沖縄セルラー電話(9436)

沖縄セルラー電話は、KDDI傘下の総合通信会社。沖縄県では携帯シェア5割と圧倒的。固定通信と併せて顧客開拓。

株主優待は「au WALLET Market」商品カタログギフトです。

2018年3月期で17年連続増配の安定成長銘柄です。

沖縄セルラー電話の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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KDDIスケールメリットと地元密着企業の良いとこ取り

事業内容

沖縄セルラー電話は、KDDIが51.5%の株式を保有する、KDDI傘下の総合通信会社です。

1991年にKDDI(旧第二電電)の他、沖縄の有力企業の出資により、誕生しました。

沖縄密着の総合通信会社であり、携帯電話の県内シェアは50%となっています。

沖縄では、小売のサンエー、沖縄銀行に並ぶ優良企業であり、就職ランキングの上位に入っていると紹介されています。

沖縄セルラーは、県内50%の携帯電話のシェアを持つ優良企業です。

スーパーのサンエー、沖縄銀行、沖縄セルラーは、毎年就職ランキングの上位に入っています。

引用元:おさいふプラス

沖縄の人にとっては「地元企業」ということでひいきにしてもらっており、KDDIが100%子会社化できない理由だと指摘されています。

沖縄の人にとって、「地元企業」と映るらしく、県民にひいきにしてもらっているようで、KDDIが100%子会社化しない(できない)理由となっているようです。

引用元:「配当金を雪だるま式に増やす投資日記」Dividend Snowball Investing

モバイル事業

携帯電話・スマホ事業は、ほぼ日本国民1人1台に行き渡った現状では成長余地が少ないと考えられています。

しかしながら、沖縄県は全国でも数少ない人口増加できている県であり、人口増加が沖縄セルラー電話の成長にもプラスに働くとコメントされています。

沖縄県は、全国でも数少ない人口増加している都道府県です。
すでにスマホは、1人あたりの保有台数が増えることが期待できないです。
でも、沖縄県でシャア5割を持つ、沖縄セルラー電話にとって、人口増加は大きな力を与えてくれます。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

人口増加により安定的な契約者数の伸びが見込めると評価されています。

沖縄県は、人口構成が比較的若く、まだ若干の人口増加が見込めるため、安定的な契約者数の伸びが見込めるんじゃないか、そして経営戦略そのものはKDDIと同じだろう、というのが投資テーマです。

引用元:「配当金を雪だるま式に増やす投資日記」Dividend Snowball Investing

固定通信事業

固定通信(光回線)事業は、全国的にNTTの独擅場となっています。特に光回線のインフラ部分はNTTのほぼ独占であり、他社はNTTから借りている場合がほとんどです。

沖縄も例外ではなかったのですが、沖縄セルラー電話は2010年に「auひかり ちゅら」を提供開始し、固定通信事業へと参入しています。

固定通信事業は費用先行型であったため、2011年3月期~2013年3月期は利益が停滞することとなりましたが、2014年3月期以降は連続増収増益となっています。

先行投資フェーズが終わって回収フェーズに入っており、NTTのフレッツ光からシェアを奪って黒字化・急成長しています。

・数年前に参入した固定通信事業は費用先行型であり、ここ数年来利益が横ばいだったのはそれが原因。
・すでに先行投資フェーズは終わって回収フェーズに入っている。
・固定通信事業は、来年度には黒字化の見込み。
・固定通信事業(NTTでいえばフレッツ光に相当)の県内シェアは20%、残りはNTT西日本。
・数年前のシェアは数%程度でここまで急成長。まだ拡大の余地がある。

引用元:セミリタイアを目指して株式投資する男の独り言

連続増配銘柄として

沖縄セルラー電話は、2018年3月期で17年連続増配と、日本有数の連続増配銘柄となっています。

上記の通り、固定通信事業の先行投資によって利益が停滞していた2011年~2013年もわずかながら増配を続けており、その後の利益拡大フェーズでは、増配率も上昇していることが紹介されています。

2011年から2013年は鈍化していますが、6期連続で増収増益と業績が上向いたことに伴い、増配率も上昇しています。

引用元:おさいふプラス

財務は鉄壁

固定通信事業の先行投資時期には僅かながら借入金もあったものの、既に完済して無借金経営となっています。

2018年3月期においては、自己資本比率82%となっており、鉄壁財務の状態です。

財務は問題なしと評価されています。

財務は問題なし。流動比率は400%以上、現預金は少な目ですが売掛金や貸付金が多いです。有利子負債も極少。

引用元:バネ男の株のアレ。

財務面は自己資本比率8割で鉄壁の安定感と評価されています。

財務面は、自己資本比率は8割で、鉄壁の安定感があります。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

株主優待は「au WALLET Market」商品カタログギフト

株主優待は保有株式数と継続保有年数に応じて、「au WALLET Market」商品カタログギフトがもらえます。

  • 5年未満
    • 100株以上  3,000円相当
    • 1,000株以上 5,000円相当
  • 5年以上
    • 100株以上  5,000円相当
    • 1,000株以上 10,000円相当

カタログの内容はKDDIと同じです。

全国47都道府県のグルメから1点選べると紹介されています。

全国47都道府県のグルメの中から、1点選べます。

希望の届け日を指定することもでき、送り先も株主以外に届けることができます。

引用元:大好き! 株主優待

KDDIと沖縄セルラー電話の両方の株主優待を取得されている個人投資家も多いようです。

沖縄セルラーさん
KDDIさん から到着しましたプレゼント

どちらも au WALLET marketの
カタログギフトです

引用元:シクちゃん

KDDIに続き沖縄セルラー電話から株主優待のカタログギフトが届きました。

内容はKDDIの株主優待と一緒ですが、2社で北海道の『十勝白い牧場アイスクリーム』と栃木の『アイスクリームセット』にします。

引用元:日米株での配当金生活を目指して

総合評価

KDDIとほぼ同じ扱いながら、沖縄限定と規模が小さい反面、地域密着の高シェアを誇る安定企業です。

2018年8月時点でPER13.8倍/PBR1.59倍となっています。KDDIと沖縄セルラー電話を1枚ずつ長期保有を決め込む個人投資家も多いようです。

株価は2016年中盤を底として右肩上がりが続いています。ファンダメンタルズ的には文句のつけようがなく、EPS成長・BPS成長に合わせて株価も上がっていくと思われます。今後も押し目買いが続きそうです。

KDDIと似ているものの、沖縄での圧倒的シェアによる安定感はKDDI以上かもしれないと評価されています。

沖縄で圧倒的シェアを誇るので安定感はKDDI以上かもしれません。ただ、株価自体はちょっと高いので優待利回りが若干下がったり、複数単元買いにくいかもしれません。100株くらいは持っていてもいいと思う銘柄です。

引用元:バネ男の株のアレ。

いい意味で何もいうことがない会社と評価されています。

とまあ短信開く気も起こらないたぶんいい意味で何もいうことがない会社。お値段次第で。今は高めな方とは言えそうです。また利回り的にもKDDI優位となりそうなのでKDDI買っててもっと優待ほしければ二枚目はこちらでとかKDDIを気にしてるような人はついでにこちらも見てより良さそうな方を選択とかはありになると思う。

引用元:大河の一滴

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