パラカ(4809)

パラカは、時間貸し駐車場運営・管理。土地賃貸型が中心だが、土地の自社保有型も展開しています。

創業以来増収を続けており、リーマンショック時も黒字を確保するなど、安定感があります。日成ビルド工業による買付けをきっかけとし、優待新設もされたことで、個人投資家の注目が集まっています。

パラカの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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コインパーキング管理で安定成長

パラカはコインパーキングの管理・運営を行って安定成長を続けています。

土地賃貸型と自社保有型

パラカのコインパーキングは、土地を賃貸している場所と、土地を自社で保有している場所があります。

パラカは駐車場を運営しています。貸借駐車場とパラカ自身が保有している駐車場の二本柱で運営しています。

引用元:Kabu Berry

2016年9月期においては、土地賃貸型と自社保有型では、以下の比率となっています。

  • 売上  賃貸型:保有型=85:15
  • 利益  賃貸型:保有型=57:43

賃貸型が多い一方で、利益は自社保有型の方が効率的にあげられるようです。そのため、自社保有型の駐車場を増やしている傾向にあります。

当社は自己所有駐車場を増やして、ストック収入を増やす戦略を重点的に行っていて、その資金はおおむね20年固定の銀行借入で賄っているそうです。
調達レートを上回る運営利回りを達成できれば、当社の利益は伸びる形になり、今のところそのような形で利益増加に繋がっています。

引用元:利回り生活

安定成長を続けている

パラカは創業以来増収を続けており、リーマンショック時も黒字を確保しており、安定成長を続けていると見ることができます。

リーマンショック近辺(07年→08年)の売上、利益を切り取っても、売上は増加を続け、利益も2割減程度に留まっています。景気後退局面に強いビジネスであることが確認できます。

引用元:利回り生活

業績は、ここ数年は、基本的に増収増益の傾向です。
駐車場運営は、ストック型ビジネスですので、安定感が高いです。
そういったビジネスモデルながら、増配を続けている点も評価できます。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

ただし、駐車場(コインパーキング)を手掛ける企業は総じて伸びているので、業界全体の成長によるところが大きく、パラカに独自の強みがあるとは思われていません。

駐車場を作って儲かるかどうかを見極める目利きが競争力の根源だが、
同業他社と比較し、相対的に特別な競争力があるとは思えない。

引用元:化学男のバリュー投資

1つ強みをあげるとすれば、駐車場ビジネスに専業であるということでしょう。パラカはパーク24や日本駐車場開発と比べると利益率が高いです。それは駐車場ビジネス以外の利益率の低い事業に手を広げていないためです。

指標を見る限り同業他社より数値は断然良い。
この理由はパーク24がレンタカーやカーシェア事業、
日本駐車場がスキー場など利益率、投下資本利益率の悪いビジネスをしているため数値が悪い。

引用元:化学男のバリュー投資

成長余地はあるか?

人口減少に傾いてきている日本で、駐車場需要はまだあるのか?という疑問があります。

日本の駐車場需要ってどうなんでしょう?
高齢化や若い人の車離れもあり、あまり大きくないような気もします。

引用元:化学男のバリュー投資

パラカの主張としては、人は減っていても車の保有台数は増えているため、駐車場需要はまだあるということのようです。

パラカの資料を見たら答えが載っていました。
簡単に話すと
「人口は減るが車は増える。」
ということです。この図から「若者の車離れ」というのはあまり見えませんね

引用元:Kabu Berry

日成ビルド工業による買付け

2015年2月に日成ビルド工業がパラカの株を買い進めていることが判明し、注目が集まりました。

憶測が渦巻く買付け

日成ビルド工業によるパラカの買付けは、どこまで買い進めるのか?何のための買いなのか?ということが分からず、憶測が渦巻く状態でした。

この会社は立体駐車場メーカーということもあり、
「どうもシナジーを狙った買収目的ではないか?」
という憶測も手伝って人気化しているわけです。

引用元:エナフンさんの梨の木

日成ビルド工業の発表している説明会資料をもとに、パラカの買収について計算された方もいます。実際には2017年4月現在でパラカ株を16.9%保有するに落ち着いています。

もし1,974百万円すべてをパラカの買収資金に充当するなら、現在のパラカの時価総額は126億円のため、19.74÷126≒0.16、つまり16%分の株を購入できることになります。(大きい買い需要が発生することによる株価上昇分は考慮せず)
すでに7%保有しているため、16+7=23、つまり23%保有で持分法適用会社になります。

引用元:株主優待バリュー株投資ブログ

防衛策として株主優待を新設

パラカは買収に対する防衛として、株主優待を新設し、株価の向上を図りました。株主優待はクオカードです。

日成ビルド工業による買付けは、株価上昇と優待新設をもたらし、個人投資家にとってはありがたい結果になったのではないかと思います。

これは、お金が余ってるからQUOカードでも配るか、といった話ではなく、昨年1月から10月にかけて日成ビルド工業からの株式買い集め攻勢を受けていたことに対して、株価を高くして対策しようとしたものと思われます。

引用元:利回り生活

割安株を持っていればハッピーなことが訪れるということを再認識した、とエナフンさんは述べています。

割安かつ成長を満たしている株を忍耐強く持ち続ければ、
いずれ大きく上昇しあなたをハッピーにするだろう根拠の一つは、

「買収される可能性が高まるから」

ということです。

引用元:エナフンさんの梨の木

総合評価

安定成長を続けるパラカは、割安成長株として光るものがありましたが、日成ビルド工業の買付けをきっかけとして株価は上昇し、指標的な割安さは減退しました。

しかし、2017年9月期も最高益を見込んでおり、安定成長はまだ続きそうです。また、日成ビルド工業がさらに買い増しする可能性もあります。このあたりに着目して個人投資家たちの注目は衰えていないようです。

【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:B
・財務安定度:C
・配当利回り:C
・割安感:C

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

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