+3%成長)を目標値としています。

上記の不動産売却により、2018年5月期において、中期経営計画の目標値をクリアしてしまう見込みです。

株主優待はおこめ券

株主優待は保有株式数に応じておこめ券が貰えます。

  • 100株以上    1kg分(440円相当)
  • 500株以上    6kg分(2,640円相当)
  • 1,000株以上 13kg分(5,720円相当)

保有株式数が多くなるほど利回りが良くなるのは珍しいです。

総合評価

震災復興関連の売上が一巡するため、業績的には反落が想定されていますが、このタイミングで不動産売却してきたところに経営の上手さを感じます。

財務が良化し、無借金のコンサルとなったことで、安定感が増しました。

優待目的でのホールドは問題ないと思います。利回りが高い、500株または1,000株での保有も面白いです。

レアな5月銘柄で優待族には非常に良い銘柄と評価されています。

オオバは業績も好調ですし、指標的な割高感もありませんし、レアな5月優待銘柄でもありますし、優待族的には非常に良い銘柄です。これからも現行の優待制度が続く限りは楽しくホールドして応援して行く予定です。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

配当金が高評価であり、優待も保有株式数が多くなれば利回りがアップすることを強調されています。

株価(489円)★★★☆☆:緩やかに上がってきています
配当金(2.46%)★★★★☆:利回り2%半ば
優待内容 ★★★☆☆:保有株数が増えれば利回りアップ
参考指標:PER 15.5倍、PBR 1.36倍
総合得点(15点満点):10点
※ データは2017年8月28日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

スポンサーリンク
オススメの記事
オススメの記事